カテゴリー: ユーザー通信 WEB版

  • ユーザー通信201号抜粋 『マパール × JIMTOF2018』 出展製品ピックアップ

    『マパール × JIMTOF2018』
    出展製品ピックアップ

    マパール(ジャパン本社=埼玉県三郷市栄、松田剛一社長)は電気自動車コンポーネント加工用工具、MQL(最少潤滑)による自動車エンジン部品の量産加工といった「革新的なマシニングコンセプト」をハイライトとし、JIMTOF2018に出展する。
    多数の出展品目からピックアップした製品の、主な特長は次の通り。

    『TTD‐トリタンドリル』

    ▽3枚刃のヘッド交換式ドリルを標準シリーズ化▽ヘッドとホルダーはハースセレーションにより極めて堅固に連結▽スチール加工用ユニバーサルタイプはドリル径Φ32㎜まで標準対応▽トリタンドリルの極めて求心性の高い刃先形状により、確実にセンタリングされ安定して使用可能▽大径穴加工においても、低コストを実現。

    『スリム型ハイトルクチャック』

    ▽従来の溶接による製造方法の限界を超えた、積層造形製造によるスリム型ハイドロチャック▽スペースのない加工箇所の微細加工など広い適用範囲に対応▽コレットを介さずに小径シャンクのツールを直にクランプ可能▽最高170℃までの高い耐熱温度範囲▽3ミクロン以下の高い振れ精度▽レンチ1本で容易に脱着が可能。

    『フライカッター・システム エコ』

    ▽最軽量ミーリングヘッドシステム▽BT30など小型スピンドルマシンに最適▽容易にブレード調整可能▽精密にバランス調整された構成▽真空チャックおよび薄肉ワークの加工に最適▽低切削抵抗▽内部および外部給油に適応。

    『エコミル/ラピッドミル・ブルー』

    ▽カッター外周部からの切り屑の排出によるワーク加工面の品質が大幅に向上▽高い工程能力を実現▽切り屑による本体の損傷防止▽高速、高送りが可能▽ドライ加工、最小潤滑加工(MQL)に最適。

  • ユーザー通信201号抜粋 『安田工業 × JIMTOF2018』 高精度微細加工の「ワンランク上」「次の領域」を披露

    『安田工業 × JIMTOF2018』
    高精度微細加工の「ワンランク上」「次の領域」を披露 

    安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町浜中、安田拓人社長)はJIMTOF2018に、MICRO CENTER『YMC430 Ver.Ⅲ』『YMC650 +RT20』、PRECISION CENTER『PX30ⅰ』、CNC JIGBORER『YBM Vi40 Ver.Ⅱ』の立型5軸マシニングセンタ4機を出展する。
     今回展示の主なアピールポイントを整理すれば、まず、低振動・高精度の4万回転スピンドルで高精度・高面品位な仕上がりを実現する YMC430 Ver.Ⅲでは、低振動・低発熱の8万回転スピンドル(HSK‐E25)を搭載し、極限までの高面品位加工の領域を追求する。
     また、機械の左右どちらにでもロボットの設置ができ、ロボット1台に機械を2台接続することも可能など、各種ワークチェンジャー、自動化にフレキシブルに対応する。

    新開発E40スピンドルで重切削性を向上

     次に、700×550㎜のテーブルを搭載し、ダイプレート、ライトガイドなど微細加工を要求される大きなワークや多数個取りの要求に対応する YMC650 +RT20は、スピンドルに新開発のHSK‐E40を搭載し、従来のHSK‐E32スピンドルよりも高い剛性を備え、重切削性を向上させている。YMC650の高精度な機械構造とHSK‐E40スピンドルを組み合わせることによって、重切削性と高精度仕上げの両立を実現している。
     さらに、5軸オプションではYASDA製のロータリーテーブルRT20を搭載しており、RT10よりもさらに大きいワークディメンジョン(製作寸法)を備えつつ、高精度5軸加工を実現する。
     そして、進化するフラッグシップ5軸機 YBM Vi40 Ver.Ⅱは、参考出展としてDDモータを搭載する。
     そのほか、IoTソリューション、センシング関係についても豊富に展示するなか、ブース装飾においても新展開として、「これまでにない展示物」の登場が控えているという。

  • ユーザー通信201号抜粋 『オーエスジー × JIMTOF2018』 新製品3枚刃ドリルの「ニックネーム発表イベント」実施 「Aブランド」新製品&航空機・ 自動車関連工具を主展開


