投稿者: ユーザー通信

  • ユーザー通信 246号 2面 :岡本工作機械のJIMTOF2022/まったく新しいシリーズ展開で幅広い革新時代のニーズに対応!

    8シリーズの新製品・新技術で臨む『研削盤の総合提案』

    岡本工作機械製作所(本社=群馬県安中市、石井常路社長)は、11月8~日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」に出展する。オンライン開催だった前回展(2020)で披露できなかった製品・技術をさらにブラッシュアップし、4年ぶりとなるリアルJIMTOFで、計8シリーズ、そのうち新シリーズを4シリーズ提案する。

    まず、超精密の平坦度・鏡面のような面粗度を実現する静圧スライド採用の大型・中型の超精密平面研削盤。特に市場でも高いシェアを誇る門形平面研削盤は静圧摺動面・スベリ摺動面の両ラインナップが受注好調。加工用途に合わせた独自の設計でさらなる市場開拓を行う。近年高まる自動化ニーズに応える協働ロボット対応の超精密平面研削盤UPZシリーズを展示。砥石自動交換やワーク自動交換を組み合わせた研削盤における自動化の最新モデルや新機能を披露する。さらに、高能率研削を目的とした立軸ロータリー研削盤、脆性材加工をターゲットとしたグライディングセンタなど、創業80周年を超える総合砥粒メーカーとしての技術を結集し、未来のものづくりへ繋がる製品・加工技術の総合的な展開をみせる。製品ラインナップは次のとおり。

    ◆【静圧タイプ研削盤】①CNC超精密門形平面研削盤『UPG208CHLⅰ』②CNC超精密平面研削盤『UPG64CA-ⅰQ』(※新製品)◆【中型平面研削盤】③CNC精密平面研削盤『PSG127CA-ⅰQ(※新製品)④精密平面研削盤『PSG52SA1』◆【自動化ロボット対応】⑤CNC超精密成形研削盤『UPZ52Li』◆【円筒研削盤】⑥NC精密円筒研削盤『OGM250EXⅢ』◆【新シリーズ】⑦立軸ロータリー研削盤『VRG6DX』(※新製品)⑧グラインディングセンタ『UGM64GC』(※新製品)。併せて、「機上計測」「超精密・鏡面」「自動化・高能率・複合」「脆性材」の合計8シリーズの新製品および新技術の展示を予定する。同社は2015年以来掲げる『研削革命』(GRINDING INOVATION)を不変のスローガンとするが、多様化するニーズに対してこれら新製品・新技術で今回は、『研削盤の総合提案/TOTAL GRINDING SOLUTIONS』をメインテーマに臨む。このうち、JIMTOF2022で初披露となる新シリーズについて以下、フィーチャーする。

    ◆【中型平面研削盤 PSG127CA-iQ】・・・・・・同シリーズは大型化する金型部品や工作機械部品や半導体製造装置部品をターゲットとしている中型タイプの平面研削盤シリーズ。変わったのはデザインだけでなく、機械剛性・精度・環境面・省スペースに配慮して3D解析を取り入れた機械設計を新規に行ったという。また大型ワーク加工におけるオペレータの操作性にも着眼し、現場で使いやすい機能を豊富に搭載。最大といし軸モータ馬力は22kwと国内の同サイズの平面研削盤でも高馬力仕様となっている。オプションで静圧スピンドル方式にも対応可能となっており、高能率・超精密の双方を実現する。対話ソフトも同社がすでに世界展開を行っている文字レス対話ソフトを搭載。複雑な研削加工スキルのサポートを行える最新ソフトを搭載している。JIMTOFでは最新の機上計測結果を応用し、無駄な動きのない最適加工を実現する「MAP研削ソフト」を披露するとのこと。ほかにも、未来を見据えた安全規格カバー、油使用量の大幅削減によるサステナブル化、砥石バランスを自動バランシングするフルオートバランサーの搭載など、業界でも最新の加工技術を提案する。

    ◆【立軸ロータリー研削盤 VRG6DX】・・・・・・同社の正式ラインナップとしては初となる立軸ロータリー研削盤が登場。従来の横軸ロータリー研削盤と比較して、砥石加工面が10倍以上にアップするため、サイクルタイムも大幅に短縮することが可能となる。コラム3点支持方式により長年精度を高く使用できる構造、安全面に配慮した全閉カバー、11kwの砥石軸モータ馬力で高能率・高精度加工を支援する。JIMTOFでは寸法精度を安定させる直接定寸装置などのオプションも展開される。

