カテゴリー: ユーザー通信 WEB版

  • Teledyne SP Devices/高速データ収集における大きな進展を発表

    Teledyne SP Devicesは、高速ADQ3データ収集ボードファミリと独自のlibads NVMeストリーミングライブラリを組み合わせることで、高速データ収集における大きな進展を発表した。これにより、毎秒数10GB規模の持続的なディスク書き込み性能が実現され、広帯域信号収集、レーダー解析、衛星監視、科学計測機器などの用途において長時間のデータ収集および記録が可能になる。

    なぜ高速ディスクストリーミングが重要なのか

    最新のデータ収集システムは、毎秒数10GBに達する高精度データを継続的に生成します。従来のファイルシステムベースのストレージ方式では、レイテンシの発生やスループットの制限が避けられず、デジタイザの最大速度での連続記録を維持することができません。これらの制約を解消するために、Teledyne SPDevicesは高性能なNVMeストリーミングライブラリ「libads」を開発した。このライブラリはSSDアレイに対してブロックレベルで直接書き込みを行う。オペレーティングシステムを完全にバイパスすることでボトルネックを排除し、ADQ35デジタイザと組み合わせることで中断のない高速データキャプチャに必要な持続性能を実現する。

    ディスクストリーミング・アーキテクチャ

    高性能なディスクストリーミングは、デジタイザからストレージへの効率的かつ決定論的なデータ転送に依存する。このアーキテクチャの中核を担うのがADQ35であり、シングルチャネルモードでは最大10 GSPS、デュアルチャネルモードでは5 GSPSで動作し、20 GB/sの生データを生成する。PCIe Gen3インターフェースは、デバイスあたり最大14 GB/sのホスト転送帯域幅をサポートし、超高速データキャプチャの基盤を形成する。

    適切なホストPCには、デジタイザ、GPU、NVMeキャリアボードをボトルネックなく収容するために、十分なPCIe Gen4またはGen5 x16スロットが必要だ。複数のNVMeドライブを並列接続するために、PCIeバイファケーションやPCIeスイッチが利用されることが一般的である。RAIDアレイは、長時間にわたる安定した書き込み性能を実現するKioxia CD8のようなエンタープライズ向けNVMe SSD、またはSLCキャッシュ制限を許容できるコスト効率の高いバースト記録向けにハイエンドコンシューマ向けSSDを用いて構築できる。libadsはディスクの生セクタに直接書き込むことでオーバーヘッドを最小化し、スループットを最大化する。

    libadsの役割

    libadsは、大容量かつ連続したブロック書き込みを用いて、ADQ35からNVMeドライブへの直接データストリーミングを管理する。このアプローチにより、適切なRAID構成では25 GB/sを超える持続的な書き込み速度を実現し、ジッタを最小限に抑えた決定論的な性能を維持する。このライブラリは、コンパクトなシステムからペタバイト級のRAIDアレイまでスケーラブルに対応し、CPU負荷を低く抑えることで、ホストプロセッサが監視処理やGPUを活用したリアルタイム処理に専念できるようにする。

    ストレージ構成例

    5台の高性能SSD(例:Kioxia CD8)で構成されたエンタープライズ向けRAIDシステムは、総容量約75TBで、持続的な書き込み速度25GB/s以上を実現可能。この構成は、デジタイザのフルスピードで数時間にわたる記録を行う用途に最適であり、長時間にわたってスループットの低下なく安定した性能を提供する。コスト重視の環境では、Kingston Fury Renegade G5のようなハイエンドコンシューマ向けNVMeドライブ2台を用いた構成により、数百GB規模の記録に適した高速バースト書き込みが可能だ。SLCキャッシュが枯渇すると性能は低下するが、短時間のキャプチャや予算制約のある用途においては有効な選択肢となる。

    性能に関する考慮事項

    最大スループットを達成するためには、PCIeレーンの適切な割り当て、大容量ブロック転送サイズの使用、選定したSSDの耐久性および持続性能特性、さらに長時間記録時のドライブのサーマルスロットリングを防ぐための十分な熱管理が重要だ。

     

  • ARC Informatique/IEC 62443-4-1認証を取得

    PcVueプラットフォームの提供元であるARC Informatiqueは、産業用オートメーションおよび制御システム
    における安全な製品開発のための国際的に認知されたサイバーセキュリティ規格であるIEC 62443-4-1認証
    を取得したことを発表した。

