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  • [262D]大阪管材組合新春賀詞交歓会「今年は関西にとって勝負の年、大きな変革続く」

    大阪管工機材商業協同組合は1月12日、大阪・なんばのスイスホテル南海大阪で、「令和6年新春賀詞交歓会」を開催し、来賓や正会員・賛助会員など485名が出席。開会に先立ち、能登半島地震犠牲者への哀悼ならびに被災者へのお見舞いと復興を祈念し、参加者全員で黙とうをささげた。

    同会は、粟井寛儀副理事長(粟井機鋼社長)の司会で開会。はじめに岡﨑信一理事長があいさつに立ち、組合として災害義援金・百万円を石川県に寄付することを報告したのに続き、人材育成や研修、福利厚生をはじめ、最大イベントである「管工機材設備総合展」(昨年9月)の成功など今期の組合活動の実績を紹介。「今年も『一社ではできないことを、協同で取り組み実現する』との組合本来の使命に徹し、団結力を一段と強化して、業界の発展に尽力する」と新年の抱負を語った。

    次いで、昨秋の叙勲にて「旭日小綬章」を受賞した全国管工機材商業連合会の橋本政昭会長(橋本総業ホールディングス社長)が、「組合活動を通じて、業界の発展に貢献してきたことを評価していただいた。今後も業界や社会の成長のため、全力で尽力していく」と謝辞を述べた。

    さらに、来賓を代表して、経産省近畿経済産業局産業部・細川洋一部長は、「今年は関西にとって勝負の年となる。来年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)を控え、大きな変革が続くが、これを成長への好機として新たな事業開拓に期待する。管工機材は、生活や産業の基盤となる重要な役割を担っており、設備投資や生産性向上などを促進する様々な支援策を活用し、さらなる発展を」とスピーチ。続いて賛助会員を代表して、鶴見製作所の辻本治社長は、「当社はこの1月5日に100周年の佳節を迎えたが、創業以来、一度も赤字決算をしていない。これは、当社の事業活動が人々の暮らしに欠かせない『水』に関わっているからだ。今後も、本業であるポンプ技術を中心に、皆様とともに社会と業界の発展に貢献していく」と強調した。この後、商工組合中央金庫大阪支店の木村光孝執行役員支店長の発声で乾杯、木澤利光副理事長(昭栄社長)の閉会あいさつ、安藤康雄理事(安藤社長)の中締めで、閉会した。


    ▲大阪管材組合・岡﨑
  • [262C]東陽 新春賀詞交歓会 「BEV一辺倒とは違う未来が到来する可能性を強く感じる」

    東陽(本社=愛知県刈谷市)は1月8日、刈谷市産業振興センターあいおいホールにて、2024年新春賀詞交歓会を開催し、多数の取引先が出席し、新しい年の共々の躍進を誓い合った。

    はじめに同社の羽賀昭雄会長があいさつに立ち、日本製鉄のUSスチール買収や半導体産業再興への取り組みなどの動向を紹介し、「今年は日本の経営(企業)が再び世界に羽ばたくスタートの年になる。トヨタ自動車も過去最高の好業績で、この勢いを受け当社は、徹底的に強気の攻勢に出る」と強調した。さらに、世界市場でのEV車の需要に急ブレーキ感が強まっており、ハイブリッドを中心とした全方位戦略が見直され、「新しい時代(完全EV車)までの準備期間ができた」と指摘。「この間にしっかりと競争力強化に努める。改めて、当社の経営の原点である『お客様の信頼を得ながら、サプライチェーンの役割を果たす』ことに徹し、共に変革の時代を乗り越えよう」と呼び掛けた。

    次いで、羽賀威一郎社長が壇上に。「社長就任以来、多くの方と会話する中で話題は、①人件費・人手不足による省人化・自動化②カーボンニュートラルへの対応③BEV(バッテリー式電気自動車)の動向、の3つに絞られる」と説明した後、自動車部品製造の各工程別の自動化や生産から物流までの一貫した自動化提案を展開しているほか、カーボンニュートラル対応でも自社物件で改善実績の活用をはじめ、幅広い分野の取引先各社の最新技術を活用し、「多様な顧客ニーズに応える提案活動を推進する」と述べた。