    ◆【グラインディングセンタ UGM64GC】・・・・・・半導体産業の成長とともに大きくなる脆性材ワークをターゲットとする最新の研削盤。セラミックス・SiC・ガラスなどの脆性材加工はダイヤモンド工具でしか加工が出来ない材料だが、同社ではすでに各研削盤での実績は豊富にあり、新たにグラインディングセンタで脆性材加工の分野の市場を開拓する。左右・前後・上下・Φ600㎜の回転テーブルを保有する本製品は、ATC20本を標準搭載。同社の持つドレッシング技術や機上計測技術を組み合わせることで、精度の高い加工を脆性材においても実現する。

    研削革命をテーマにする岡本工作機械製作所のJIMTOF2022は、このように新シリーズ・新技術が勢ぞろいし、楽しみが増すばかりだ。【小間番号・E4020】

    ▲新シリーズ立軸ロータリー研削盤「VRG6DX」の加工イメージ
  • ユーザー通信 246号 3面 :ヤマシタワークスのJIMTOF2022/ユーザーからの熱い要望に応えた エアロラップ水分自動供給装置仕様を初披露へ

    鏡面仕上げ装置『AERO LAP』(エアロラップ)のメーカーであるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、「JIMTOF2022」(11月8~13日、東京ビッグサイト)でエアロラップの販社・日本スピードショアのブースにて、エアロラップ水分自動供給装置を初披露する。

    ヤマシタワークスはこれまで、過去のJIMTOFや数々の展示会でエアロラップのロボット・自動治具仕様の活用による鏡面仕上げの省人化~自動化を見据えた提案を行ってきており、その流れは今回、マルチコーン(湿式弾性研磨材)の特性を持続させながら研磨作業を連続で行うことを目的とした水分自動供給装置の開発に至った。繰り返し使用できる湿式研磨材=マルチコーンが表面を滑走することにより鏡面仕上げを行うのがエアロラップのメカニズム。水分を含有することで弾力性および粘着性を有し、研磨砥粒を複合させたマルチコーンを被加工材(ワーク)の表面を高速で滑走させて発生する摩擦力により研磨する。マルチコーンとは、核となる食品にダイヤモンド砥粒を浸透させ、練り込みコーティングを施し、水分(マルチリキッド)を与えることにより弾力性を生み出す。そこで始めて研磨材が力を発揮するものだが、今回のJIMTOFでは、この水分補給の自動化を出展する。安定した水分供給により、研磨材寿命の1・5倍アップや、ダイヤモンド砥粒の補充頻度を半分削減する効果が期待できる。また、長時間連続加工であっても粉塵発生を抑制でき、湿式の利点を最大限まで引き出すことが可能になるという。

    水分自動供給装置(外付け)は、兼ねてからあった「ユーザーからの熱い要望に応えて」のものだと、ヤマシタワークスの浜田賢治統括部長。「水分を投入しなくても安定供給ができる他社製品からすれば『そんな大袈裟なことをしなくても・・・』と見えるかも知れないが、搬送ラインのロボット化や自動化を達成したいユーザーでなければ、実際の導入は躊躇するものだと思うが」とした上で、浜田部長はJIMTOF2022への意気込みを次のように話す。「やはり、エアロラップの研磨材の性質をよく知っている、なおかつエアロラップそのものを知っていただいた上で、次のステップの話ができる企業様にユーザーとなってもらい、逆に、メーカーとしての当社を引っ張っていっていただけるように、との思いが強い」。【小間番号・E4024】

           

    ▲エアロラップ水分自動供給装置仕様のイメージ       ▲JIMTOF2018でのAERO LAP+ロボットアームのワンシーン
  • ユーザー通信 246号 7面 :オーエスジーのJIMTOF2022/脆性材用PCD工具新ブランド『6C×OSG』など新製品・新技術を紹介

    「再研磨・再コーティング」で持続可能社会に向けた最適化加工を提案

    11月8~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」でオーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)は、『Aブランド』(タップ、ドリル、エンドミル、スレッドミル)を中心に自動車、航空機、金型、ロボット関連部品等の加工現場におけるトータルソリューションを幅広く展示し、また微細精密加工が求められる半導体、電子部品分野など多様化するモノづくりのニーズに応えるべく、最適化した専用工具、さらに超硬合金やセラミックスなどの脆性材の加工コスト削減を可能にするPCD工具の新ブランド『6C×OSG』(シックスシーオーエスジー)などを紹介する。併せて、再研磨・再コーティングで省資源化と地球環境の保護活動につながる取り組み、貢献についても説く。これらの中から、主な新製品、最新の加工技術等をいくつかピックアップする。

