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  • 【ダイジェット工業】『EXSKS05/07タイプ』にPLインサート追加

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、好評を得ている刃先交換式高送りカッタ『SKエクストリーム05/07タイプ』(EXSKS/MEX形)に低抵抗PLインサートを追加し、販売を開始した。

    従来のPMインサートを使用中のユーザーより、低抵抗刃形の要望が多く、低剛性機械での需要も見込まれるため、開発に至った。主な特長は次のとおり。

    ①強度重視のPMインサートの刃先強度を維持しつつ、シャープなエッジと切れ味に優れたブレーカ形状で低切削抵抗を実現②加工振動・発熱を抑制し、工具の摩耗進行を抑え加工寿命が向上する。

    主用途は、被削材:炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、高硬度材、ステンレス鋼、鋳鉄。加工形態は、 平面削り、ポケット加工、曲面加工、ヘリカル加工 の荒加工用。

    ■SKSエクストリーム 05タイプ用・材種:JC8050、JC8118■SKSエクストリーム 07タイプ用・材種:JC8050、JC8118。

  • トラスコ中山、東西本社で賀詞交歓会開く 大阪本社は本町移転後初の開催

    トラスコ中山は1月6日、新春恒例の賀詞交歓会を、東京本社(東京都港区)および大阪本社(大阪市中央区)にて開催した。

    東京本社の出席者は中山哲也社長はじめ14名、昨年5月の移転後初の開催となった新しい大阪本社(本町)では、数見篤取締役(管理本部 本部長 兼 デジタル戦略本部 本部長 兼 オレンジブック本部 本部長)ら13名が、それぞれ来場者を出迎え、新年のあいさつを交わした。

    配布された資料セットの、社内報『はんどめいど』新春号の中では、好評を得ている「TRUSCOがんばれ!ポスター」の硬翼帆式 風力補助推進システムについて、次のように解説されている。

      +  +  +

     「地球の未来に、風で挑む」

    堅翼帆の設置によって推進力を補い、スピードを落とすことなく燃料の使用量を抑えることができる風力補助推進システム「ウインドチャレジャー」。株式会社商船三井様と株式会社大島造船所様を中心に開発され、特別な帆船技術がなくても展帆、縮帆、帆の回転を自動で行うことができます。加えて、海洋状況、天候など様々なデータを解析し、風向きを予測。最適な航路を進むことで、航行時のエネルギーを削減。次世代帆船の風力技術と情報通信技術(ICT)を融合することで、輸送時の低・脱炭素化が期待されています。「TRUSCOがんばれ!ポスター」は、日本の暮らしに、日本の未来に、たくさんの可能性が生まれる「日本のモノづくり」を応援したい、という想いを込めています。


    ▲大阪本社会場でのようす。右手前が数見取締役
  • 生産財関連主要商社の決算状況不透明な設備投資需要の中、明暗くっきり【ユーザー通信272号 1面】

    生産財関連主要商社の決算状況
    不透明な設備投資需要の中、明暗くっきり

    生産財関連の専門商社の中間期決算では、不透明な設備投資需要が続く中、各社の業績での明暗が明らかになった。

    山善(岸田貢司社長)の第2四半期(中間期)決算では、売上高は2489億2400万円(前期比0.1%増)と前年並みを維持したが、国内外の生産財関連事業では売上高は前年同期比0.3%減の1596億4200万円となった。利益面では、営業利益は前期比29.3%減の34億4200万円、経常利益は同34.1%減の34億9400万円、純利益は同21・6%減の25億6700万円と減少した。通期の連結業績も、売上高5100億円、営業利益100億円に下方修正した。

    ユアサ商事(田村博之社長)の中間期決算では、売上高は前期比0.8増の2482億3900万円で、営業利益は同7.1%減の54億9700万円、経常利益は同6%減の60億1700万円、純利益では同43.2%減の36億9千万円。産業機器、工業機械の両部門とも売上高は前年同期より減少した。通期では、売上高同3%増の5424億円、営業利益同15.5%増の170億円を目指す。

    日伝(福家利一社長)の中間決算では、売上高が前期比4%増の649億4400万円、営業利益は同2%増の29億1100万円となったが、経常利益は同8.1%減の30憶1800万円、純利益は同19.7%減の20億2千万円と減少した。通期では公表通りの売上高1340億円(前期比5.6%増)としている。

