カテゴリー: ユーザー通信 WEB版

  • 【連載】ツーリングコンシェルジュ・清水浩の 『工具需要の視点』特別編㊷

    リーマ外観上の違い6種類〈後篇〉

     添付スケッチ(ⓐ~ⓕ)は、前号(7月・267号)で紹介した通り、一般的なリーマではなく、設計力と製作力、および使う技術が合致する必要があります。次回では、さらに10種類を紹介する予定です。

    ⓐ~ⓒは前号でポイントを説明しました。今回のⓓはわかりやすいドリルリーマです。ⓒは基本的にはドリル形状ですので、精度が不安定ですが、本案はリーマ刃型ですので真円度や内径は安定しています。製作は技術を要しますが、一本ですのでⓒと同様、短時間で加工でき、機会があればトライいただきたいと思います。

    ⓔは長い期間使用されているガンリーマです。限定された加工の工具として重宝されていると思います。私の現勤務先も、「ガンリーマ加工専門業者に依頼」と営業担当者が指示しています。類似工具として、ガンドリルも実績があり、加工穴の精度を勘案しながら採用いただきたいものです。

    ⓕは、シェルリーマといわれています。Shell=貝のイメージから命名されていますが、刃型は一般リーマの後方を切断した形状です。一般的にφ40以上に採用され、回転させる特殊アーバを介して使用します。

    (続く)〈清水浩〉

     

  • 【人事 ア・ラ・カルト】DMG森精機

    ■DMG森精機 人事異動

    2024年8月1日付、( )内は旧職。敬称略。

    ▽中島純彦 スケール付ローラガイド開発部長(転がり技術プロジェクト部長)。

  • 「オリンピックに負けない盛り上がりを!」 大阪上町機工会、納涼大会開く

    大阪上町機工会は8月2日、大阪・馬場町のKKRホテル大阪で、恒例の「納涼大会」を開催、会員企業など108人が参加した。

    菊川遵会長(宇野社長)は、開催に尽力した会員企業への謝辞に続いて、「猛暑が続く中だが、楽しく賑やかに互いの交流を深め、英気を養っていただき、開催真っただ中のパリオリンピックに負けない盛り上がりを!」とあいさつし、乾杯を発声。会場では、大阪城の夜景が一望できるロケーションの中、ディナー券など多彩な賞品を揃えた抽選会等で賑わった。

    中締めには、三山産業の三山真弘社長があいさつに立ち、「当会の納涼大会は、手づくりが特長であり、皆さんに楽しく過ごしていただくことが目的。ぜひ今後も継続していきたい」と述べ、大阪名物の「生國魂締め」で閉会した。


    ▲菊川会長あいさつ(左)と乾杯発声(右)
  • 三菱電機、産業用ロボット等を価格改定(11/1受注分~)

    三菱電機(本社=東京都千代田区)は、配電制御機器、駆動制御機器(一部機種)および産業用ロボットの価格を今年11月1日に改定する。

    近年、銀・銅などの主要素材の価格高騰、電気代の引き上げに加え、外注加工費も上昇しており、 今後もさらなる製造コストの上昇が想定される。 三菱電機はこれまで、生産合理化などのコスト削減に継続的に努めてきたが、現行価格の維持が困難な状況となったため、今回、配電制御機器、駆動制御機器(一部機種)および産業用 ロボットについて価格改定を実施する。対象製品の概要は、次のとおり。

    ▽配電制御機器=低圧遮断器 +15%/高圧遮断器・高圧電磁接触器 +15%/保護継電器 +15%(一部改定率が異なる)/マルチリレー +45%/電力ヒューズ +15%/負荷開閉器・断路器 +15%(一部改定率が異なる)▽駆動制御機器=インバーター(一部本体) +10%/インバーター(一部オプション) +80%/電磁クラッチ(一部機種) +10~30%/ACサーボ用回生抵抗 +80%▽産業用ロボット +15%。(2024年11月1日受注分から)

  • 「ゆるい繋がりをつくろう」 大阪西機工会、納涼大会開催

    大阪西機工会は7月26日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で、恒例の「納涼大会」を開催し、会員企業およびメーカー、関係者ら243人が参加した。

    西野佳成会長(西野産業社長)は、抽選会への商品協賛各社への謝辞を述べた後、「納涼大会の場を通じて、社内外の人たちとの親睦と交流を深めていただきたい」旨あいさつし、乾杯を発声。会場では、電動自転車やホテル日航大阪ディナー券など、数々の豪華な協賛賞品を揃えた抽選会などで盛り上がった。

    中締めには、田中健一副会長・事業部長(Joyful喜一ホールディングス社長)が立ち、「納涼大会の趣旨は、第1に、参加者の皆さんが楽しんでいただくこと。第2に、社内のコミュニケーションの場として活用してもらうこと。第3に、社外の人とのゆるい繋がりをつくる場として活用していただくこと。来年は、この繋がりの輪をさらに広げ、300人の参加者を目指したい」と強調し、一本絞めで閉会した。