     ◆『Aブランド』高硬度鋼用超硬エンドミル ロングネックラジアスタイプ 高能率仕上げ用4刃「AE‐CPR4-H」・・・・・・高硬度鋼の高能率直彫り加工を可能にするロングネックラジアスタイプの超硬エンドミルで、刃数を全サイズ4枚刃に設定することで能率を高めた。工具外径はΦ0・2~Φ4、コーナ半径はR0・02~の設定で全176アイテムをラインナップ。金型の高精度な仕上げ加工から微細精密加工まで幅広く対応する。底刃にスパイラル形状の新ギャッシュ仕様を採用。切りくず排出性が向上し、切りくずの嚙み込みを防止する。コーナR部は高精度なR精度±0・005、シャンク部はh4公差(0/-0・004)と優れたシャンク精度により高精度な加工を可能にする。コーティングは、高硬度鋼加工に最適化された「DUROREYコーティング」を採用し、高硬度鋼加工において長寿命化を実現する。さらにコーティング表面の平滑処理により加工面精度向上を図っている。高硬度鋼用超硬エンドミルには他にも、スクエア・ラジアス・ボール形状をラインナップしており、様々な加工に対応する。スクエア・ラジアス形状は、加工深さに応じたスタブ形「AE-MSS-H」、ショート形「AE-MS-H」、ロング形「AE-ML-H」の3種類をラインナップ。ボール形状は荒から中仕上げまで対応可能な高能率型4刃「AE-BM-H」と、高精度仕上げ用2刃「AE-BD-H」、ロングネックタイプの「AE-LNBD-H」を用意している。

     ◆『Aブランド』加工深さに応じた油穴付き超硬ドリル「ADO」・・・・・・最新の技術を駆使して、確かな品質を実現するAブランドの油穴付き超硬ドリル「ADO」は3D~50Dタイプをラインナップ。加工深さに応じた最適仕様で高能率・高品位・長寿命を実現し、幅広い被削材に対応する。特許取得済みのR Gash(アールギャッシュ)を全てのタイプに採用。切りくずを細かく分断し、圧倒的な加工の安定性を実現、優れた切りくず排出性により切りくずトラブルを低減する。溝仕様は、低スラスト・安定トルクで長寿命を実現するウェーブ刃形を採用した。40D・50DDタイプは、超深穴加工用に最適な溝ねじれ角25度でスムースな切りくず排出と工具剛性を両立した。外周マージン部は全てのタイプでダブルマージンを採用し、ドリル自体の直進安定性が向上。安定加工を可能にする。表面処理には、高い耐摩耗性・耐熱性に加え、じん性に優れ、長寿命と寿命安定化を実現する「EgiAsコーティング」を施している。

     ◆脆性材用PCD工具ブランド『6C×OSG』・・・・・・硬脆材用PCD工具ブランド『6C×OSG』は、脆性材料の加工コスト低減に貢献する。セラミックス、超硬合金、石英ガラスなどの硬脆材は加工の難易度が高く、ワイヤカットや型彫り放電加工、電着工具や軸付き砥石を用いた研削加工が一般的とされている。しかし、これらの加工方法には加工時間が長いという課題があり、加工コストは加工時間に大きく依存するため、加工時間の削減が大きなコストダウンにつながる。脆性材料を切削加工により、高能率かつ安定して加工することで加工時間を短縮し、大幅なコストダウンを可能にする6C×OSGは、専任スタッフがユーザーの加工に合わせた最適工具の選定から加工方法の提案まで幅広くサポートする。「PCD-MRM」(PCDラジアスエンドミル)は、多刃仕様で脆性材料の加工時間を短縮し、全体の加工コストを低減する。今年7月に発売した「PCD-MⅹD」(PCDドリル)は、高精度な穴加工と高い耐久性を実現することでコストダウンを実現する。製品ラインナップは次の通り。▽PCD-MXD(PCDドリル)15アイテム▽PCD-MRM(PCDラジアスエンドミル)12アイテム▽PCD-MCM(PCD面取り工具)3アイテム▽PCD-MTM(PCDスレッドミル)3アイテム。

    再研磨・再コーティング・・・・・・再研磨・再コーティングは、使用できなくなった工具を再利用する、環境にやさしい取り組みであり、省資源化と地球環境の保護活動につながる。オーエスジーでは、再研磨・再コーティングを同社グループ会社で対応するため一括で受け入れが可能である。総合工具メーカとしてオーエスジーが長年培ってきた工具設計のノウハウとコーティング技術を最大限に活かし、新品同様の性能を再現。再研磨品であってもサイクルタイムを低下させず、消費電力の増大を防ぐ。また、加工環境に合わせた刃先のカスタマイズも可能、超硬・ハイスソリッド工具からPCD工具、転造ダイス、特殊製作品まで幅広い製品に対応でき、再研磨・再コーティングを通して、持続可能な社会に向けて最適化した加工を提案する。加えて、再研磨できなくなった超硬工具のリサイクルも推進しており、OSGグループ会社の日本ハードメタルが超硬リサイクルすることで希少金属のレアメタルを再利用する。このようにオーエスジーでは、「再研磨・再コーティング」と「超硬リサイクル」で省資源化と地球環境の保護活動へ貢献する。【小間番号・W1020】