    立花エレテック(布山尚伸社長)は、主力のFAシステムと半導体デバイスの両分野で勢いが欠け、売上高は前期比7%減の1067億9800万円、営業利益同31.2%減の39億7600万円、経常利益同43.5%減の36億8500万円、純利益同37.5%減の28億1700万円で、減収減益となった。通期の連結業績も、売上高同4.8%減の2200億円に下方修正した。

    切削工具と耐摩工具等事業を展開するCominix(柳川修一社長)は、売上高では前期比0.7%増の140億4100万円となったが、利益では営業利益が同3.8%減の2億4千万円、経常利益同3.2%減の3億1800万円、純利益同10.2%減の1億6500万円と減少。通期の売上高は同4.7%増の300億円。

    一方、12月期決算のトラスコ中山(中山哲也社長)と、MonotaRO(モノタロウ/田村咲耶社長)の第3四半期決算では、両社とも増収増益となった。

    トラスコ中山は、物流コストや顧客の手間、納期を削減できる「ニアワセ+ユーチョク」(荷物詰合わせ+ユーザー直送)の強化などの営業活動を実施したことで、売上高は前年同期比10.1%増の2163億8300万円、営業利益同8.4%増の142億6800万円、経常利益同8.4%増の143億3000万円、純利益同32.3%増の116億2百万円となった。通期での連結業績予想では、売上高同8.1%増の2900億円、営業利益同3.2%増の191億1200万円としている。

    モノタロウは、インターネットを活用し、幅広い商材と高い検索性で差別化する戦略に加え、累積する受注・顧客データベースを整備分析したマーケティングを展開した。この結果、売上高は前期比13%増の2115億9百万円、営業利益同18%増の270億4千万円、経常利益同17.2%増の271億3400万円、純利益同16.8%増の188億8600万円。通期の連結業績は、売上高同12.7%増の2865億7千万円、営業利益同14.4%増の358億2千万円、経常利益同13.6%増の358億3500万円、純利益同15.1%増の250億9600万円を見込んでいる。

    <ここの間少しブランク時間を設けてください>
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    【本号が2024年の納刊となります。本年もご通読いただき、誠にありがとうございました】

  • 【ユーザー通信272号 4面】山善 ものづくり産業の回復と成長に向け、主要7業種別の課題と対策を調査

    山善

    ものづくり産業の回復と成長に向け、主要7業種別の課題と対策を調査

     山善(本社=大阪市西区、岸田貢司社長)は、日本の産業構造を支えるものづくり産業の回復と成長に向けて、ものづくり産業7大業種別の直近の課題と解決策について調査した『第1回ものづくり産業・業種別課題と対策調査』の結果を発表した。

     調査は、今年8月2日から5日までの4日間、全国のものづくり産業の主要7業種(一般機械、電気機械、輸送用機械、鉄鋼業、化学工業、非鉄金属、金属製品)に携わる管理職以上の責任者700人(1業種・100人)を対象に、インターネットで集約した。

     ものづくり産業が直面する直近3年以内の課題と以前からの課題については、業界全体で71%が以前から直面している課題があると回答した。

    その課題としては、直近3年以内・以前からともに「人材不足への対応」がトップで、直近3年以内では「エネルギー価格高騰への対応」、「AI活用」「人件費高騰への対応」が上位に浮上。直近3年以内の課題では、「物流費高騰への対応」(14.6%)や「カーボンニュートラルへの対応」(12.6%)がトップ10にランクインした。

     一方、直面する課題トップの「人材不足への対応」への対策では、「正社員の採用対象層の拡大」がトップで、「外国人人材・女性従業員の雇用拡大」を実施する企業も見受けられた。次いで、「IT活用/DX推進」対策では、「専門人材の確保」がトップで、「シニア人材の活躍」「従業員の知識・スキルの底上げ」も重要との回答も。また、「原材料価格高騰への対応」への対策では、「販売製品の値上げ」がトップで、「サプライチェーンの見直し・分散」などもランク入りした。

     対策の成果では、対策を実施していると答えた企業のうち、4割以上が「成果が出ていない」と回答。対策が実施できない理由では、2割以上が「対策は実施できていない/わからない」との回答。

     実施できない課題では、「後継者不足への対応」、「サプライチェーンの安定化」と続いた。さらに、対策ができていない理由は、「人手」「専門人材」「資金・予算」が足りないとの現状が浮き彫りとなった。

     こうした調査結果について、山善・産業ソリューション事業部戦略企画部の奥山真吾部長は、「課題トップの人手不足については、少子高齢化に加え、終身雇用より、スキルアップの転職を考える人が増えている」と指摘。さらに、「AI活用での対策」について、「経営陣は改善ソフトを『導入したから改善されている』と思っているが、現場は『こんなもの使えない』とのことで何も改善されていない例もあった」とし、「対策を講じるには、問題点を挙げて、縦割り組織を横断で見ることが重要」と解説した。

