カテゴリー: ユーザー通信 WEB版

  • ユーザー通信 246号 5面 :安田工業のJIMTOF2022/次世代を担う最新5軸MC『YBM Vi50』が満を持し登場!

    Beyond the future with YASDA『YASDAで未来を超える

    デジタル技術を活用したものづくりでユーザーに「真の価値」を提供

    安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町)は、11月8~日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」に、『Beyond the future with YASDA:YASDAで未来を超える』をスローガンに出展する。安田拓人社長は、「前回のリアル開催だったJIMTOF2018から4年。IoTを活用したDXによる新たな価値の創出もこの4年間で飛躍的に進んだことは確かであり、変化のスピードに遅れを取ることなく対応していくことが求められている。そんな中、精度や品質を大切にすることはもちろん、デジタル技術を活用したものづくりで、お客様に『真の価値』を提供できる製品とソリューションを、ぜひとも4年ぶりのリアル展示会場で提案したい」との考えを示す。

    出展製品は、満を持して投入する新型5軸マシニングセンタ『YBM Vi50』、自動化・省力化を主眼にバージョンアップを施した『YBM 640V Ver.Ⅴ』、高精度微細加工のフラッグシップモデル『YMC 650&RT20』。それぞれの特長、見どころを概観すれば、次のとおり。

    【YBM Vi50】・・・・・・次世代を担う最新5軸マシニングセンタが遂に登場した。オールマイティーな分野の高精度5軸加工機としてユーザーから好評を得ている「YBM Vi40」をさらにサイズアップし、特徴を引き継ぎながら、よりワイドレンジに高精度 加工を実現した。Φ650㎜×H500㎜、重量500㎏までの大型ワークに対応可能となったYASDA立形5軸MCのフラッグシップモデルがワールドプレミアとなる会場で体感できる。【YBM 640V Ver.Ⅴ】・・・・・・高精度立形のベストセラー機が装い新たにバージョンアップした。金型加工から部品加工まで、幅広い分野での定番立形MCとして好評を得ていた「YBM 640V」が発売から28年目に大幅リニューアル。 進化に見合ったデザインを纏いつつ、操作性、メンテナンス性を向上、そして消費電力は削減する環境性能も手に入れバージョンアップした。従来からの独特な機械構造、徹底した熱変位対策、独創的なスピンドルなどYASDA独自の技術はそのままに、生まれ変わったYBM 640Vが、ユーザーの「やりたい」をかなえる。【YMC 650&RT20】・・・・・・「YMC 430&RT10」で実現したワンランク上の微細加工能力を継承しながら、 高まる微細加工ワークの大型化ニーズに応えるべく、構造から一新した、 超高精度リニアモータ駆動の5軸MC。JIMTOF2022では、AWCと組み合わせてYASDAオリジナルの操作支援ソフト 「OpeNe」を利用した「YASDAだからできる自働化」を提案する。

    「かなえるYASDAの自働化」

    また会場では、YBM 640V Ver.ⅤとYMC 650をEROWAロボットで連結し、 ユーザーの「やりたい」をかなえる、 高精度なモノづくりの「自働化」ソリューションを展開する。【小間番号・E5023】

    ▲28年目の大幅リニューアルを遂げた「YBM 640V Ver.Ⅴ」

  • ユーザー通信 246号 6面 :DMG森精機のJIMTOF2022/AMと切削のハイブリッドレーザ金属積層造形機を日本初披露!

    ◆5軸加工機・複合加工機による工程集約、自動化、DX化に貢献する製品・技術、取り組みを紹介

    ◆東京GHQオープンハウス同時開催(JIMTOF会場との無料シャトルバス運行)

    DMG森精機(グローバル本社=東京都江東区、第二本社=奈良市、森雅彦社長)は、11月8~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2022」で、「工程集約/自動化/DX化」をテーマに、東館8ホール(E8017)では、5軸加工機・複合加工機による工程集約の提案、ユーザーの生産性向上に貢献する自動化システム、ユーザーをサポートするデジタルサービス、CO2排出量削減に貢献する製品・技術、取り組みを中心に紹介する。