    『オーエスジー × JIMTOF2018』
    新製品3枚刃ドリルの「ニックネーム発表イベント」実施
    「Aブランド」新製品&航空機・
    自動車関連工具を主展開
     

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市本野ヶ原、石川則男社長)は、さらなるマーケットシェア拡大を目指して「Aブランド」の充実をはかるべく、JIMTOF2018にてAブランドの新製品を多数披露する。
     また、航空機、自動車に関連したワークと工具を展示し、最先端加工技術をアピールする。

    【Aブランド】超硬防振型エンドミル AE-VMSシリーズにロング刃長『AE‐VML』追加
      
     2016年のJIMTOFでデビューしたAブランドのエンドミル「AE-VMSシリーズ」に、この度、ロング刃長の『AE-VML』が新たに追加され、初披露される。
     「新たなミーリングスタンダード」と謳い、ショート形の発売をスタートに、そのラジアスタイプを追加、さらにスタブ形とサイズとバリエーションを拡大してきたAE-VMSシリーズは、多種多様な被削材・幅広い加工に対応し、高能率加工と、作業時間短縮、コストダウン、加工面の仕上がりにこだわって開発され、進化し続けている。
     潤滑性・耐摩耗性・高温耐酸化性に優れる「新デュアライズコーティング」を施し、複合多層構造がサーマルクラックを抑制。切れ味の良いポジ刃形で切削抵抗を低減、高剛性と切りくず排出性を両立した新溝形状により、バリ発生を抑制。不等リード・不等分割の採用でびびりを抑制し、安定した高能率加工を実現する。
     AE-VMLロング形では、さらに進化し、大きな芯厚により高剛性を実現、高速側面切削を可能にする。また、刃先からシャンクにむけて芯厚が変化するウェブテーパにより、工具剛性を向上させ、加工面の倒れを防止する。さらに、強ねじれ仕様で、切削抵抗を低減し、安定加工を可能にし、従来の不等分割・不等リードに加えて、マイクロレリーフの採用で、びびり抑制効果をさらに高め、安定した高能率加工を実現している。

    【Aブランド】高能率3枚刃超硬ドリル『ADO-TRSシリーズ』      
     同じく、今回のJIMTOFで初お披露目となるのが、Aブランドの新製品、高能率3枚刃超硬ドリル『ADO-TRSシリーズ』。
     ADO-TRSシリーズは、既存の3枚刃油穴付き超硬ドリル「メガマッスルドリル」(TRS)に最新技術を盛り込み、驚きの進化を遂げた3枚刃の油穴付き超硬ドリルで、幅広い被削材で安定した高能率加工を可能にする。
     高い耐久性でおなじみの「EgiAs(イージアス)」コーティングを採用し、広いチップポケットで、切りくずをスムースに排出する。新開発のRギャッシュ(PAT.P)を採用し、3枚刃ドリルでも、2枚刃に匹敵する低いスラスト抵抗と抜群の切りくず分断性と切りくず形状安定性で、切りくずトラブルの低減を可能にした。
     3Dタイプと5Dタイプの2種類を用意し、軟鋼・低炭素鋼、炭素鋼、合金鋼、鋳鉄、ダクタイル鋳鉄と幅広い材料に対応し、安定した加工を実現する同新製品は、直径・長さ違いの特殊品や、その他アルミニウム合金用の特殊品の要望にも応じて対応する。
     なお、ADO-TRSシリーズの発売は、来年(2019年)春を予定しており、JIMTOF2018の会場では、オーエスジーにとって初の試みとなる、新製品のニックネーム発表が実施される。
     一般公募(9月28日WEBサイト公開~10月10日締切済み)で最終選考まで残った3名が招待され、さらにその中から1名に副賞が贈呈されるという。
     従来は、2枚刃が「常識」の汎用超硬ドリル。オーエスジーの進化を遂げた3枚刃ADO-TRSで「ドリル新時代」「オーエスジーの常識から世界の常識へ」を提唱するにふさわしいニックネームの発表イベントは、会期2日目の11月2日(金)を予定している。