  • 大澤科学技術振興財団 【ユーザー通信】

    大澤科学技術振興財団
    単年度過去最高の総額8423万円を助成

    設立以来の累計は11億5800万円に

    「基礎研究の発展に引き続き寄与、支援していく」(大澤理事長)

    大澤科学技術振興財団は、2024年度の研究開発助成先を決定した。

    研究開発助成は、「フライス加工におけるエッジ品質予知に関する研究‐エッジ品質予知法とエッジ品質検査シートの考察‐」(芝浦工業大学工学部 澤武一教授)はじめ33件(8189万8千円)。国際交流助成は、「第26回国際先端砥粒加工シンポジウム(ISAAT2024)」(神奈川大学工学部 由井明紀教授)はじめ5件(233万2千円)。計38件の研究者に対して、総額8423万円の助成を行った。

    同財団は、1991(平成3)年7月に設立され、日本のモノづくりを支える科学技術の振興に寄与したいという趣旨から、国内の大学・研究所等、非営利の研究機関に所属する研究者に助成を行っている。

    今年度の贈呈式は11月12日に、愛知県豊川市のオーエスジーアカデミー内ゲストハウスで行われ、大澤伸朗理事長(オーエスジー社長兼COO)は、「今年度は、単年度として過去最高額の総額8423万円の助成を行い、設立以来の助成額も総額で約11億5800万円となった。今後も、財団創立の使命を継続し、産業界に貢献すべく、基礎研究の発展に引き続き寄与、支援していきたい」とあいさつした後、2つの話題を、次のように言及した。

    まずは、当日の前々日まで東京ビッグサイトで開催されていたJIMTOF2024について、「会場には累計16万人が訪れる盛況となったが、中でも、工作機械ブースにおける、自動化・省人化・DXといった効果を実際に見るにつけ、五感に訴える必要性をあらためて痛感した」と強調。

    また、中国経済の動向について、「内需の成長鈍化による供給過剰がデフレ圧力となり、日本の自動車業界もこの嵐に巻き込まれている。この対応には、単純な価格競争などではなく、基本となる基礎技術の開発に注力し、画期的な製品・技術開発を地道に貫いていくことだと確信している」とふれた。

    次に、選考委員会の帯川利之委員長(理事、東京大学名誉教授)が選考理由の説明に加え、「研究開発には、スピード感とともに、粘り強く取り組むことが大事。新しい発想による技術革新を」と受賞者を喚起。さらに、浅野勝人顧問(元内閣官房副長官)は、「研磨など金属加工技術は産業基盤を支え、技術は際限なく求められる。自身の研究開発に注力し、新風を起こしていただきたい」とエールを贈った。

    この後、大澤理事長から各受賞者への助成決定書交付に続き、2021年度重点研究開発助成の「超ナノ微結晶ダイヤモンド膜の切削工具への応用」(九州大学大学院 吉武剛博士〔工学〕、教授)など2件の成果発表が行われた。

  • ユーザー通信 イスカル新製品発表会 【ユーザー通信】

    イスカルジャパン
    最先端工具「LOGIQUICK」シリーズ新製品発表会に全国から1000名

    イスカルジャパン(大阪府豊中市新千里東町、代表取締役=岡田一成氏)は11月1日、けいはんなプラザ メインホール(京都府精華町)にて、『切削加工の新たな常識を作り出す最新トレンドとは?』をテーマに新製品発表会を開催した。

    今回発表した高能率・高生産性を実現する最先端工具「LOGIQUICK」(ロジクイック)シリーズは、2021年の「NEOLOGIQ」(ネオロジック)シリーズ以来となる新製品であり、リアルでの新製品発表会としては、2018年の「LOGIQ」(ロジック)シリーズ以来6年ぶりとなる。全国各地から約1,000名が参加した。

    冒頭挨拶で岡田代表取締役は、「イスカルといえば“新製品” 総合切削工具メーカーとして、あらゆるお客様の加工用途に対応する革新的な工具を一挙に公開する。最先端の工具の使用により、製造現場の生産性・収益性向上に貢献できれば幸いだ」と挨拶した。