    組織的コンプライアンスから製品セキュリティへ

    ISO 9001、ISO 14001、ISO 27001の認証をすでに取得しているARC Informatiqueは、製品開発ライフサイク
    ルにサイバーセキュリティを直接組み込むことで、ガバナンスモデルをさらに強化している。ISO 27001が組織の情報およびプロセスの保護を保証するのに対し、IEC 62443-4-1は重要インフラ向けの安全な製品開発要件に特化している。この認証は戦略的な進化を示しており、すなわち、サイバーセキュリティを組織レベルにとどまら
    ず、PcVueプラットフォームのエンジニアリングの中核に組み込むというものだ。

    エコシステムにもたらす付加価値

    PcVueのユーザーおよびパートナーにとって、IEC 62443-4-1認証はサイバーセキュリティリスクの低減を通
    じて運用上の信頼性を提供する。また、体系的な脆弱性管理とタイムリーなセキュリティアップデートにより継続的な保護を確保しながら、システムの認定および導入を加速する。その結果、このプラットフォームは単に高い性能を発揮するだけでなく、安全性・信頼性・サイバーレジリエンスを維持できるよう設計されている。

    「IEC 62443-4-1認証の取得は、PcVueのコンプライアンス戦略ロードマップにおける重要なマイルストーン
    だ」と、ARC Informatiqueの品質・パフォーマンス責任者であるMostapha ELANSALI氏は述べている。「これは、重要かつ高度に規制された環境で事業を展開するお客様を長期的に支援するという当社のコミットメントを示すとともに、PcVueプラットフォームのセキュリティ、信頼性、サイバーレジリエンスを継続的に強化していく姿勢を反映している」

  • 三菱電機グループ全技競 伊丹製作所で「旋盤」競技を開催

    グループにおける技能向上・伝承の象徴的施策 「選手とコーチがペア」で競う

    三菱電機(本社=東京都千代田区丸の内)が「伝承と技術水準の一層の向上」「現場重視・技能尊重の風土醸成」「トップレベルの技能者育成」を目的に、1977年より開催している「三菱電機グループ技能競技大会」が今年で46回目を迎えた。

    三菱電機の全国に所在する製作所ごとに開催する予選に、概ね84職種・1207名の選手が参加し、決勝戦の位置づけとなる全社大会には10職種・102名が出場した。

    全社大会のうち、電子通信システム製作所/伊丹製作所(兵庫県尼崎市塚口本町)の実習場では「旋盤」競技(実技+学科)が10月22日に実施され、同社全国の製作所から選出された20代前半の若手を中心とした10名の選手が参加し競技(実技)に臨んだ。

    精度±0・02―0・03㎜での加工技能を競う 4時間で3つの部品を加工し組合せ完成品に

    回転させた金属材料に刃物等の工具をあて「削り」「穴あけ」「切断」などの加工を行う旋盤職種の課題では、コピー用紙の厚さ(約0・08㎜)よりも精密な±0・02㎜-0・03㎜の精度での加工技能が求められるため、正確な寸法の把握や要求精度に仕上げる機械の取り扱いが求められる。

    そんな中での課題概要は、合金である「炭素鋼」を材料とし、3部品を作製し、1つの部品に組み立てを行う。実技の制限時間は4時間としており、冒頭の30分程度が報道陣に公開され、競技開始前の緊張感漂う静かな空気の中から、スタートの合図と共に一斉に猛スピードで動きだし、匠の技を繰り出す選手たちの姿が見どころの一つとなった。

    報道陣には見学に先立ち、全技競(三菱電機グループ技能競技大会)の全体像が、同社人事部人材開発センターものづくり教室長の松本泰典氏から語れられた。

    三菱電機は今年度(2025年)より、リスクを恐れず、自由な発想で価値を創出する「イノベーティブカンパニー」への変革を目指しており、この中では、新たな価値の創出に向けて「コンポーネント×デジタル両輪の成長への集中投資」を掲げている。

    昨年度まではなかったコンポーネントという言葉が、今年からトップに入ったことを、三菱電機の漆間啓社長曰く「あなたたちがつくってる製品そのものなんだ」と言い換え、技能系社員に向けて話しているという。松本氏は、「変革の最上段にあるのが『あなたたちのものづくりが一番大事』を伝えているのが私の仕事」だと自身の役割にふれ、大会の概要説明に入った。

    全技競には、次の10職種がある。①精密仕上げ(名古屋・10月)②配電盤組立(丸亀・10月)③品質検査(長岡京・10月)④メカトロニクス(静岡・10月)⑤旋盤(伊丹・10月)⑥構造物(伊丹・11月)⑦ろう付(和歌山・11月)⑧マシニングセンタ(姫路・11月)⑨機器組立(福山・11月)⑩電子機器組立(鎌倉・11月)。