    ▲脆性材用PCD工具ブランド「6C×OSG」   ▲Aブランド「AE‐CPR4-H」 
  • ユーザー通信 246号 4面 :ダイジェット工業のJIMTOF2022/多様化・難削化する被削材に適応する最新工具を出展

    11月8~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」でダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、多様化・難削化する被削材に適応し、高能率・高精度・長寿命に貢献する最新MC加工用工具(金型加工用工具・ドリル)を中心に、ユーザーの加工改善につながる高性能な工具を多数出展する。このうち、直近新発売となった製品群についてピックアップする。

     ◆新開発 高能率肩削りカッタ『SIC-EVO』・・・・・・片面2コーナーの三次元インサート使用により、低切削抵抗でかつ切りくず排出性に優れた肩削り加工用刃先交換式カッタ『SIC-EVO』(SSV形)を 開発し、高能率かつ高精度な加工を可能とした。主な特長は次の通り。①切りくず排出性とカッタ本体剛性に優れ、軸方向切込み量(ap)最大15㎜可能な高能率肩削りカッタ。側面加工、平面加工、溝加工、ポケット加工など幅広い用途で高能率な加工を実現できる②インサートの外周切れ刃軌跡を円弧状とすることで、大きな軸方向切込み量でもカスプハイトが小さく抑えられ、高能率かつ高精度な立壁仕上げ加工を可能とした③インサート材種は、一般鋼や 35HRC以下のプリハードン鋼、ステンレス鋼に適し、耐欠損性に優れた材種「JC8050」と、鋳鉄および50HRC以下の焼入れ鋼に対応する耐摩耗性に優れた汎用材種「JC8118」を採用。主用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、50HRC以下の焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の肩削り加工用。

     ◆刃先交換式ドリル『TA-EZドリル』にフランジ付きシャンクタイプ・インサートサイズを拡張・・・・・・多様化する市場のニーズを捉え、刃先交換式ドリル『TA-EZドリル』(TEZD形)に新たに、フランジ付きシャンクタイプ本体(TEZD-F-MS/ML/XL形)およびインサート(TEZ形)のサイズラインナップを拡張することで、ユーザーニーズに対応する。主な特長は次の通り。①切削抵抗が低い独自の刃先形状で高能率な穴あけ加工を実現②工具交換はインサートを交換するだけで可能で大変経済的③本体は高剛性ボディを採用し、本体寿命のみならずインサート寿命を大幅アップすることが可能でコストダウンを実現④独自のクランプ方式により、切刃部が確実に給油され切削性能アップ⑤フランジ付きシャンクタイプはドリルセット時の剛性を向上させ、安定した性能で長い加工寿命を実現。主用途は、炭素鋼、工具鋼、合金鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の穴あけ加工。

      ◆『TA-EZドリル』に耐熱合金用インサート追加・・・・・・インサート交換が容易で切削性能に優れるTA-EZドリル(TEZ-S形)にステンレス鋼、チタン合金や耐熱合金用のインサートを追加ラインナップし、幅広い市場への加工対応を可能とした。主な特長は次の通り。①新シンニング形状により切削動力値が低減され、シャープな先端形状と幅広いシンニングポケットで食いつき時の求心性が向上し、良好な切りくず排出により安定した穴あけ加工を実現②微小マージン幅を広いランド幅で支える外周形状により、ステンレス鋼、チタン合金や耐熱合金加工時の切削熱の発生を抑制し、加工面粗さ向上と長寿命を実現③独自の給油方式により切刃部が確実に給油され切削性能アップ④耐熱亀裂性、耐欠損性、耐酸化性に優れた新超硬コーティング材種「JC7515」の採用で、安定した長寿命を実現。(※加えて、前出のTA-EZドリル/TEZD形の②③と同特長)

      ◆新コーティング材種『DS1シリーズ』インサートを新規ラインナップ・・・・・・難削材加工用新コーティング材種『DS1シリーズ』インサートに新たにショルダーエクストリームEXSAP-11用インサート/ミラーボールSSインサートを新規ラインナップした。主な特長は次の通り。①難削材加工に特化したコーティング材種「DS1」コートを採用②コーティングの密着性が強く耐欠損性と平滑性に優れる③低化学反応性で平滑な表面のため被削材に対する耐溶着性が向上。主用途は、チタン合金、耐熱合金など難削材の荒加工・中仕上げ加工・仕上げ加工。