    次いで、欧米を中心としたBEV市場の動向について言及。「一時期のBEV需要の減速傾向が顕著で、BEV一辺倒とは違う未来が到来する可能性が強く感じられる。欧米ではハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)へのニーズも高まっている。今後も、全固体電池に適応した社内体制の改革に着手している。主力取引先の皆様とともに、全方位を視野に積極的な提案営業を展開し、飛躍の一年に」と新年の抱負を力強く述べた。なお、羽賀会長、羽賀社長のあいさつの冒頭で、能登半島地震、羽田空港事故での犠牲者への哀悼の意ならびに被災者へのお見舞い、そして一日も早い復興祈念を表した。

    3月21・22日、プライベートショー開催へ

    なお東陽は、昨年に引き続き、プライベートショーを開催する(3月21日~22日、刈谷市産業振興センター)。やはり「自動化」「省人化」を軸とした展開が見られそうだ。


    ▲「徹底的に強気の攻勢に出る」と羽賀会長  ▲羽賀社長よる乾杯発声            ▲取引メーカーと羽賀社長との名刺交換に長蛇の列
  • [262B]トラスコ中山、東西本社で賀詞交歓会開く

    トラスコ中山は1月5日、令和6年度の賀詞交歓会を、東京本社(東京都港区)および大阪本社(大阪市西区)にて開催した。東京本社の出席者は中山哲也社長はじめ16名、大阪本社では中井一雄取締役(営業本部本部長)ら12名が、それぞれ来場者を出迎え、新年のあいさつを交わした。

    配布された資料セットの中には、社内報『はんどめいど』新春号のほか、2026年7月にオープンする物流センター「プラネット愛知」(北名古屋市)に関する資料も折り込まれ、「ニッポンの工具箱」として紹介。「最大出荷可能金額1000億円/年(見込み)」「2030年在庫アイテム数100万アイテム」「オープン時在庫70万アイテム」「名古屋駅より車でわずか20分」など、「問屋による『ニアワセ+ユーチョク(ユーザー直送)』で2024年物流難題を解決! 物流の常識に」をアピールした。


    ▲大阪本社会場でのようす。右手前が中井営業本部長
  • [262A]山善・メーカー合同賀詞交歓会 「現場目線に徹し、進取果敢に新しいビジネスシーンに挑戦」

    山善(本社=大阪市、岸田貢司社長)は1月5日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で、「2024山善・メーカー合同賀詞交歓会」を開催し、主力取引先336社・642名が出席し、共々の飛躍を誓い合った。同会では開会前に、能登半島地震ならびに羽田空港事故での犠牲者への哀悼の意ならびに被災者へのお見舞い、そして一日も早い復興を祈念し、参加者全員で黙とうがささげられた。

    会場でははじめに、山善大阪支社の廣岡雅人専任役員支社長が開会あいさつ。「大阪支社は『元気』をキーワードに、山善らしく『元気』を届け、様々な変化にスピーディに対応し、共に飛躍の年に」と述べた。次いで、岸田貢司社長は、2024年の同社の経営スローガン「私たちは 現場にこだわり 進取果敢に挑戦し 共に未来を切拓く」を紹介し、「山善はすべての面で現場にこだわり、現場目線に徹し、進取果敢に新しいビジネスシーンに挑戦していく。特に全国各地の地域経済の発展に貢献する『どてらい市』を通じて役に立つ提案営業を推進し、主力取引先の皆様と共に明るい未来を切拓いていく」と新年の抱負を力強く表明した。

    この後、メーカーを代表し、住友電気工業の佐橋稔之常務取締役アドバンストマテリアル事業本部長が登壇し、「切削工具業界にとって昨年に続き、今年も自動車産業でのEV化など先行き不透明な状況が見込まれる。こうした時こそ、現場第一に人間力で未来を切拓く山善様との信頼関係を深化させ、共存共栄を」と強調し、乾杯の発声を行った。

    和やかな歓談の後、ダイキンHVACソリューションの下野健治社長が中締めのあいさつを述べ、大阪支社の中畑光俊副支社長の閉会あいさつで散会した。なお、山善・メーカー合同賀詞交歓会は、この日の大阪会場を皮切りに、東京、名古屋、広島、九州の全国5会場で実施された。