    当日に至るまでに4つの職種を終えており、旋盤は5番目の大会となる。第1回は昭和52年、2003年以降職種を暫次増加し、17~19年度は11職種・120名超、20・21年度はコロナ禍により中止となったが、22年に3年ぶりの大会を開催し「競技は各開催製作所に集合して行えたが、開会式だけはオンラインとなった」

    そして今年度(25年)は、前述のとおり10職種・102名の参加者は49・5%(50名)が初参加、全体の平均年齢は25・1歳、所属比率は同社社員が68・6%(70名)・関係会社社員が31・4%(32名)となった。

    選手とコーチの間柄に涙腺緩む・・・・

    大会の目的について「技能を育成し、強化し、伝承する、ここを非常に重要視している」と松本氏。「今回の見学でもその様子が伺えると思うが、競技する選手にはコーチが必ず後ろ、もしくは横で心配そうな顔をして付いている。この『選手とコーチの間柄』こそが、まさに『伝承』だと、私も見ていて涙出そうになるくらい、2人の『絆』があり、やはりここで、実際に、技能が伝承されているのだと、いつも感じる」

    このように、三菱電機グループの技能競技大会は今後も継続しながら、技能を伝承しつつレベルアップに寄与する大会になっている。

    続いて、運営委員が、課題である3つの部品を組み合わせた完成品を示し、「完成までに制限時間は4時間であり、延長時間はなく、その時点で終わっていなければ、そこで打ち切り」とのルールを説明した。

    さらに、組み合せの実演を交えながら「3つの部品それぞれに寸法精度があり、一個一個寸法を決めて加工していき、最終的には3つを組み立てた後も同じように寸法の精度が決まっている。厳しいところでは、0・02㎜~0・03㎜レベルの寸法精度の範囲を設定している」と続けた。

    これらを受けた質疑応答の中では「三菱電機内での自動化ではない工程」について、同大会自体は手作業で機械を動かしているが、実際の職場でも、同じように手作業での加工内容もあり、もちろん自動化工程は多いが「用途によっては、このような手で動かす設備を使っている」とした上で、次のように言及した。

    「考え方にもよるが、最初からマシニングセンタ(MC)での加工ではダメなのかといえば、決してそうではない。ただし、最終的にMCを使う上で、こういった汎用機や手作業で操作する機械を使うと、やはり実際に削る肌感覚がわかり、自分が得たことをMC加工に活かせるといった有利な点はある」。

    なお、12月25日に同社本社では、全社大会の表彰式を予定している。


    ▲ライブ中継も行い幅広い見学が可能となった(2003年~)

    ▲選ばれた選手・コーチは自職場・製作所の応援のもと全社大会に参加

     

     

     

  • 【連載】ボーリング加工のノウハウ〔Ⅳ〕/清水浩

    ツーリングコンシェルジュ・清水浩の『切削工具の加工実践技術』

    「ボーリング加工のノウハウ」の要点の列記を続けます。

    ▬押し付け加工はカエリが発生しやすく、挿入部品にカジリが発生する時がある。あらかじめ対策を考える。

    ▬工具寿命は刃先摩耗形状や摩耗量で決まるのではなく、作業者の判断や考え方により決められ、定量的でない場合が多い。

    ▬ツーリング技術者は、切削理論の能力と共に現場を熟知した人材が重要。

    ▬加工現場を熟知している品質関係者が存在すると、生産活動はスムーズに運ぶ。

    ▬工具メーカーの「工具摩耗形態」はユーザーには興味深い図示だが、形態と寿命や面粗さはには合理性が低いと思われる。

    ▬加工ラインにおいて、内径測定は栓ゲージ、マイクロメータ、エアー・電気マイクロメータなのか、はっきりすることが大切(それぞれに測定データに差が出る)。

    ▬検査データは一度のみ測定したものが多い。3回は測定したい。また、測定しているところを現地確認すること(検査の状況は自分のイメージと異なることが多い)。

    ▬長尺アーバにおいて、先端部の外径とブッシュ内径が現行の場合、工具メーカーは両者の測定寸法を保管すること。後日のトラブル対策になる。

    ▬L/Dの値は小さいほど、加工精度や加工能力等は高い。ビビりや粗さ不良の発生時に論議になるので事前に確認する。

    ▬寸法調整用の鞍型ゲージは当り面積が少ないと効果はなく、かつ堅型は落下するので磁石式は有効(超硬アーバは不可・・・磁化しない)。

    (続く)〈清水浩〉

  • ダイジェット工業、正面フライスカッタ『PNS-Reborn』新登場

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、高能率加工が可能な正面フライスカッタ『PNS-Reborn』(PNS形)の販売を開始した。