  • ユーザー通信201号抜粋 『サンドビック × JIMTOF2018』 『旋削加工再考』(TurningReinvented)等をハイライトに


    『サンドビック × JIMTOF2018』
    『旋削加工再考』(TurningReinvented)等をハイライトに
     
    サンドビック・コロマント(本社=名古屋市名東区上社、高屋政一カンパニープレジデント)はJIMTOF2018において、生産性レベルの向上、より柔軟性の高い機械加工プロセスの実現、そしてより持続可能な生産を実現する方法について発表を行い、切削工具およびそのソリューションで世界をさらにリードする。
     サンドビック・コロマントは、「共に未来を創造する」をテーマとして掲げており、このテーマには、機械加工における現在および今後の課題を克服できるような技術的ソリューションやノウハウが反映されている。
     生産性、柔軟性、持続可能性の向上は多くの作業現場が抱える課題であり、サンドビック・コロマントが提供する旋削加工とデジタルマシニングソリューションは、メーカーが業務効率化を通じてサイクルタイムと加工あたりの部品数を改善し、なおかつ機械の休止時間を短縮し、重複作業を排除し、高額な原料の使用を廃止できるよう支援するものである。
     今回のJIMTOFでのハイライトの一つ『Turning Reinvented(旋削加工再考)』では、未来の工場を見据えて考案され、なおかつすでに市場投入している製品がいくつか紹介される。
     その一例として、新たに登場したY軸突切り製品と、独創的なPrimeTurning™ソリューションが挙げられる。突切り加工用の新しいCoroCut®QDブレードでは、切削時の安定性が改善され、Y軸方向への送り動作によって切削力を再調整することで生産性と加工面品質を向上するとともに、ノイズレベルを低減できる。
     プライムターニングは専用の2つのCoroTurn®プライム工具とプライムターニングコードジェネレータで構成され、最適なプログラミングコードとプログラミング技術を提供する。
     CoroTurnPrimeのチップは、各コーナーに軸送り旋削用、端面加工、倣い加工用の3つのエッジを備え、摩耗をチップの先端のみでなく長辺側のエッジにも分散させている。
     また、サンドビック・コロマントのデジタルソリューションは、よりスマートな機械加工と作業現場の効率化を実現する。このソリューションに含まれるCoroPlus®ツールガイドは、所定の作業と材質タイプに適した推奨工具を迅速かつ正確に提案し、CoroPlus®ツールライブラリでは、ユーザーが自身のデジタル加工環境にツールアセンブリを直接統合できる。いずれのソリューションも、サンドビック・コロマントのウェブサイトから、オンライン版とオフライン版のダウンロードが可能である。
     CoroPlus®プロセスコントロールにより、ユーザーは所有する機械にハードウェアやソフトウェアのソリューションを実装することで、加工プロセスの制御レベルを高めることができる。
     CoroPlusのプロセスコントロールには、機械工具とワークの衝突時の損傷を回避または最小限に抑えるCoroPlus®コリジョンディテクター(衝突検出器)、オペレーターによる加工プロセスのリアルタイム監視と機械工具とのインタラクションを実現するCoroPlus®ツールガード、そして機械工具のスピンドル、スライド、ベアリングの状態解析を通じて予知保全を可能にするCoroPlus®マシンヘルスインスペクターが含まれる。
     マイケル・エネベリ社長は、JIMTOFに対する期待について、「お客様やパートナーの皆さまに直接お会いできることは、ニーズに即したカスタマイズソリューションを開発し、将来に向けた連携を図る意味で非常に重要な機会となる。メーカー様の効率性、生産性、収益性の向上を実現するために開発されたトップクラスのソリューションを展示できることは、当社としても誇りに思う」と述べている。