    ▲西野会長あいさつと乾杯発声       ▲お楽しみ抽選会のようす

    ▲田中副会長中締めあいさつ
  • ミツトヨ、第54回 機械工業デザイン賞IDEA受賞

    ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)のCNC画像測定機 『QUICK VISION Pro(クイックビジョン プロ)』が、このたび第54回機械工業デザイン賞IDEA(主催・日刊工業新聞社)の「日本デザイン振興会賞」を受賞した。ミツトヨの機械工業デザイン賞受賞は、第1回(1971年)の受賞以来5点目になる。

     新開発の各種機能によりハイスループット画像測定を実現するQUICK VISION Proは、ステージ静止時間を短縮する新撮像方式である「ストロボスナップ機能」、ノンストップ連続測定を可能にした「ストリーム機能」、Z軸を自動追従する「TAF機能」などを搭載し、大幅な測定時間短縮を実現した(同社従機比:約40%UP)。接触プローブや各種マルチセンサを追加で搭載することで、様々な測定用途に対応できる画像測定機システムである。

    機械工業デザイン賞IDEAは、日刊工業新聞社が経済産業省の後援、日本商工会議所、各工業団体の協賛を得て、日本の工業製品デザインの振興・発展を目的に1970年に創設された。以降、毎年開催されており、2024年で第54回を数える。それぞれの時代を象徴するエポックメイキングな製品や独創的な製品を数多く顕彰しており、関連業界からは大きな注目を集めている。


    ▲CNC画像測定機「QUICK VISION Proシリーズ」
  • 三菱電機、ベトナムでFA機器の合弁会社設立 ASEANにおけるFA機器の需要拡大に対応

    三菱電機(本社=東京都千代田区)は、FA機器の生産体制を強化するため、冨士ベークライト(岡山県小田郡、代表者=藤井良昭氏、坂本貴樹氏)と冨士ベークライトの子 会社、Fuji Bakelite Vietnam Co.,Ltd(ベトナム ハノイ近郊、代表者=石田誠氏)の持分80%の取得に関する契約を締結した。これに伴い、 新社名を「Mitsubishi Electric FP Automation Vietnam Co.,Ltd(三菱電機FPオートメーションベトナム)」とし6月1日から合弁会社として事業を開始した。

    冨士ベークライトベトナムは、2014年から操業を開始し、三菱電機福山製作所(広島県福山市)の製造委託先として小形低圧遮断器の製造を担っており、ベトナムにおける製造・品質管理ノウハウに加え、現地の熟練技術者などの人材を豊富に抱えている。冨士ベークライトベトナムを母体とする新合弁会社では、ASEANにおける低圧遮断器の需要拡大に対応すべく、小形低圧遮断器 に加え2025年1月から新たに気中遮断器の製造開始を予定する。

    三菱電機はこれまで、主に日本国内で製造したFA機器をASEANへ輸出し事業を拡大してきた。ASEANでは、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアを筆頭に各国が力強い経済成長を続けており、今後もFA機器の需要拡大が見込まれる。今回、ベトナムに新たな合弁会社を設立することで、ASEAN向けの低圧遮断器の生産体制を構築する。将来的には同合弁会社においてFA機器の需要拡大に向けた生産体制を強化し、ASEAN諸国への製品供給力を高めることで、FAシステム事業のさらなる拡大を図る。新合弁会社の概要は、次のとおり。

    ▽新社名=Mitsubishi Electric FP Automation Vietnam Co.,Ltd▽所在地=ベトナム ハノイ近郊・第2タンロン工業団地▽代表者=國信総一郎氏▽設立=2024年6月1日▽持分比率=三菱電機80%、冨士ベークライト20%▽人員=約400名▽事業内容=FA機器の製造・販売。


    ▲新合弁会社(三菱電機FPオートメーションベトナム)のイメージ図

     

  • 全機工連、来年11月4日に東京大会開催へ 24年度総会で報告

    6月27日、全日本機械工具商連合会(全機工連)の「2024年度通常総会」が、東京都港区のアリスアクアガーデン品川で開催された。

    冒頭に坂井俊司会長(NaITO社長)は、自身の過日タイ訪問の感想を引き合いに、「日本製品や自動車の販売状況が芳しくない状況」と感想にふれ、「我が国の工作機械受注も厳しい様子であり、方法、思考を変え、新しい試みをもって進みたい」旨述べた。

    総会では、2023年度事業報告、決算報告、24年度事業計画、予算を審議、それぞれ承認、可決。また、「人手不足、物流」といった業界の課題についてフリーディスカッションが実施された。続いて、慶応義塾大商学部の岩尾俊平准教授が、「『金の論理、人の論理』~大逆転の時代を生き抜く~」を演題に講演した。