     ◆ソリッドエンドミル『ハード1ラジアス』にアンダーネックタイプをラインナップ・・・・・・ソリッドラジアスエンドミル『ハード1ラジアス』(SFSR形)のレギュラーサイズに加え、新たにアンダーネックタイプをラインナップした。焼入れ鋼などの高硬度な鋼材の直彫り加工で、ポケット加工や立壁加工時に加工物と干渉しないアンダーネックタイプのシリーズを揃え、高能率加工のさらなるニーズに対応する。主な特長は次の通り。①荒加工から仕上げ加工まで幅広く対応し、工具剛性を向上させた4枚刃ソリッドラジアスエンドミルで、ポケット加工や立壁加工時に加工物と干渉しないアンダーネックタイプを取り揃え、びびり振動を抑制してより深い高能率加工が実現できる②高精度なコーナーR切れ刃と外周切れ刃はシームレス形状を採用、不等分割・不等リードで切削抵抗を低減し、良好な仕上げ面と加工時のチッピングを抑制できる③彫り込み加工が可能な広い切りくずポケットを有する中心刃形状で、(L/D=0・2)以下のドリリング加工も可能④高速回転における剛性と精度を有した焼きばめホルダ(シュリンク)やハイドロツーリングに適応可能なシャンク精度を有している⑤超硬コーティング材種に高硬度材加工用新材種「DH110」を採用。超硬母材は超微細なWCを用い優れた刃立ち性が得られる。被膜「DH1」はナノ多層膜で構成された耐高温酸化性、耐衝撃性、被膜靭性および密着性において優れた材種である。

    ワークショップ開講 「DS-1シリーズ」の改善事例交えチタン合金等の高能率加工を提案

    なお、11月11日(金)15時~16時には、東京ビッグサイト会議室棟6F・606会議室にて、「『DS-1』新コートによるチタン合金等の高能率加工のご提案』と題した出展者ワークショップを開講し、難削材といわれるチタン合金、耐熱合金の加工における溶着による初期欠損や急激な摩耗の進行等の問題解決策を『DS1シリーズ』の改善事例を交えながら提案を行う。【小間番号・W1038】

    ▲「SIC-EVO」          ▲「TA-EZドリル」

     

  • ユーザー通信 246号 8面 :三井精機のJIMTOF2022/プレシジョンセンタなど「さらなる高精度」加工極める工作機械4機種+コンプレッサ出展

    三井精機工業(本社=埼玉県比企郡川島町、川上博之社長)は、11月8~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」に、『究極の精度、「人」と「技術」を未来へ』をテーマに、工作機械4台とコンプレッサ1台を出展する。出展機は、プレシジョンセンタ『PJ303X』、5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55X Ⅲ』、高精度ジグ研削盤『J350G』、超高精度横形ジグボーラー『H6E』と、省エネ性能を極めた水潤滑インバータコンプレッサ『ⅰ-14022AX2-R』。それぞれの見どころ、主な特長を概観すれば、次のとおり。

    ◆【PJ303X】・・・・・・「精度の三井精機」が新たに創出した精密微細加工に革新をもたらす機種。レンズ金型加工等を含めた微細金型、医療機器、電極、燃料電池、航空宇宙関連部品、半導体・光学系部品をターゲットとして狙い、同社の微細精密加工分野への参入を期し誕生した。熱変形による姿勢変化を考慮した左右対称門型コラム構造、直線軸は高速駆動リニアモータ、回転軸はDDモータを採用。回転式の2段扉により正面操作扉の開口幅を広くている。パブリックの展示会では、昨年3月に幕張メッセで開催されたGrinding Technology Japan 2021での初披露以降、4月にはINTERMOLD東京展、10月のMECT(名古屋)、今年4月のINTERMOLD大阪展と出品を重ね、注目を集めている。◆【Vertex55X Ⅲ】・・・・・・Vertexの特長である直線3軸が箱型一体ベッドの上にある構造を生かし、Φ400㎜テーブルを搭載しながら、コンパクトな機械本体で工具やワークへの接近性が良好。最新の主軸熱変位補正機能を搭載、高精度傾斜・回転テーブルは標準のギア駆動のほか、DDモータ仕様も用意している。◆【J350G】・・・・・・従来機に比べ砥石自動切込みストロークを大幅に拡張したことにより異径穴の自動加工範囲が拡大した。操作盤はタッチパネル式15インチLCDを採用し、同社独自開発の対話型ソフト「G-MAPS」を搭載。安全性とデザイン性を兼ね備えた全体カバーを標準装備している。◆【H6E】・・・・・・従来のJidic H6Dから解析を重ね、さらなる高剛性、さらなる高精度加工を実現した。各直線軸V-V案内面に精密ニードルローラーベアリングを敷き、摺動抵抗を極めて小さくし、究極の高精度位置決めを実現した。◆【ⅰ-14022AX2-R】・・・・・・独自の圧縮機構「Zスクリュー」を極限まで高め吐出空気量を増やし、トップランナー 規制対応モータを採用し、高効率・省エネの両立を実現した。【小間番号・E3026】

    ▲今年4月INTERMOLD(大阪)出展時の「PJ303X」

  • ユーザー通信 246号 5面 :安田工業のJIMTOF2022/次世代を担う最新5軸MC『YBM Vi50』が満を持し登場!