    続けてIMCグループの会長 JacobHarpaz氏より同時通訳を交えたプレゼンテーションが行われ、常に変化する市場のニーズを取り込んだ、製造現場における生産性向上を実現する約40種類のラインナップが一挙に紹介された。多くの来場者は、熱心にメモをとるなどして、同氏のプレゼンテーションに耳を傾け理解を深めた。

    エンディングステージに立った岡田代表は、「皆さまに新製品をどれだけ早く採用頂けるかが、皆さまの競争力を高め、収益性を高めることに寄与する一番の近道だと思う。Harpaz会長が話したとおり、今や多くの人が、パソコンやスマートフォンを短いサイクルで最新機種に買い替えるのと同じように、切削工具も10年前、20年前のものではなく最新の工具を採用頂くことを、我々も肝に銘じて、しっかりと拡販、営業活動に努めてまいりたい」と述べ、Harpaz会長とともに、会場から拍手喝采を浴びての閉幕となった。

  • ダイジェット工業 木村聡室長インタビュー「MA戦略の確立へ」

    「展示会戦略の現時点」

    記者にとって、「展示会戦略」といえば、「ダイジェット工業の木村さん」となる。

    かつては、『展示台をジオラマにした男』と題し紙面化したこともあった。それは、平成25(2013)年度の旧・超硬工具協会賞における、作業・事務・生産技術等の改善賞を受賞した「展示工具運搬システムの構築」に係る独自インタビューだった。

    あれから10年。この間、木村氏は海外赴任(ドイツ)を経て、そして世間的にはコロナ禍を挟んでの、展示会戦略に対する考えに変化はあったのだろうか? JIMTOF2024に臨むにあたり、ダイジェット工業営業部営業企画室の木村聡室長に、あらためて問うてみた。

    「何をもってしても、まずは、入り口は『数集め』だと再認識中。百人を千人に、千人を1万人にしたい」と木村室長。その上で、展示会のメリットを「短期間に、多くの集客が可能で、交流と拡販が効率的に展開できる」と続ける。これまでもWeb集客などに取り組んできたが、従来の顧客に加え、ダイジェット工業について全く知らない、新しい市場開拓も含めれば、超基本的ながら「いかに多くの人を集めるか」といい換えられる。その先には、全社で強化、推進しているという、「MA(マーケティングオ―トメーション)」戦略ありき、に行き着く。

    「当社のHP、Web関連を改善したことでPVが大幅にアップしたことを契機に『MA戦略は新規開拓の販売促進策』、『MAで新規を獲得する』との認識が、全社で共有化された」。そんな中、製品をより深く知ってもらうには、「心を動かすアクションが必要と考え、工具別に具体的な加工改善事例を、分かりやすく、親しみやすい『手描き風』(スケッチ)に仕立てたWebページを拡充したことが、好評を得た」と強調する。実際に、この「手描き風」は展示会ブースの壁面にも活用されている。ちなみに記者は、今年4月の大阪INTERMOLDで初見して以来、これを「壁画」と表現している。

    加えて、ジャンル違いの展示会「DX総合EXPO」をきっかけに、「会場でのノベルティ配布の効力、魅力」をあらためて見直したと木村室長。それだけに、今回のJIMTOFでの「独創的な」ノベルティ展開に、否が応でも期待が高まる。


    ▲「心を動かすアクションが必要」と木村室長
  • 【JIMTOF2024】ダイジェット工業 深掘り・アルミ加工技術の改善事例提案

    高能率・高性能な最新MC加工用工具を中心に出展

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)はJIMTOF2024で、多様化・難削化する被削材に適応し、製造現場での加工改善につながる高能率・高性能な最新MC加工用工具(金型加工用工具・ドリル)を中心に出展する。

    主なラインナップは、高送り加工用TA工具「EXSKSシリーズ」、多機能工具「エアロチッパーミニ」、高精度超硬ソリッドドリル「ストライクドリル」、超硬シャンクアーバ「頑固一徹」、ヘッド交換式工具「モジュラーヘッドシリーズ」等、豊富な陣容。このうち、エアロチッパーミニとEXSKSシリーズの特長をピックアップする。

    エアロチッパーミニは、EV車向けや部品軽量化により、アルミ加工用工具の需要増に対応すべく、昨年12月に新登場。小型インサート採用かつ小径多刃仕様とすることで、従来品のエアロチッパーと比べ、さらに高速高能率な加工が可能となった。全周研削による高精度な3次元ブレーカ形状のインサートにより、切削抵抗を低減。高精度な本体設計で刃先精度が高く、優れた立壁加工精度と正面加工精度が得られる。飛散防止の平行キー構造の採用で、インサートの動きを抑制し、高速回転にも対応する。