    高能率かつ経済的な平面加工を実現する正面フライスカッタのラインナップ拡充へのニーズに応え、新たな製品を開発。エネルギー産業からステンレス鋼加工への適用要望を受け、幅広い被削材に対応可能な正面フライスカッタとしての実用化を目指した。主な特長は次のとおり。

    ①インサートは両面使用可能な10コーナ仕様で経済的②Ap=2㎜以下の場合、高送り切れ刃(切込み角27°)による高速高能率加工が可能。切込み角45°の正面フライスカッタと比較して、約1.6倍の刃当たり送りで加工が可能。③Ap=2㎜を超える場合、切込み角45°の切れ刃で最大5㎜と高切込みが可能。低回転領域においても高切込みによる高能率加工を可能とした。(特許取得済み)④インサートは、低抵抗なハイレーキ刃形を採用し、スムーズな加工が可能⑤新材種「DP1コート」「DS2コート」採用のインサートをラインナップ▽DP1コート・・・・コーティング被膜の靭性向上により、刃先状態のさらなる安定化を実現。コーティングの密着性を高め、一般鋼から高硬度材まで、安定した加工寿命を実現▽DS2コート・・・・平滑性に優れ、切りくずがスムーズに排出されることにより、耐溶着性に優れる。高硬度かつ酸化開始温度が高い被膜で、ステンレス鋼など幅広い用途で使用可能。

    主用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、ねずみ鋳鉄、ステンレス鋼の荒加工用。

    サイズ・価格は、【PNS-Reborn コースピッチ(標準タイプ)】形番・サイズ:PNS形・・・・φ50~φ250 (8形番)【PNS-Reborn クロスピッチ(多刃タイプ)】形番・サイズ:PNS形・・・・φ50~φ250 (8形番)【PNS-Reborn インサート】形番:PNMU形・材種:DS250,DP117,DP150。


    ▲左:PNS-Reborn本体_クロスピッチ 右:PNS-Reborn本体_コースピッチ

  • 山善、「全日本物流改善事例大会2025」の優秀事例に選出

    山善(本社=大阪市西区、岸田貢司社長)と、山善のグループ会社であるロジライズ(本社=東大阪市、松田慎二社長)は、日本ロジスティクスシステム協会と日本物流資格士会が主催する「全日本物流改善事例大会2025」において、物流改善事例が優秀事例として選出され、5月13日~14 日に開催された同大会にて、その取り組みを発表した。


    ▲(左から)日本ロジスティクスシステム協会の飯田正幸氏、優秀事例を発表した山善のメンバー

    「全日本物流改善事例大会2025」は、物流における「現場力」をさらに高めるべく、優れた物流改善事例を相互に発表し、課題解決の手がかりやノウハウを共有するとともに、物流の実務者同士が集う情報交流の場として開催されている。今回は、多数の応募事例の中から42件が優秀事例として選出され、山善とロジライズは以下の4件の物流改善事例が優秀事例に選ばれた。

    1【山善】ロジス東京(埼玉県北本市)における輸配送の見直し(早朝配達、幹線輸送、パレット輸送)による運賃削減と納品リードタイムの短縮。2【ロジライズ】路線集荷時間厳守に対応する作業改善。3【ロジライズ】出荷拠点や在庫の配置見直しによる近距離配送の体制構築。4【ロジライズ】配送頻度見直しによる配送効率改善。

    これらの改善は地域密着型小規模配送拠点の「デポ」を活用し、自社配送エリアの拡大や即納体制の強化を進めたことにより実現可能となった。今後も山善とロジライズは、以上のような様々な取り組みを通じて、サービスレベルの向上はもちろん、持続可能な物流体制の構築に注力していく。

    <物流改善事例の概要>

    1【山善】ロジス東京(埼玉県北本市)における輸配送の見直し・・・・(早朝配達、幹線輸送、パレット輸送)による運賃削減と納品リードタイムの短縮=各拠点から得意先へ向けた従来の9~12時までの配達を、地域密着型小規模配送拠点の「デポ」で荷物を集約することにより、翌日9時までに得意先へ納品する「早朝配達」へとシフト。また、デポへの幹線輸送と、茨城県の得意先向けパレット納品分を混載することにより、輸送コストを削減しつつ、納品リードタイムを短縮してサービスレベルの向上につなげることができた。