    Beyond the future with YASDA『YASDAで未来を超える

    デジタル技術を活用したものづくりでユーザーに「真の価値」を提供

    安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町)は、11月8~日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」に、『Beyond the future with YASDA:YASDAで未来を超える』をスローガンに出展する。安田拓人社長は、「前回のリアル開催だったJIMTOF2018から4年。IoTを活用したDXによる新たな価値の創出もこの4年間で飛躍的に進んだことは確かであり、変化のスピードに遅れを取ることなく対応していくことが求められている。そんな中、精度や品質を大切にすることはもちろん、デジタル技術を活用したものづくりで、お客様に『真の価値』を提供できる製品とソリューションを、ぜひとも4年ぶりのリアル展示会場で提案したい」との考えを示す。

    出展製品は、満を持して投入する新型5軸マシニングセンタ『YBM Vi50』、自動化・省力化を主眼にバージョンアップを施した『YBM 640V Ver.Ⅴ』、高精度微細加工のフラッグシップモデル『YMC 650&RT20』。それぞれの特長、見どころを概観すれば、次のとおり。

    【YBM Vi50】・・・・・・次世代を担う最新5軸マシニングセンタが遂に登場した。オールマイティーな分野の高精度5軸加工機としてユーザーから好評を得ている「YBM Vi40」をさらにサイズアップし、特徴を引き継ぎながら、よりワイドレンジに高精度 加工を実現した。Φ650㎜×H500㎜、重量500㎏までの大型ワークに対応可能となったYASDA立形5軸MCのフラッグシップモデルがワールドプレミアとなる会場で体感できる。【YBM 640V Ver.Ⅴ】・・・・・・高精度立形のベストセラー機が装い新たにバージョンアップした。金型加工から部品加工まで、幅広い分野での定番立形MCとして好評を得ていた「YBM 640V」が発売から28年目に大幅リニューアル。 進化に見合ったデザインを纏いつつ、操作性、メンテナンス性を向上、そして消費電力は削減する環境性能も手に入れバージョンアップした。従来からの独特な機械構造、徹底した熱変位対策、独創的なスピンドルなどYASDA独自の技術はそのままに、生まれ変わったYBM 640Vが、ユーザーの「やりたい」をかなえる。【YMC 650&RT20】・・・・・・「YMC 430&RT10」で実現したワンランク上の微細加工能力を継承しながら、 高まる微細加工ワークの大型化ニーズに応えるべく、構造から一新した、 超高精度リニアモータ駆動の5軸MC。JIMTOF2022では、AWCと組み合わせてYASDAオリジナルの操作支援ソフト 「OpeNe」を利用した「YASDAだからできる自働化」を提案する。

    「かなえるYASDAの自働化」

    また会場では、YBM 640V Ver.ⅤとYMC 650をEROWAロボットで連結し、 ユーザーの「やりたい」をかなえる、 高精度なモノづくりの「自働化」ソリューションを展開する。【小間番号・E5023】

    ▲28年目の大幅リニューアルを遂げた「YBM 640V Ver.Ⅴ」

  • ユーザー通信 246号 6面 :DMG森精機のJIMTOF2022/AMと切削のハイブリッドレーザ金属積層造形機を日本初披露!

    ◆5軸加工機・複合加工機による工程集約、自動化、DX化に貢献する製品・技術、取り組みを紹介

    ◆東京GHQオープンハウス同時開催(JIMTOF会場との無料シャトルバス運行)

    DMG森精機(グローバル本社=東京都江東区、第二本社=奈良市、森雅彦社長)は、11月8~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」で、「工程集約/自動化/DX化」をテーマに、東館8ホール(E8017)では、5軸加工機・複合加工機による工程集約の提案、ユーザーの生産性向上に貢献する自動化システム、ユーザーをサポートするデジタルサービス、CO2排出量削減に貢献する製品・技術、取り組みを中心に紹介する。