    EXSKSシリーズは、両面使用可能な6コーナの経済的なインサートで、極限の高送り加工を可能とする高送りカッタ。インサート拘束面には「ダブテイル構造」を採用し、安定した長寿命を実現する。小径多刃の05タイプ、切れ味と強度を両立した07タイプ、高切込み高送り加工が可能な09タイプの3種類をそろえ、加工用途に応じた最適な工具の選定が可能となる。

    11月8日午後に、ワークショップ開講

    なお、ダイジェット工業はJIMTOF会期中の11月8日(金)15時~16時に、会議棟6階606会議室 にて、『頑固一徹による深掘り加工技術と、アルミの高機能刃先交換式工具』と題した出展者ワークショップを開講する。

    ギガキャストの普及により深堀り加工のニーズが高まり、軽量化を目的にアルミ加工が増えている現状を受け、「頑固一徹」による深堀り加工技術と、エアロチッパーミニによる改善事例を紹介する。

    【小間番号・W1043】


    ▲前回JIMTOF2022でのDIJETブースの賑わい
  • 【JIMTOF2024】オーエスジー 『GREEN TAP』など環境配慮へ貢献

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)は、自動化、省人化が可能な工具の開発を通じ、生産現場の人手不足問題への対応、持続可能な社会の実現に向け、環境配慮につながる製品・取り組みを提案する。JIMTOF2024に出展する同社の豊富な製品シリーズの中から、高機能・低炭素型転造タップ『GREEN TAP(GRT)』、オーエスジーの最新技術を駆使して様々な被削材に対応し、幅広い加工を実現するためのプレミアムな『Aブランド工具』を中心に、特長、見どころをピックアップする。

    高機能・低炭素型転造タップ『GREEN TAP(GRT)』

    昨秋の名古屋でのMECT202高機能・低炭素型転造タップ『GREEN TAP(GRT)』3にて国内初披露したGREEN TAP(GRT)は、独自の新製法を採用し、従来と比較してタップ製造時の消費電力量を削減することで、CO2排出量を削減する。ねじ加工にGRTを選択するで、CO2排出量の削減につながるなど、オーエスジーは環境に配慮した製品を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献する。

    GRTの特長的な形状は、被削材の塑性流動をCAE解析し、刃先強度を最大限に高めるために開発された特殊ねじ部仕様(PAT.P)。耐折損性・刃先強度が向上し、高い耐久性の実現は、廃棄物も削減する。工具材質には粉末ハイスを採用し、Vコーティングを施すことで高い耐摩耗性を実現。ラインナップはM1~M6の食付き山数1山タイプと、M2~M6食付き山数2山タイプがある(13アイテム)。

    Aブランド工具

    Aブランド工具は、多様化するモノづくりのニーズに応え、高硬度鋼や非鉄金属など幅広い用途に対応する。

    ■高硬度鋼用超硬エンドミル ロングネックラジアスタイプ 高能率仕上げ用4刃「AE-CPR4-H」は、高硬度鋼用DUROREYコーティングを採用し、高硬度鋼の高能率・高精度直彫り加工が可能。

    ■非鉄用DLC超硬エンドミルシリーズ「AE-TS-N・AE-TL-N・AE-VTS-N・AE-VTFE-N」は、独自のDLCコーティングを採用。剛性と切れ味を両立した仕様で高品質加工を実現。標準仕様と高機能タイプがあり、立ち壁加工にも対応する。

    ■加工深さに応じた油穴付き超硬ドリル『ADOシリーズ』は、3D~50Dタイプを用意。Rギャッシュで切りくずを細かく分断し、圧倒的な安定性を実現。ダブルマージンを採用により、ドリル自体の直進安定性が向上し安定加工を可能とした。表面処理は、高い耐摩耗性・耐熱性に加え、じん性に優れる皮膜のEgiAs(イージアス)コーティングを採用している。

    ■「A-SFT・A-POT・A-XPF」など『Aタップ』は、幅広い被削材へ適応し、加工機に左右されず安心して使用可能。抜群の切りくず排出性を誇る「A-SFT・A-POT」をはじめ、切りくずゼロで生産性向上に有効な転造タップ「A-XPF」など、多くのユーザーからの信頼を得るオーエスジーを代表するタップシリーズであり、メートルねじ、ユニファイねじ、管用ねじのラインナップも数多くそろえ、タップの安定加工に貢献する。