  • ユーザー通信201号② 東芝機械の人財育成 人財教育体系を再構築中 ―「営業力のスキルアップに注力」

    東芝機械の人財育成
    人財教育体系を再構築中 ―「営業力のスキルアップに注力」

    いま、「空前の」という形容詞がつく「人手不足」、そして就活生優位の「売り手市場」が続くなか、学生の企業研究や企業についての理解は、反比例して「下がっている」と嘆きの声も聞こえる。
    そんななか、JIMTOF2018に出展する東芝機械(本社=静岡県沼津市大岡、三上高弘社長)が、会期中に開催される学生応援企画「工作機械トップセミナー」へ寄せる期待は大きい。
    前回(2016年)参加の述懐をふまえ、東芝機械グループの人財戦略(採用・教育)の現時点について、同社管理本部 人事部の4人、人事・採用担当の滝登グループマネージャーと藤原正人さん、人材開発担当の大竹典和グループマネージャーと尾田みず希さんに話を聞いた―。
    * * *
    「ようこそ夢のある工作機械の世界へ」の副題どおり、工作機械トップセミナーは学生に向けて、工作機械メーカーの経営者やユーザーから、ものづくりの最先端で活躍する工作機械の重要性と魅力、工作機械産業で働くことの素晴らしさがわかりやすく紹介される。
    この催しには、全国の理工系学生、教職員等約600人が訪れ、セミナー終了後には日本工作機械工業会(日工会)会員の技術者や人事・採用担当者らとの懇親パーティーも実施される。
    今回は11月3日(土)、トップセミナーは13時~16時45分に、会議棟7階 国際会議場で、懇親パーティーは17時~19時に、会議棟1階 レセプションホールで開かれる。
    東芝機械の人事部では、「トップセミナー終了後の懇親パーティーで、全国から来ている学生と『個々』に話ができ、とても有用な催し」だと考えている。
    11月開催というタイミングは、再来年(20年)入社組への「きっかけづくり」になる。今回もブースを設けて、「当社の技術系メンバーも参加し、技術や会社に対し理解してもらえる場になると思う」。
    前回(16年)はブースへ数多くの学生が来場し、2時間という限りあるなか3名で対応した。
    同社では毎年2月にインターンシップを行っているので案内したところ、参加への呼び水にもなったことから、「来場している時点で、すでに『ものづくりに興味がある』という前提があり、『機械業界に勤めたい』という学生が多いので、このような催しは今後も継続的に実施してほしい」。
    今回も、工作機械のみならず産業用ロボットや射出・押出成形機、ダイカストマシンといった世界のものづくりを支える「総合機械メーカー」としての可能性をPRする。

    「個人」と「集合」教育で弱みを克服

    そんな東芝機械グループが現在、再構築中の新たな教育体系のひとつに、「営業力」への注力がある。「若手の営業力を上げていきたい」との社内ニーズを受け、教育担当とともにスキルアップを目指す内容を考えている最中で、「来春(19年)の採用では営業の採用人数を増やし、拡充をめざしている」という。
    カリキュラム的には、「個人」と「集合」に分別し、「個人での実施では、人によって持っている『弱み』が違うので、それに合った教育を選ぶ。集合では、全体で弱い部分の克服に取り組む」。
    1年ごとに評価し、個人のスキルアップ・営業全体の底上げをめざす。

    「現地法人で実践」グローバル人財育成

    さらに、16年時に最も注力されていた「グローバル人財育成」については、これまでは国内での教育を中心としていたが、「やはり、現地での教育が実践的」と考え、約1週間にわたる現地法人での研修を今年9月から新たにスタートしている。

  • ユーザー通信201号① 東京ビッグサイトが巨大な工場に! 「つないだ各展示機の状態をライブ表示」などIoTを実感できるプログラムが満載

    東京ビッグサイトが巨大な工場に!

    「つないだ各展示機の状態をライブ表示」などIoTを実感できるプログラムが満載

    世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市)」〈主催・日本工作機械工業会/東京ビッグサイト〉が、11月1日(木)から11月6日(火)までの6日間、キービジュアルを「未来へつなぐ、技術の大樹」とし、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)を会場に開催される。

    過去最多の1085社が出展、15万人以上の来場者見込む

    今回は、世界21ヵ国・地域の企業・団体から合計1085社の出展となり、前回(JIMTOF2016)と比較して116社増加の過去最多の出展者数となった。これに伴い、来場者数も15万人を超えることが期待されている。
    併催展でも、JIMTOF2018のキーワード「つなぐ」を体感できる展示がなされる。主催者企画展示は、「Connected Industries SHOWCASE@JIMTOF2018~ものづくり新時代 IoT+生産現場=『つながる』への挑戦!~」と銘打ち、日本工作機械工業会(日工会)の会員メーカーの展示機を「つなぐ」。
    これにより、東京ビッグサイトを一つの巨大な工場に見立て、プラットフォームを介してつながれた各展示機の状態を、一括稼働モニター(大型ディスプレイ)でライブ表示するほか、IoTコンシェルジュ(女性MC)が登場するドラマ仕立てのプレゼンテーションや、IoT導入事例の紹介コーナーなど、IoTの一端が実感できるプログラムが満載となっている。
    さらに、特別展示では本田技研工業の協力により、各年代のエンジンや技術の集大成であるレーシングカーの実機を会期を通して展示するなど、過去から「つながる」技術の変遷・進化が体感できる。
    また、来場者向けのサービスとして「JIMTOF公式アプリ」を開設。出展者情報やブース位置、各セミナー情報など、利便性向上につながるアプリケーションを提供する出展者との「マッチングシステム」を用意している。