    労働人口の減少や生産形態の多様化に伴い、多品種生産の自動化へのニーズがより一層高まっている中、DMG森精機の自動化システムは、ワークを直接把握して搬送する「ワークハンドリング」、ワークをパレットごと搬送する「パレットハンドリング」 、工具を搬送する「ツールハンドリング」をラインアップしており、3タイプの自動化システムを一堂に会した展示を行う。また、システムを継続的に使用するためには、切屑・クーラント・ミストの、いわゆる「加工3悪」の対処や計測の自動化、そしてデジタル化の取り組みも不可欠であり、今回のJIMTOFでは、これらのトータルソリューションを提案する。そして、アディティブマニュファクチャリング(AM=金属積層造形)においては、切削加工と金属積層造形を1台で行うレーザ金属積層造形機『LASERTEC 3000 DED Hybrid』を日本初披露する。金型補修やコーティングに最適なこのAMと切削のハイブリッド機については、南館1ホール (AM102)の特別企画「Additive Manufacturingエリア」でも同様のプレゼンテーションを実施する。そのAMエリアでは他にも、パウダーベッド⽅式のレーザ金属積層造形機『LASERTEC 12 SLM』を展⽰し、実演加⼯やエキスパートによるプレゼンテーションを通して、金属積層造形における同社の製品と取り組みを紹介する。DMG MORIは金属積層造形におけるパウダーベッド方式と パウダーノズル方式の両方式をそろえ、ユーザーのあらゆるニーズに応える製品をラインアップし、ワーク展示や実演加工を通して最新のソリューションを展開する。

    さらに、JIMTOF期間中は、同社の東京グローバルヘッドクォータ(江東区潮見)にてオープンハウスを同時開催し、LASERTEC 3000 DED Hybridを含む最新鋭の機械を多数展示し、エンジニアによる実演加工を通してユーザーに最新のソリューションを提案する。このうち、増加する小型複雑形状ワークに対応し、 省スペースで最大限の生産能力を実現する高速・高精度複合加工機『NTX 500』と高生産性ターレット型複合加工機『NZ Platform』 はいずれも日本初出展となる。加えて、JIMTOF期間中、3DCGソフトウェアによるフルCG制作(4K画質)のデジタルツインで 同社ブースを再現し、同社の特設Webサイトにて公開する。会場に出向けない人たちにとっても、デジタルならではの体験を楽しむなど、同社の最新技術が結集された次世代の製品・技術の方向性が一同に体感できる6日間となる。【小間番号・E8017】【小間番号・AM102】

    ▲JIMTOF、東京GHQオープンハウスにて日本初出展となる切削加工&AMのハイブリッド金属積層造形機 「LASERTEC 3000 DED hybrid」

  • ユーザー通信 246号 9面 :ITFの工具用AlCrN系新コーティング『ISA』など出展 「関西 ものづくりワールド」に2万7千人来場

    10月5~7日、大阪南港のインテックス大阪にて、第1回となる「ものづくりODM/EMS展」「製造業DX展」を含めた計9展で構成する「第25回 関西 ものづくりワールド」が開催され、3日間で27162人が来場した。今回は特別企画として、世界初のクロムフリー表面処理や環境に優しい金属素材、次世代の油洗剤といった「業界初」「エコ」製品特集コーナーが設けられ、日本初の100L未満小型タンク用高性能精密濾過装置「完全濾過くんエボリューション」(Kamogawa)など48社がパネルで紹介された。

    構成展のうち「機械要素技術展」に出展した、DLCコーティングのリーディングカンパニー、日本アイ・ティ・エフ(本社=京都市南区、森口秀樹社長)のブースでは、EV化によりギア部品が増加傾向の需要に向け、歯車系の部品を加工する工具用のコーティング膜として、20~60HRCの幅広いワーク材質に対応可能な工具用AlCrN系超多層膜の新コーティング『ジニアスコート ISA』などを紹介した。ちなみに、時節柄「水素」というワードに対する来場者の敏感さがうかがえたという。ただし、同社でいう水素(水素フリーDLCなど)とは、来場者が考える水素とはまた違った水素であり、その回答から始めてコーティングの案内をしていく・・・という流れが多く、話のきっかけづくりには事欠かない様子だった。いずれにせよ、水素への今までにはなかった過敏さが見てとれる展示会となった。

    なお、日本アイ・ティ・エフは「JIMTOF2022」(11月8~13日・東京ビッグサイト)にて、新型アーク蒸発源を搭載した切削工具・金型・自動車部品・装飾部品向けPVD成膜装置『ⅰDSシリーズ』のポスター展示と1/15スケールの装置模型の展示、また新開発のフィルタードアーク蒸発源を搭載した自動車部品向け平滑DLC成膜装置『MFシリーズ』を紹介する。(JIMTOF小間番号・S1035)