    ■『Aスレッドミル』とは、ミリング加工でねじを切削するための工具。タップに比べ切削条件の制約が少ない上、切りくず処理や油剤の潤滑性を心配することなく安定したねじ加工が可能。1パスで加工可能な「AT-1」、下穴とねじ加工を同時に行い高硬度鋼加工も可能な底刃付きの「AT-2」、非鉄金属における加工時間を大幅に短縮できる「AT-2 R-SPEC」がある。

    このほかにも、次の製品がトピックとして挙がる。

    ▼セラミックスや超硬合金、石英ガラスなどの硬脆材をマニシングセンタで切削加工することができるPCD工具『6C×OSG』は、切削加工では、従来品に比べ加工時間を大幅に短縮することで、加工コスト低減を実現する。

    ▼小型マシニングセンタに搭載可能な軽量大径ディスクカッタ『PFDC』は、従来の小型MCでは困難だった切削幅の広い1パス加工が可能で、つなぎ目のない均一な加工面を実現する。

    ▼24時間365日利用可能な工具自販機。『MONOlithbox(モノリスボックス)』は、バーコードを読み取るだけの簡単操作で在庫管理をデジタル化し、発注から納品までのタイムラグを短縮、工具の発注・管理のDX化が可能。

    さらに同社では、長年培ってきた工具設計のノウハウとコーティング技術を最大限に活かし、「再研磨・再コーティング」をOSGグループ会社で対応するため、一括受け入れ、一貫対応が可能であり、省資源化と地球環境の保護活動へ貢献する。

    【小間番号・W1020】


    ▲(左)昨秋の名古屋・MECT2023で国内初披露時の「GREEN TAP」レプリカ
    ▲(右)前回のJIMTOF2022でのOSGブースの賑わい

     

  • 【JIMTOF2024】安田工業 スキルフリーな段取りシステム紹介を企画展示

    安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町、安田拓人社長)はJIMTOF2024で、誰でも簡単に高精度加工を再現できる自動化展示を中心に、精度や品質を重視しつつ、デジタル技術を活用した最新マシンとソリューションを展示、提案する。

    精密金型・部品加工に最高のパフォーマンス発揮する4機種出展

    「Beyond the future with YASDA:YASDAで未来を超える」をスローガンに掲げ、特に、国内製造業が直面する労働力不足と国際競争力の維持という課題に対応するため、精密金型や部品加工に焦点を当て、極めて少ない熱変位と圧倒的なリピータビリティを実現し、安定した自動化技術に加え、熟練オペレーターでなくても容易に操作できる充実した計測ソフトなど、プレゼンテーションを通してアピールする。今回の出展機種は、精密金型加工と部品加工で最高のパフォーマンスを発揮する4機。

    『YBM Vi50』は、冷間鍛造金型やアルミダイキャスト金型、航空機部品、半導体製造装置部品など大型ワークの高精度加工に対応する5軸マシニングセンタで、最大重量500㎏までワークを搭載可能。今回の展示では、AWCとの連携による高精度5軸部品加工の自動化を実演する。

    主に北米や欧米で展開する『PX30i』は、323本マガジン、33面パレットプールを標準搭載し、長時間連続加工、多数個・多品種部品生産に特化した立形5軸MC。長年、金型加工機として評価されているYBMシリーズで採用のプリロード自己調整型スピンドルを搭載している。航空機、医療、そして国内の半導体製造装置の部品加工で展開を図り、精密自動加工の新境地を拓いていく。

    さらに、精密金型加工分野で30年以上の実績を持つ立形3軸のベストセラー機『YBM640 Ver.Ⅴ』と、スマートフォンやコネクタ金型に対応する高精度加工の万能MC『YMC430+RT10』も展示し、この2台の機械間にEROWA社製ロボットを装備し、金型入れや電極加工の自動化を提案する。また、企画展示として熟練オペレーターが行っていたワークの平行出しや原点測定を不要にするスキルフリーな段取りシステムを紹介する。

    成長産業に対応、カスタマイズ対応を強化

    安田工業では、グローバル市場の動向を踏まえ、各地域のニーズに合わせた戦略を展開する中、国内外で安定したシェアを維持し、特に海外市場では50%以上の売上げを占める。中長期販売戦略においては、今後も成長産業に対応した製品展開の強化、カスタマイズ対応を強化していく方針で、世界中のユーザーの生産性向上に寄与するマシンを提供していく。

    【小間番号・E5013】


    ▲前回JIMTOF2022でのブースのようす。手前が今回も出品する「YBM640V Ver.Ⅴ」

     

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