    2【ロジライズ】路線集荷時間厳守に対応する作業改善・・・・「2024 年問題」への対応が必要不可欠となる中で、翌日配送のリードタイムを維持し、路線集荷時間を厳守するために、出荷頻度・仕入れ先・商品サイズを考慮した在庫配置を行った。さらに、時間帯別の受注傾向にあわせ、作業優先順位を設定し、標準化させることで、梱包作業量、運賃コストを削減した。

    3【ロジライズ】出荷拠点や在庫の配置見直しによる近距離配送の体制構築・・・・遠距離配送には、費用がかかることや車両確保の難しさ、CO2排出量の増加、運行時間の長さといった課題がある。これらの課題から、中~遠距離配送用の車両を手配することが難しくなったため、出荷拠点や在庫の配置を見直し、近距離で配送を行う体制を目指すことにした。その結果、納品距離の短縮に成功し、CO2の削減や運行時間の短縮によって、車両手配の問題に対策を講じることができた。

    4【 ロジライズ】配送頻度見直しによる配送効率改善・・・・より効率の良い配送を実現するために、配送頻度の見直しや、配送日を固定化することで積載率の向上・運賃削減を実施した。

    今後も山善は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしていく。

  • 製造業の課題解決を支援する総合情報ポータルサイト「ものづくり研究所」

    山善が「ものけん」オープン!

    製造業の課題解決を支援する総合情報ポータルサイト「ものづくり研究所」

    ものづくり商社のリーディングカンパニー、山善(本社=大阪市西区、岸田貢司社長)の機械事業部と産業ソリューション事業部は、製造業の課題解決を支援する総合情報ポータルサイト「ものづくり研究所」(ものけん)を6月4日からオープンしている。

    「ものづくり研究所」は、製造業の現場が直面するさまざまな課題に対応するため、基礎知識から最新技術動向、導入事例まで幅広い情報を提供する総合的な情報プラットフォームで、具体的には、コスト削減、リードタイム短縮、自動化、スマートファクトリー(DX)、環境対策などの課題別にコラムや業界トピック、新商品紹介をキュレーションし、さらに展示会・セミナー、導入事例、補助金情報など、製造事業者にとって有益な情報を随時更新し、課題解決のヒントや未来に向けた取り組みをサポートする。

    1947年に創業した山善が78年にわたり培ってきた、工作機械・産業機器分野での豊富な経験とノウハウをもとに、工作機械や周辺機器に関する情報を網羅し、製造事業者にとって実用性の高いコンテンツを分かりやすく届ける。

    また、国内外の事業所ネットワーク3千社以上のメーカーとの取引で得た知見を活かし、製造現場に寄り添った実践的な情報を発信していく。

    近年、製造業を取り巻く環境はグローバル化やデジタル技術の進展により急速に変化しており、様々な課題が浮き彫りとなっている中、「ものづくり研究所」は、こうした変化に対応し、製造業の未来を支える情報発信基地として、業界全体の課題解決を支援できるようサイト運営に注力していくという。

    サイトのみどころを紹介すると、まず「製造業特化の課題解決ページ」では、「生産性が上がらない」「コストがかかりすぎている」「品質が安定しない」といった現場の悩みから、人材不足、環境規制への対応、DX推進といった経営課題まで、幅広いテーマを網羅し、それぞれの課題に対し、導入事例を交えて実践的な解決策を紹介している。

    次に「最新の補助金情報のページ」では、製造事業者が活用できる各種補助金制度について、申請要件から採択のポイント、申請手続きの流れまでを詳細に解説。補助金情報をまとめた資料もダウンロードできる。

    続いて「展示会・セミナー情報」では、 業界の最新動向を把握できる展示会情報や、実践的なノウハウを学べるセミナーを案内。事例の紹介と併せて、製造現場で活用できる具体的な知識とソリューションを分かりやすく伝える。

     

     

  • 日本トムソン、バイオマスグリース封入直動案内機器を開発

    日本トムソン(本社=東京都港区、細野幹人社長)は、ニッペコ(本社=東京都中央区、山口芳基社長)のバイオマスグリース「BIOLUB®GS-SP」を封入した直動案内機器を、個別受注にて販売を開始した。