    労働人口の減少や生産形態の多様化に伴い、多品種生産の自動化へのニーズがより一層高まっている中、DMG森精機の自動化システムは、ワークを直接把握して搬送する「ワークハンドリング」、ワークをパレットごと搬送する「パレットハンドリング」 、工具を搬送する「ツールハンドリング」をラインアップしており、3タイプの自動化システムを一堂に会した展示を行う。また、システムを継続的に使用するためには、切屑・クーラント・ミストの、いわゆる「加工3悪」の対処や計測の自動化、そしてデジタル化の取り組みも不可欠であり、今回のJIMTOFでは、これらのトータルソリューションを提案する。そして、アディティブマニュファクチャリング(AM=金属積層造形)においては、切削加工と金属積層造形を1台で行うレーザ金属積層造形機『LASERTEC 3000 DED Hybrid』を日本初披露する。金型補修やコーティングに最適なこのAMと切削のハイブリッド機については、南館1ホール (AM102)の特別企画「Additive Manufacturingエリア」でも同様のプレゼンテーションを実施する。そのAMエリアでは他にも、パウダーベッド⽅式のレーザ金属積層造形機『LASERTEC 12 SLM』を展⽰し、実演加⼯やエキスパートによるプレゼンテーションを通して、金属積層造形における同社の製品と取り組みを紹介する。DMG MORIは金属積層造形におけるパウダーベッド方式と パウダーノズル方式の両方式をそろえ、ユーザーのあらゆるニーズに応える製品をラインアップし、ワーク展示や実演加工を通して最新のソリューションを展開する。

    さらに、JIMTOF期間中は、同社の東京グローバルヘッドクォータ(江東区潮見)にてオープンハウスを同時開催し、LASERTEC 3000 DED Hybridを含む最新鋭の機械を多数展示し、エンジニアによる実演加工を通してユーザーに最新のソリューションを提案する。このうち、増加する小型複雑形状ワークに対応し、 省スペースで最大限の生産能力を実現する高速・高精度複合加工機『NTX 500』と高生産性ターレット型複合加工機『NZ Platform』 はいずれも日本初出展となる。加えて、JIMTOF期間中、3DCGソフトウェアによるフルCG制作(4K画質)のデジタルツインで 同社ブースを再現し、同社の特設Webサイトにて公開する。会場に出向けない人たちにとっても、デジタルならではの体験を楽しむなど、同社の最新技術が結集された次世代の製品・技術の方向性が一同に体感できる6日間となる。【小間番号・E8017】【小間番号・AM102】

    ▲JIMTOF、東京GHQオープンハウスにて日本初出展となる切削加工&AMのハイブリッド金属積層造形機 「LASERTEC 3000 DED hybrid」

  • ユーザー通信 246号 9面 :ITFの工具用AlCrN系新コーティング『ISA』など出展 「関西 ものづくりワールド」に2万7千人来場

    10月5~7日、大阪南港のインテックス大阪にて、第1回となる「ものづくりODM/EMS展」「製造業DX展」を含めた計9展で構成する「第25回 関西 ものづくりワールド」が開催され、3日間で27162人が来場した。今回は特別企画として、世界初のクロムフリー表面処理や環境に優しい金属素材、次世代の油洗剤といった「業界初」「エコ」製品特集コーナーが設けられ、日本初の100L未満小型タンク用高性能精密濾過装置「完全濾過くんエボリューション」(Kamogawa)など48社がパネルで紹介された。

    構成展のうち「機械要素技術展」に出展した、DLCコーティングのリーディングカンパニー、日本アイ・ティ・エフ(本社=京都市南区、森口秀樹社長)のブースでは、EV化によりギア部品が増加傾向の需要に向け、歯車系の部品を加工する工具用のコーティング膜として、20~60HRCの幅広いワーク材質に対応可能な工具用AlCrN系超多層膜の新コーティング『ジニアスコート ISA』などを紹介した。ちなみに、時節柄「水素」というワードに対する来場者の敏感さがうかがえたという。ただし、同社でいう水素(水素フリーDLCなど)とは、来場者が考える水素とはまた違った水素であり、その回答から始めてコーティングの案内をしていく・・・という流れが多く、話のきっかけづくりには事欠かない様子だった。いずれにせよ、水素への今までにはなかった過敏さが見てとれる展示会となった。