  • ユーザー通信200号 2日間開催の継続が好評「機能性フィルム展」

     

    8月22~23日、大阪産業創造館(大阪市中央区本町)を会場に、「機能性フィルム展2018」が開催され、フィルム市場に強みやオリジナル性を持つ企業が集結した。
    昨年からの2日間開催が好評のなか、今年は56社が出展。オーエスジーシステムプロダクツ(OSGグループ/愛知県豊川市)も名を連ね、バーコーター(ノンワイヤーバー)をメインにアピールした(※写真)。
    ノンワイヤーバーは、グラビアインキの調色や塗布厚みの確認を用途とし、ワイヤーを巻いたタイプと比べ、一体型形状のため、切れない、ずれない、長寿命、目詰まりなしで塗布圧の確認を実現する。
    OSGグループならではの「転造」を強みとする一体型形状は、国内では先駆者であり、さまざまなケースでの「研究」に用いられることから、その使い良さが好評を得ているロングセラー商品。とはいえ、多くの部署を持つ企業では、部署ごとに認知度もまちまちであることから、同じ企業内での横展開に注力したPRが行われた。
    一方、京都市南区でコーティング事業を手掛けるプラズマイオンアシストは、常温から製膜可能なDLCコーティング、R2方式により連続成膜されたPETフィルムを紹介した。
    この「ロール to ロール DLC連続成膜装置」は、中間層を必要としないイオン注入成膜法により、各種フィルム素材に機能性DLCの成膜が可能、ICPプラズマによる機能搭載など、オリジナリティの高さが強調された。

     

  • ユーザー通信200号 大機器協、「津波・高潮ステーション」を社会見学

     

    大阪機械器具卸商協同組合(大機器協/事務局=大阪市西区阿波座)は8月29日、大阪市西区江之子島の『津波・高潮ステーション』で社会見学を実施し、組合員・メーカー会員ら95名が参加した。
    見学に先立ち、社会見学委員会委員長の木村吾郎副理事長(カツヤマキカイ社長)は、「近い将来には必ず大阪を襲うといわれている『南海トラフ巨大地震』と津波について、正しい知識を習得し、社員の安全確保や事業継続計画(BCP)に役立ててほしい」旨あいさつした。
    さらに、中山哲也理事長(トラスコ中山社長)は、「怖いものといえば、地震・雷・火事・親父とはよくいわれるものの、果たして怖さの順番や並びについてはどうなのか? と思っていたが、私自身が直に阪神・淡路大震災を経験したことから、やはり地震がトップではないかと認識している」など追随した。
    同施設は、西大阪治水事務所が所管する防潮堤や水門の津波・高潮防ぎょ施設の一元管理を行う防災棟を併せ持ち、災害発生時の対応や、かつて大阪を襲った高潮の知識などが学べる。
    折しも6月以降、大阪北部地震、西日本豪雨、直近では台風20号の直撃と自然災害が続いた直後だっただけに、一行は、4面(前面・左右側面・床面)に映し出され、包み込まれるような迫力のなかで津波の恐ろしさを知るダイナキューブ「津波体験シアター」の体感等で「海より低いまち大阪」における防災意識を高めた。

     

  • ユーザー通信200号 昨年に続き『京丹後ものづくり産業企画展』開催―200人超が来場

     

    8月18~19日の2日間、京都府京丹後市のショッピングセンター「マイン」を会場に、昨年に続き『京丹後ものづくり産業企画展』(主催=京丹後市地域雇用促進協議会/共催=丹後織物工業組合・丹後機械工業協同組合)が開催された。
    同展は、宮津市・京丹後市など京都府北部の2市2町で構成される丹後地方の地場産業の「機械金属」「織物」を身近なものとするため、パネル展示や製品展示、ものづくり体験コーナーによりPRするイベントで、第2回の今回には、主に地元の小中高生や家族連れら200人超が訪れた。
    初の試みとなった昨年は、周辺で学校行事が重なっていたにも関わらず、「メタル昆虫組立」など子どもの興味を掻き立てる催し等で賑いをみせ、今後の恒例化に期待が持たれた。
    ポリテクカレッジ京都が協力に加わる