    日本トムソンは、Cルーブ・メンテナンスフリーシリーズ等のエコプロダクツを市場投入することで環境負荷低減を目指しており、その中でバイオマスグリースに注目していたが、潤滑耐久性が既存グリースに劣ることから直動案内機器での使用は限定的であった。そこで、植物由来の原料を用いてバイオマス度90%を達成し、合成炭化水素油(PAO)を基油としたリチウム石けん基グリースと比較して、製品のライフサイクル中のCO2排出量を70%以上削減できるBIOLUB®GSに着目した。

    極圧固体添加剤が配合された高荷重対応のBIOLUB®GS-SPを封入した直動案内機器は、既存グリースと同等レベルとなる2万㎞以上を走行。他のバイオマスグリースに比べ2倍以上の走行距離を実現し、直動転がり案内の接触面圧下でも使用可能な優れた潤滑耐久性を有していることが確認された。

    このバイオマスグリース封入直動案内機器は、潤滑耐久性を損なうことなく環境負荷を低減し、CO2排出量削減を可能にすることから、従来の概念を覆す直動案内機器として期待される。日本トムソンはこれを幅広く提案し、用途拡大によってカーボンニュートラルの実現に貢献していく。

  • 東北日東工器の新工場完成、2工場集約、福島市に移転

    日東工器(本社=東京都大田区、小形明誠社長)は、福島県福島市に建設していた東北日東工器おおざそう工場が完成し、7月1日に竣工式を行った。

    東北日東工器は、機械工具を製造するメドテック工場(山形市)と電動ドライバと建築機器を製造する白河工場(白河市)の2工場を、おおざそう工場に集約した。おおざそう工場では、仕入れから部品加工、組立までの一貫生産体制を整えている。自動倉庫や無人搬送車をはじめ、複合加工機や5軸マシニングセンタなどの最新設備を導入し、生産の省力化・省人化および効率化を推進している。現在の生産品目は、機械工具、電動ドライバ、建築機器となっており、将来的には迅速流体継手、リニア駆動ポンプなど、日東工器の全製品を生産できるマルチ工場を目指している。

    また、福島県では水素、ロボット、医療分野に注力しており、日東工器グループとの新たな展開が期待される。これらの分野で地域企業との連携を深めることで、地元経済への貢献と地域の活性化につなげていく。工場の概要は次のとおり。

    ▽所在地:福島県福島市大笹生字宮ノ下1番1号(東北中央自動車道の福島大笹生IC近くの「おおざそうインター工業団地」内)▽面積:敷地面積 28,183㎡ 延床面積19,954㎡▽建屋構造:鉄骨2階建▽生産品目:機械工具、電動ドライバ、建築機器▽従業員数:202 名(2025年6月末)▽主な設備:マシニングセンタ、NC旋盤、各種研削盤▽投資額:約146 億円(建物・設備)▽建設期間:2023 年10月~2025年5月。

  • ミツトヨ、CRYSTA-Apex V PLUSシリーズを新展開

    エア低減機能搭載しニアライン需要にも対応

    ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)は、『CRYSTA-Apex V PLUS』の販売を、今年10月から開始する。

    CRYSTA-Apex V PLUS シリーズは、ワールドワイドで好評な従来のCRYSTA-Apex V500、700、 900 シリーズをリニューアルし、精度保証温度範囲を従来の16~26℃から15~30℃へ拡大、エア低減機能を搭載することで近年増加しているニアライン需要にも対応するとともに、使用環境および測定機本体の両面でランニングコストの削減・環境負荷の低減を実現した。

    温度変化の大きな環境では緻密な温度補正が重要となるが、ミツトヨの三次元測定機は測定物の温度変化にあわせてリアルタイムに温度補正を行う「リアルタイム温度補正」や、測定原点と伸縮する原点を個別に設定できる「温度補正原点設定機能」を使用することで、信頼性の高い測定結果を得ることがでる。このような高度な温度補正機能と精度保証温度範囲の拡大により、例えば外気温の高い夏場であっても28℃前後の温度環境下で使用可能となるため、より現場に近い環境での測定需要にも対応できる。さらに、新搭載の「エア低減機能」を標準搭載。待機時のエア供給を一時停止することで不必要なエア消費を抑え、稼働中の消費電力・環境負荷を大幅に低減する。

    新たなCRYSTA-Apex V PLUSシリーズ【500シリーズ/700・900シリーズ/900(Z800)シリーズ】は、現在の測定機が求められている幅広い使用環境で高度な品質管理を実現するとともに、環境負荷の低減・経済性の向上に貢献する。

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