    なお、日本アイ・ティ・エフは「JIMTOF2022」(11月8~13日・東京ビッグサイト)にて、新型アーク蒸発源を搭載した切削工具・金型・自動車部品・装飾部品向けPVD成膜装置『ⅰDSシリーズ』のポスター展示と1/15スケールの装置模型の展示、また新開発のフィルタードアーク蒸発源を搭載した自動車部品向け平滑DLC成膜装置『MFシリーズ』を紹介する。(JIMTOF小間番号・S1035)

    ▲ホブの展示で「ISA」を紹介(中央下)。日本アイ・ティ・エフは構成展のうち「機械要素技術展」に出展

  • ユーザー通信 246号 11面 :マイ・テクノス『EcoloMatic・Filter』など出展 「メッセなごや2022」開催(11月16~18日、ポートメッセなごや)

    11月16日(水)~18日(金)の3日間、ポートメッセなごや・第1展示館(名古屋港金城ふ頭)を会場に「メッセなごや2022」が開催される。メッセナゴヤとは、2006年に始まった国内外の製品・技術、サービス業界が一堂に会し、例年4万人強の来場者が訪れる日本最大級の異業種交流展示会で、2021年からはコロナ感染対策としてリアルとオンラインを融合させたハイブリット展示会での開催を行い、計36868人の来場があった。17回目を迎える今回は昨年に続きハイブリッド開催にて、出展者・来場者ともに製造業をはじめ、住宅・建設・不動産、IT・情報通信、商社・流通・物流等、業種は多岐にわたる。

    そんな中、製造生産におけるクーラント液・濾過システムのプロ集団であるマイ・テクノス(東大阪市、森本晃社長)は、工業用濾過装置『EcoloMatic・Filter』(エコロマチックフィルター)を今回も出展する。特許取得の技術により、従来の濾過につぃする考え、タンクユニットの概念が180度変わるエコロマチックフィルターは、フィルター交換に関わる購入費・廃棄費・人件費等の大幅削減が可能だ。エコロマチックフィルターは、①濾過精度の安定②クリーン液の維持③定期的なフィルター交換不要と廃棄物の削減④加工精度の安定による高品質の維持⑤希少金属の再資源化といったクーラント液濾過装置におけるこれら課題の解決で、大手企業に多数採用されている。例えば、ワイヤーカット、放電加工機に取り付けて10年間、フィルター無交換などさまざまな実績がある。また、マイ・テクノスでは直近、新規事業として、雨を防ぎながら換気のできるオリジナルブランド『EcoloMatic・ルーバー』(レインブロック)も開発し、好評を得ている。

    ▲マイ・テクノス「EcoloMatic・Filter」過去出展時のワンシーン

     

  • ユーザー通信 246号 11面 :フルサト・マルカHD 新ブランドは『UNISOL』(ユニソル)

    第2四半期決算報告 増収増益は期初予想通りに進捗、通期で売上高1580億円・営業利益55億円見込む

    9月16日、フルサト・マルカホールディングスの2022年12月期第2四半期決算関連報告がWEB会議で開催され、同社本社ビル(大阪市中央区南新町)から、古里龍平社長、大谷秀典常務らが会見に臨んだ。

    古里社長は最初に、新ブランド名とシンボルマーク、新グループ理念(体系)の概要を説明。グループ全体のサービスや商品を統括する新ブランド名は『UNISOL』(ユニソル)と制定。ユニーク(UNIQUE)+ソリューション(SOLUTIONS)を由来とし、シンボルマークは、ユニークの頭文字「U」に感嘆符「!」を組み合わせた。ユニークは同社がこれまで最も大切にしてきた価値観であり、「SOL」はどこにもない、真似のできない、一味違うソリューションの提供への決意を込めるとともに、ラテン語の太陽も意味することから、光を感じさせるイエローをカラーリングした。さらに、新グループ体系のスローガンは「『その手があったか』を、次々と。」とし、「感動提案で今を拓き、変化の先まで伴送する」をミッションに、ビジョンを「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」とした。