    そんななか製品展示の一例では、自動車・オートバイ部品、工業用ミシン部品等精密部品の製造を手掛ける日進製作所(京丹後市峰山町)は、HONDA「FIT」に搭載のVTECエンジンを展示し、省燃費と高出力を両立したエンジンである旨等を説いた。
    また今年は、ポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)の協力が加わり、「遊星歯車機構教材」の展示には子どもたちが実機にふれ、その製作過程(ワイヤ放電加工機による歯車の製作等)についてもパネルやプリントで詳細が解説された。
    一方、ものづくり体験コーナーのステンレス製ペン立ての組み立て、オリジナル缶バッジ、ハンドスピナーの製作には、10時開始早々から一気に参加者が押し寄せ、2回目の開催ながらも、早くもイベントの浸透度合いが見てとれた。
    ポリテクカレッジ京都のスタッフは、「我々は京都市内や舞鶴市でもこのようなものづくりイベントに取り組んでいるが」と前置きしたうえで、初参加で得た感触を、次のように述べた。
    「同じ京都府内でも(催しに)集まる勢いの違い、『ものづくりが好き』という自然な姿勢に驚いている。年代(子ども)や地域の特性が出ているのだろう。丹後地方の人たちには、元々そういった素養が多く宿っているのかもしれない。ぜひ今後もいっしょにこのイベントを続けていきたい」。機械金属がメインの19日正午前にはすでに、ハンドスピナーの製作数は100個以上を消化していたという。
    「人なつっこい」という言葉になぞらえば、いうなれば「ものづくりなつっこい」土壌が京丹後にはあるということだろう―。

     

     

     

  • ユーザー通信197号抜粋 立花エレテック、売上高・利益ともに「大幅、驚異的に伸長」(平成30年3月期決算)

    立花エレテック、売上高・利益ともに「大幅、驚異的に伸長」(平成30年3月期決算)

    中長期経営計画「C.C.J2200」の成果を強調

    電機・電子技術商社のリーディングカンパニー、立花エレテック(本社=大阪市西区西本町)は5月10日、平成30(2018)年3月期の連結業績を発表した。
    売上高 1783億2400万円(対前期比11・3%増)、営業利益 63億9500万円(同23・6%増)、経常利益 66億500万円(同23・7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 45億3900万円(同16・6増)と、売上高・利益ともに過去最高を更新した(ただし、携帯電話のアッセンブリ事業を手掛けた当時の売上高1800億円超は除く)。
    なかでも、FAシステム事業の売上高は1041億5700万円と初めて1千億円の大台に乗り、約65億円の伸び幅を示した。同じく伸び幅で他事業を見れば、半導体デバイス事業が約68億円、施設事業が約11億円と、主要なカテゴリーすべてが大幅増収となった。
    さらに、高木商会など主要子会社についても、デジタル接続機器などが大幅に伸長し、海外子会社においても半導体を中心に日系顧客向けが好調に推移した。
    渡邊武雄社長(※写真)は、「連結売上高での増額幅は181億600万円、単体での売上高は1305億6500万円(112・5%増)で増額幅は145億4200万円と、驚異的な伸び、大幅な増収増益となった。要因は何といっても、世界的な半導体業界の好況と、それを受けての半導体デバイス事業の大幅な伸長。加えて、半導体および液晶製造装置関連等の積極的な設備投資需要による、インバーターやシーケンサといったFAシステム事業も好調に推移した結果」と説明。
    さらに、「ただそれだけでは、世間並みの伸びしかできない」と前置きしたうえで、中長期経営計画「C.C.J2200」の着実な成果を強調した。
    「特に、地域サービスレベルの均一化が功を奏し、産業メカトロニクス部門が首都圏・中部圏での市場開拓に注力し、伸長した。また、IoTやAI時代を睨んだ『自社保有技術によるシステムソリューションビジネス強化』へ取り組み、産業用ロボットを活用したシステム提案型ビジネスへの注力が、ビジネスの領域を拡大しプラスオンされた」と続けた。
    そのうえで、平成31(2019)年3月期の業績については、売上高 1820億円、営業利益 64億5千万円、経常利益 67億円、親会社株主に帰属する当期純利益 46億円を計画する。

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