    ▲ホブの展示で「ISA」を紹介(中央下)。日本アイ・ティ・エフは構成展のうち「機械要素技術展」に出展

  • ユーザー通信 246号 11面 :マイ・テクノス『EcoloMatic・Filter』など出展 「メッセなごや2022」開催(11月16~18日、ポートメッセなごや)

    11月16日(水)~18日(金)の3日間、ポートメッセなごや・第1展示館(名古屋港金城ふ頭)を会場に「メッセなごや2022」が開催される。メッセナゴヤとは、2006年に始まった国内外の製品・技術、サービス業界が一堂に会し、例年4万人強の来場者が訪れる日本最大級の異業種交流展示会で、2021年からはコロナ感染対策としてリアルとオンラインを融合させたハイブリット展示会での開催を行い、計36868人の来場があった。17回目を迎える今回は昨年に続きハイブリッド開催にて、出展者・来場者ともに製造業をはじめ、住宅・建設・不動産、IT・情報通信、商社・流通・物流等、業種は多岐にわたる。

    そんな中、製造生産におけるクーラント液・濾過システムのプロ集団であるマイ・テクノス(東大阪市、森本晃社長)は、工業用濾過装置『EcoloMatic・Filter』(エコロマチックフィルター)を今回も出展する。特許取得の技術により、従来の濾過につぃする考え、タンクユニットの概念が180度変わるエコロマチックフィルターは、フィルター交換に関わる購入費・廃棄費・人件費等の大幅削減が可能だ。エコロマチックフィルターは、①濾過精度の安定②クリーン液の維持③定期的なフィルター交換不要と廃棄物の削減④加工精度の安定による高品質の維持⑤希少金属の再資源化といったクーラント液濾過装置におけるこれら課題の解決で、大手企業に多数採用されている。例えば、ワイヤーカット、放電加工機に取り付けて10年間、フィルター無交換などさまざまな実績がある。また、マイ・テクノスでは直近、新規事業として、雨を防ぎながら換気のできるオリジナルブランド『EcoloMatic・ルーバー』(レインブロック)も開発し、好評を得ている。

    ▲マイ・テクノス「EcoloMatic・Filter」過去出展時のワンシーン

     

  • ユーザー通信 246号 11面 :フルサト・マルカHD 新ブランドは『UNISOL』(ユニソル)

    第2四半期決算報告 増収増益は期初予想通りに進捗、通期で売上高1580億円・営業利益55億円見込む

    9月16日、フルサト・マルカホールディングスの2022年12月期第2四半期決算関連報告がWEB会議で開催され、同社本社ビル(大阪市中央区南新町)から、古里龍平社長、大谷秀典常務らが会見に臨んだ。

    古里社長は最初に、新ブランド名とシンボルマーク、新グループ理念(体系)の概要を説明。グループ全体のサービスや商品を統括する新ブランド名は『UNISOL』(ユニソル)と制定。ユニーク(UNIQUE)+ソリューション(SOLUTIONS)を由来とし、シンボルマークは、ユニークの頭文字「U」に感嘆符「!」を組み合わせた。ユニークは同社がこれまで最も大切にしてきた価値観であり、「SOL」はどこにもない、真似のできない、一味違うソリューションの提供への決意を込めるとともに、ラテン語の太陽も意味することから、光を感じさせるイエローをカラーリングした。さらに、新グループ体系のスローガンは「『その手があったか』を、次々と。」とし、「感動提案で今を拓き、変化の先まで伴送する」をミッションに、ビジョンを「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」とした。

    その上で、古里社長は連結業績説明に移り、売上高769億1100万円(前年同期比110・7%)、営業利益27億6千万円(同227・1%)、親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益21億8300万円を報告。主な増減要因として、期初予想に対しての利益増加は想定通りであり、利益率変動は鋼材価格の上昇による製品単価の値上げが影響。新人事制度により人件費が増加し、経営統合による経費節減効果を挙げた。連結損益では売上高は期初予想通りに進捗。流動資産は売上高増加に伴い増加。純資産合計も利益剰余金が増加し、自己資本比率は60・2%となった。セグメント別業績の「機械・工具」では、国内における半導体製造装置、建設機械、食品業界は好調、工作機械業界は堅調に推移したが、自動車関連は部品不足の影響もあり低調だった。海外においては、北米での営業活動拡大による商圏拡大と為替の影響により好調。この結果、売上高は513億8100万円、セグメント利益は15億6600万円。連結海外売上高は126億4千万円、前年同期比では14億4100万円(4・4%)増、海外売上高比率は16・4%となった。

    なお、通期予想は最近の業績動向をふまえ、8月1日に連結業績予想を修正。売上高は前年対比10・4%増加予想の1580億円、営業利益は前年対比73・1%増加予想の55億円、経常利益63億5千万円、純利益41億円を見込む。

    ▲シンボルマーク

PAGE TOP