    その上で、古里社長は連結業績説明に移り、売上高769億1100万円(前年同期比110・7%)、営業利益27億6千万円(同227・1%)、親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益21億8300万円を報告。主な増減要因として、期初予想に対しての利益増加は想定通りであり、利益率変動は鋼材価格の上昇による製品単価の値上げが影響。新人事制度により人件費が増加し、経営統合による経費節減効果を挙げた。連結損益では売上高は期初予想通りに進捗。流動資産は売上高増加に伴い増加。純資産合計も利益剰余金が増加し、自己資本比率は60・2%となった。セグメント別業績の「機械・工具」では、国内における半導体製造装置、建設機械、食品業界は好調、工作機械業界は堅調に推移したが、自動車関連は部品不足の影響もあり低調だった。海外においては、北米での営業活動拡大による商圏拡大と為替の影響により好調。この結果、売上高は513億8100万円、セグメント利益は15億6600万円。連結海外売上高は126億4千万円、前年同期比では14億4100万円(4・4%)増、海外売上高比率は16・4%となった。

    なお、通期予想は最近の業績動向をふまえ、8月1日に連結業績予想を修正。売上高は前年対比10・4%増加予想の1580億円、営業利益は前年対比73・1%増加予想の55億円、経常利益63億5千万円、純利益41億円を見込む。

    ▲シンボルマーク

  • ユーザー通信 246号 8面 :大澤科学技術振興財団 今年度研究開発助成31件・国際交流助成2件、贈呈式開催

    「多くの可能性信じ、基礎研究の積み上げを」(大澤伸朗理事長)

    大澤科学技術振興財団は10月17日、オーエスジー NEO新城工場(愛知県新城市)にて、2022年度助成費贈呈式を執り行った。今年度は、31件の研究開発助成(5995万5千円)および2件の国際交流助成(40万円)を行い、助成金の合計は6千35万5千万円となった。平成3年の設立来31年間の研究開発助成は10億18万4千円に達している。

    当日出席者たちは2020年5月に竣工したNEO新城工場を見学したことを受け、大澤伸朗理事長(オーエスジー社長兼COO)は、次のようにあいさつの口火を切った。 「実際の現場におけるものづくり等を直接ご覧になる機会はなかなか少ないと思う。もちろん皆さまは日頃から、いろいろなテーマに基づいた基礎研究に注力されているが、こういったものが実社会において、どういった形で役に立って行くべきかと、そういった目線で考えていただく良い機会になったのであれば、私共としても、このNEO新城工場を贈呈式の会場として選んだ甲斐がある」。さらに、ここにきてウィズ・コロナの社会が世界的に見ても成り立つ段階にきていると感じられる中、その機会を通して感じた、日本の今後の世界における立ち位置について、次のように述べた。「コロナ禍の間、経済面だけでなく特に技術的な分野において、かなり取り残されて、置いて行かれるのではないかという危機感を抱いている。これは、対コロナという部分で、日本そのものが非常に踊らされているというか、コロナ禍に対する恐怖に打ち勝つことがなかなかできていない中で、海外のほうがいち早く経済活動も含めて動き出した、そういうことが顕著であると思う」。一例として、今年から再開した渡米においてデトロイトを訪れた際、自動運転の実地試験をする自動車が、街の中をふつうに走り回っている様子を挙げた。「とにかく多くの可能性を信じて、基礎研究をしっかり積み上げて行くことによって、そこから新しい革新的なものが生まれることを私共も強く信じている」と研究者に対する助成を今後も支援し続けていく考えを示し、結びとした。

    なお、今年度の受賞者は、研究開発助成は、豊橋技術科学大学 坂東隆宏助教(先進的成膜手法によるSiC層を用いた高耐久性ダイヤモンドコート工具の製作)、富山県立大学 伊東聡准教授(アブラムソン型斜入射干渉計を用いたきさげ加工面幾何形状の自動計測に関する研究)ほか29名。国際交流助成は、東京工業大学 平田祐樹助教(表面、コーティング、界面に関する環太平洋シンポジウム(PacSurf2022/アメリカ)、公立小松大学 細川晃教授(CIRP 第71回総会・CIRP=国際生産工学アカデミー/スペイン)の2名。