    なお、来年の全機工連の全国大会は東京が担当し、2025年11月4日、東京フォーラムで開催を予定している。

  • オーエスジー、「新しい」にチャレンジ! 「RTJ2024」でロボット部品加工、非鉄用DLC超硬エンドミルなど最適工具を披露

    産業用ロボットと自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン2024/RTJ2024」(主催・ニュースダイジェスト社、共催・愛知県機械工具商業協同組合)が7月4~6日まで、愛知県常滑市のAichi・Sky・Expo(愛知県国際展示場)で開催され、3日間で4万6405人が来場し、前回展を上回った(22年展は4万1880人)。

    人手不足を背景に自動化へのニーズが一段と高まる昨今、会場では、ロボットメーカーだけでなく、ロボットハンドやセンサーなどの周辺機器、AGV(無人搬送車)、計測システムなどの自動化関連に加え、工作機械などの産業機械メーカーも多数出展し、製造現場での実用的な自動化システムが多数展示されたほか、自動化へのニーズが高まる物流や食品、包装分野向けのロボットを活用した自動化提案など、244社・団体が出展した。

    そんな中、オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)のブースでは、ロボット部品加工に適した各種工具や、非鉄加工に適した標準仕様で耐溶着性や潤滑性が求められるアルミニウム合金などの非鉄金属に威力を発揮する、非鉄用DCL超硬エンドミル『AE‐TS‐N・AE‐TL‐N』をはじめ、タップ、ドリル、エンドミルなどAブランド工具、歯車を加工するスカイビングカッタ等々、製造現場での様々な加工シーンに合わせた、最適な工具と技術を提案した。

    オーエスジーブースの説明担当者は、「今展では、ロボット部品加工、非鉄用DLC超硬エンドミル、Aブランド工具を中心に展示・提案している。大きく変化する市場において、成長分野に注力し、常に『新しい』にチャレンジすることを、徹底していきたい」と強調した。オーエスジーのこういった流れは、昨年11月の「IPF Japan 2023」(国際プラスチックフェア/幕張メッセ)、同12月の「SEMICON Japan 2023」(エレクトロニクス製造の国際展示会/東京ビッグサイト)への出展等に見て取れるように、次第に加速、顕著となってきている。

    「新しい」という意味では、工具自販機『MONOlithbox(モノリスボックス)」の登場をアピールする場ともなった。モノリスボックスは、24時間365日、必要な時に必要な工具を、必要な数購入でき、デジタル管理で在庫切れリスクを低減。自販機内の在庫数や購入数をリアルタイムで確認できるなど、工具の発注・管理のDX化を実現する。遠隔地の管理や他部署への情報共有も可能で、「2024年物流問題対策としても有効」だと続けた。


    ▲成長分野に注力するOSGブース
  • RTJ2024/業界ニーズに対応した自動化提案に注目 

    RTJ2024(ロボットテクノロジージャパン/7月4~6日・Aichi Sky Expo)の会場で、最大級のブースを構えたファナックでは、初めてでも簡単に使える最新ロボットによる製造現場の自動化事例を多数・展示したほか、ロボットアームの先端に回転工具を搭載した「ロボット切削加工システム」の加工を実演した。インテリジェントオートメーションカンパニーのMujinでは、変種変量に強い柔軟な工場物流をワンプラットフォームで実現する「次世代工場物流トータルソリューション」を公開した。

    安田工業は工作機械メーカーならではの「高精度加工の自動化」を紹介

    そんな中、安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町、安田拓人社長)は、実機展示こそなかったものの、工作機械メーカーならではの「高精度加工の自動化」を紹介した。高精度な加工物を無人で自動的に提供し、加工、機内洗浄から機上計測、必要に応じて追い込み加工まで自動で行い、機上からの取り出しも加工完了まで不要な安定した高精度加工を実現する自動化を提案した。さらに、各メーカーのロボットやAWCとの接続が可能で、YASDA独自のロボットスケジュール機能を使用することでワークごとの細かい設定や管理が可能となり、高い生産性を発揮する旨アピールした。

    今回、安田工業が掲げたテーマは「そのお悩み、ヤスダの自動化で、カイケツだ!」。同社ブースの説明担当者は、「高精度に加え、『製造現場でのあらゆる困り事を解決するヤスダ』との企業姿勢を、幅広く浸透させていきたい」と強調。ブースでは営業と技術スタッフによる「YASDAだから実現できる高精度加工の自動化」について、実際に自動化を実現したユーザー事例を基に、プレゼンテーションを行った。

    また、ロボットの現場設置やシステム構築を担うシステムインテグレータが集積した「SIer(エスアイア)ゾーン」では、実践的で現場の用途に近い「ロボットの使い方」を提案したほか、セミナー会場では、安川電機ら各社の取り組みや現場での改善事例などの報告に、多くの聴講者が集まった。


    ▲変種変量に強い柔軟な工場物流の実現を紹介したMujinのブース(左)
    ▲ロボット切削加工システムを加工実演したファナックのブース(右)

    ▲RTJでのセミナー「人手不足はファナックロボットで解決」のようす(左)

     

     

PAGE TOP