    ▲大澤理事長あいさつ

    ▲記念撮影(於・オーエスジーNEO新城工場)

  • オーエスジー 豊川・豊橋・新城― 地元医療機関にN95マスクを寄贈

    コロナ禍での感染予防と日頃の謝意表し

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)では、このたび、コロナ禍による非常に厳しい状況の中、地元医療関係者各位に感謝の気持ちを込めて、新型コロナウイルス感染症患者への診療等に医療の最前線で対応に当たっている医療従事者用として、N95マスクの寄付を行った。9月22日には、オーエスジーの石川則男会長が豊川市民病院 病院事業管理者の三島晃氏あてに訪問し目録を贈呈した(別途、豊橋・新城市民病院にも寄贈)。

    オーエスジーは今回も含め、過去4回にわたり、同様に豊橋・豊川・新城市の市民病院等に防護服、サージカルマスクN95、医療用ガウン等を寄贈しており、今回は、各医療機関にて入手が困難となっているN95マスクを贈った。豊川市民病院での目録贈呈後に石川会長は、市民病院の各位へ向け次のようにメッセージを述べ、謝意を表した。

    「私どもは日頃地元の会社にて働いております。なにかあってはいけないのですが、病気や怪我といったことになってしまった場合、市民病院は、市民の支えとなる最後の拠り所であり、今回の寄付も小さなことですが、医療の最前線で従事されるみなさまへの感謝を込めてN95マスクを寄贈させていただきました。これからも、医療関係者のみなさまもどうぞ安全に医療活動を続けていただけますことを願っております」。

     

    ▲寄付訪問のワンシーン。オーエスジー石川会長(左)と豊川市民病院の三島氏

  • 【ユーザー通信 245号 6面 】奈良 DMG MORI 第二本社/奈良商品開発センタ 創業地へ本社移転

    森雅彦社長会見
    「奈良のハイポテンシャル」を強調
    SAKI・マグネスケール新工場誘致
    「旧24号線沿い(郡山IC~JR奈良駅)活性化」構想にも言及


    DMG森精機は8月29日、奈良商品開発センタのお披露目会を開催し、森雅彦社長による設立趣旨等のプレゼンテーションおよび館内見学会を、報道向けに行った。

    奈良商品開発センタの稼働開始を機に、DMG森精機は7月1日付で本社を名古屋市から奈良市に移転し、奈良と東京(グローバルヘッドクォーター/江東区潮見)の二本社制を導入した。

    奈良商品開発センタはJR奈良駅徒歩1分の交通至便な隣地に設けられた。約3600㎡の敷地に地上6階建てビルを建設し、従業員約300人を擁する。

    DMG MORIグループ最大の最先端研究開発センタとなり、5Gを使ったデジタル通信技術、AI、クラウドコンピューティング、デジタルツインなどのテクノロジーを用いたデジタル化、コネクティビティを含むDX構築を行う。

    さらに、工作機械の要素技術、次世代複合加工機、Additive Manufacturing(3D積層造形)機、自動化システム、ビジョンカメラを使った非接触計測システム、次世代の切りくず・ クーラント・ミスト処理装置などの工作機械および周辺装置とそれらに搭載される制御ソフトウェア他、ファナック、東京大学、京都大学、東京工業大学、慶応義塾大学とのNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトによる研究開発「既存生産設備と協働可能な多能工自走ロボットによるダイナミック生産ラインの実現」といった、最先端のイノベーティブな開発実験を行う。

    フロアマップは、3~5階のオフィスフロア(3・4Fが開発、5Fが奈良ヘッドクォータ・第二本社)の他に、1~2階に実験センタ(1Fが機械、2Fが要素技術開発)、6階にセミナールーム・レストラン・カフェラウンジを配置している。

    建物のデザインは隈研吾建築都市設計事務所。隈氏らしい外観デザインが特徴的で、同氏も頻繁に現地に入り監修にあたったという。設計は服部建築事務所、施工は淺沼組といったこれまでもDMG森精機の仕事で実績のある地元事業者が担った。
    メインエントランスには、DMG森精機のユーザー、協力企業62社による先進の金属加工技術により、有機的な木目柄に切削された920枚のアルミ材を用い、古都・奈良と調和する建築をコンセプトとした。そんな温かみのあるオフィスには13テーマ・5千冊の書籍が並ぶ本棚も陣取る。

    京都・大阪・奈良の学生インターンシップの受け入れに加えて、電気、通信、エレクトロニクス、組込ソフト、コネクティビティ、ロボティクス、センサー分野からの経験者採用や同分野の技術者との交流を推進するこの拠点は、奈良工場(大和郡山市)と伊賀工場(三重県伊賀市)へ30分おきにシャトルバスを運行している。

    DMG森精機では2025年夏の奈良事業所のシステムソリューション工場化への改装に伴い、奈良、伊賀両事業所の役割が大きく変わろうとしている。

    森社長は、「奈良地区でのテスト加工や技術社員の勤務場所として、数年前から便利な土地を探しており、当初は学研都市(京阪奈丘陵に跨る広域都市)も候補だったが、やはり街の中で様々な人が行き交えるほうが良いと思っていたところ、銀行の紹介により、近鉄と奈良交通が所有し、しばらく用途がないこの土地を借地契約し建設に至った。建物自体は約60億円、設備した機械は常に20~30億円のバリューのある研究対象につながる投資を行った」と経緯を説明。

    「JR奈良駅前は立地的に、京都駅から約30分、大阪(天王寺駅)からも約30分と至便であり、この地には大学が集積し、様々な電気系、機械系メーカーのOBらの居住も多い」ことから、今後、新卒に限らず、中堅・シニアエンジニアのキャリア採用など、通年でのリクルーティングに有利であり、「自分のオリジナルな技術を活かしたいと思う人材にとっても魅力的な土地」だと説く。

    また、奈良事業所のシステムソリューション工場化への改装に加え、DMG MORIグループのSAKIコーポレーション(東京都江東区)、マグネスケール(神奈川県伊勢原市)の新工場を奈良に誘致、建設を計画。奈良事業所内または、いわゆる「旧・国道24号線」沿いの立地となることから、この郡山ICから奈良商品開発センタのあるJR奈良駅間の5~6㎞について、「奈良を代表するスタイリッシュな通り(ストリート)にしていきたい」との構想に言及した。

    その引き合いに、京都市内のロームや島津製作所の所在周辺にふれたことから、おそらく、西大路通がそのモデルであろう。「奈良は京都に比べ看板や景観に対する規制が寛容であり、今のうちに旧24号線沿いの活性化に向けていきたい」と続けた。

    これまでも、奈良の街並み散策も兼ね、土・日曜を跨いだ2週間ほど研修に訪れるユーザーも少なくなく、「世界中からお客様を呼ぶにあたり奈良という土地は大変魅力的であり、海外のお客様の中には『奈良へ出掛けたい』というシチュエーションだけでユーザーになっている方もいる。そういった面も今後は、さらに深めていきたい」とした上で、森社長は最後に「奈良は教育水準も高く、(奈良市内は)自然災害も少ない。これら構想も含め、少し変えていくだけで非常にポテンシャルがある。もっと自信を持っていい」と、総じて、奈良のハイポテンシャルを強調し、自らの出身地への思い入れがうかがえた。

  • 【ユーザー通信 245号 1面 】名古屋、サンドビック新本社。 オフィス併設型商業施設に入居、柔軟性備えたライフスタイルな拠点で新体制確立。

    サンドビック・コロマントカンパニーは9月7日、同社の主力販売店で構成するコロマント会の役員会・代理店会を東日本・中日本・西日本合同で開いた。


    場所は、8月1日付で新たに本社として業務を開始した新社屋「Bizrium名古屋」(名古屋市西区則武新町)で、サンドビック(旧・神戸本社)と同コロマントカンパニー本部(旧・名古屋市名東区上社)を移転統合した入居施設で開催。景況や営業戦略、環境への取り組み等を説明、併せて新本社披露も行った。

    新社屋となったBizrium(ビズリウム)名古屋とは、商業施設とオフィスを一体化した複合商業施設「イオンモール Nagoya Noritake Garden」のオフィス棟である。

    名古屋駅の北側に位置し、ノリタケカンパニーリミテドの「ノリタケの森」の一部などを活用したイオンモールとして初のオフィス併設型施設で、昨年10月27日にグランドオープンした。1~3階が専門店街、そして4~6階をオフィス棟で構成し、サンドビック本社は5階に入居している。

    そんな中、本社会議室で開かれた合同会議では最初に、コロマント会各地区の会長(東日本=橋本商工 橋本豊重社長/中日本=中央工機 箕浦康弘社長/西日本=有恒精機商会 有本浩三社長)およびサンドビック 山本雅広社長のあいさつからスタート。

    このうち山本社長は、日本では神戸から出発したサンドビックのこれまでの経緯からふれ、「コロマントカンパニーの事業がサンドビックのコア事業である。新本社体制を確立することで、効率的な営業活動、オフィス環境の創出、デジタルスペースの活用など、働き方改革を実施する。カンパニーの強化、ビジネスを伸長し全国展開することで、会員企業の成長、日本の製造業を盛り上げていきたい」と続けた。

    出席者らはこのあと、入居企業の共用施設としての貸大会議室(60席程度)はじめ、目的・個別使用の部屋、約200席のラウンジスペース、屋外のテラス席などBizriu施設内を見学。オフィスとしては従来に比べスペースは縮小、常勤者も絞られた少人数であり、営業職はリモート勤務、技術サービスは瀬峰工場で対応といった体制となる。

    コロナ禍を経て、オフィスの在り方や「場所の意味」が変わってきている今、このスタイルは、イオンモールが定義する「一人一人が自分の意志で働き方も暮らし方も選べる柔軟性を兼ね備え、場所も時間もフル活用したくなるライフスタイルオフィス」にも通じる。サンドビック本社と同コロマントカンパニー本部の統合により期待される、従業員の士気向上や相乗効果の拡がりには、うってつけの環境が整ったといえる。

    また、休憩を挟んでの第2部では、山本社長より、「受注状況は非常に順調であり、米国が好調。ロシアからの撤退というマイナス要因もあるが、アジアにおける日本の成長は大きなポイントになりアジア地区の強化は継続していく。コア事業に加えM&A活動を積極的に行う」といったグローバルでの第2四半期の状況を報告。

    さらに、髙宮真一副社長は、セルフデジタルツールの本格運用やフォーカス製品等々、2025年に向けた主要営業戦略を説明、武井篤史副社長は、「カーボンニュートラルおよび持続可能なビジネスへのアクション」についての講習を行った。

  • ユーザー通信245号 2面:ヤマシタワークス、兵庫県発行「グリーンボンド」(SDGs債)へ投資

    ヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、このたび、兵庫県が発行する「グリーンボンド」(SDGs債)に投資した。

    グリーンボンドとは、環境改善効果を有するプロジェクトに充当先を限定した資金調達のために発行される債券で、同債券は、国際資本市場協会が定義する「グリーンボンド原則 2021」、および「環境省グリーンボンドガイドライン 2022年版」への適合性について、日本格付研究所から検証を受けており、最上位である「Green1(F)」の評価を取得している。同債券の発行による調達資金は、兵庫県が取り組む地域の個性を活かしたSDGsの達成に資する次のグリーン化事業に充当される(『分類』▽事業内容の順)

    『汚染防止及び抑制 再生可能エネルギー』▽下水汚泥広域処理場整備事業(下水汚泥を利用したバイオガスの生成・固形燃料化)/『エネルギー効率 再生可能エネルギー』▽県有施設の設備更新(照明のLED化、空調設備の更新、太陽光発電設備の導入)/『気候変動への適応』▽治水対策の推進を目的とした河川改修▽土砂災害対策のための治山・砂防対策等▽豪雨災害時に備えた法面防災対策▽豪雨時の防災・減災対策を目的としたため池防災対策▽高潮対策のための防潮堤の嵩上げや胸壁整備/『生物自然資源及び土地利用に係る環境持続型管理』▽土砂災害防止や温室効果ガスの吸収に資する森林整備▽森林整備に必要な林道整備/『陸上及び水生生物の多様性の保全』▽コウノトリの生息環境整備(ため池の浅瀬やビオトープの造成)。

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