    ▲「共に明るい未来を切り拓いていく」と岸田社長
  • 「変わりゆく切削加工」 需要高まる複合材・樹脂加工での新提案 オーエスジーがIPFジャパン初出展

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)は11月28日から12月2日までの5日間、千葉・幕張メッセで開催された「IPF Japan 2023(国際プラスチックフェア)」に初出展し、幅広い加工や被削材に対応するAブランド製品をはじめ、金型加工用工具や樹脂加工用工具を展示。また、市場拡大が見込まれるCFRPなどの複合材料での最適加工を提案し、注目を集めた。

     

    IPFJapanは、プラスチック・ゴムに関する原材料や成形機および関連機器、製品、試験・検査機器、リサイクル・廃棄物処理装置、受託加工・製造など、778社・団体が出展。第10回の今回は5日間で、国内外より3万8436人が来場した。

    会期中の11月30日には、会場で行われた出展者プレゼンテーションにて、「変わりゆく切削加工~複合材・エンプラ・ロボット切削~」をテーマに、需要が急増する複合材部品加工、ロボット切削加工、樹脂加工の課題に対応するオーエスジーの取り組みをアピールした。

    セミナーでの講師は、オーエスジー デザインセンター開発グループ
    エアロペースチームの鈴木真係長と、エンドミル開発チームの野田尚太郎係長が務めた。セミナーでは、世界的な総合切削工具メーカーとしての事業展開の説明に続き、変化する切削加工現場から見たものづくりの未来を展望した。

    その中では、アルミ合金と比較し剛性の向上や軽量化による燃費改善が可能なCFRPなどの「複合材料」、人手不足や加工の自動化に貢献する「ロボット切削」、金属の代替材料として需要が高まっている「樹脂加工」の3分野での同社が培ってきた最適工具や加工方法を提案し、「樹脂切削には、金属と異なるノウハウが多く必要で、今後も樹脂・非金属加工での課題解決に取り組んでいく」と強調。ロボット切削専用工具、樹脂加工専用工具の開発に言及した。


    この後、セミナー参加者はオーエスジーブースに移動し、同社の各種切削工具や加工提案について熱心な質問が相次ぐ姿が見られた。

    セミコンジャパンでも新しい加工常識を提案

    同社のこういった流れは翌々週の「SEMICON Japan 2023」(12月13日~15日/東京ビッグサイト)出展へ続いた。

    世界を代表するエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会、SEMICONJapanは、半導体産業における製造技術、装置、材料をはじめ、車やIoT機器などのSMARTアプリケーションに加え、半導体産業を支える人材育成までをカバーし、出展者数は961、ブース小間数も2265と前回から大幅に増加。特に海外からの出展は昨年の3・6倍となる187社に及んだ。

    そんな中、オーエスジーは、半導体製造装置の部品に使われるステンレス鋼やアルミニウム合金などの非鉄合金、樹脂などの非金属を高能率・高精度に加工可能な工具を加工事例(小径内歯車の樹脂加工など)とともに展示。さらに、超硬・セラミックスなど、硬脆材の加工コスト低減を削減するPCD工具ブランド『6C×OSG』を展示した。

    ジルコニア加工事例(形状加工、穴加工、ねじ切り加工)や超硬加工事例(形状加工、穴あけ加工)を示す中、オーエスジーブースの説明担当者は、「超硬合金やセラミックス、石英ガラス等の硬脆材は、研削加工や放電加工を行うのが一般的だが、加工時間が長く生産性が上らないのが課題」とした上で、「硬脆材加工に特化したブランドである6C×OSGで、加工品位も生産性も妥協しない新しい加工常識を提案する」と意気込みをみせた。

  • ヒノデHD、鋳鉄×ミネラルキャスティング「ハイブリッド技術」を発表 工作機械やロボット加工機のさらなる高速化・高精度化の実現に寄与

    ヒノデホールディングス(本社=福岡市博多区、浦上紀之社長)は、半導体製造装置、工作機械など各種産業用機械の高速化・高精度化に寄与する、高剛性・高減衰性を実現した新しいソリューション技術を開発し、10月4日、ヒノデグローバルイノベーションセンター(佐賀県みやき町)にて発表、説明会を行った。説明会では、産業機械業界では高速化、高精度化に大きな課題があることから、今回発表した振動抑制のソリューションはその改善につながるという点で注目したパナソニックコネクトとの共創、東京大学との共同研究の成果を報告した。

    半導体製造装置や工作機械をいま以上に高速化・高精度化させるには、機械の動作時に発生する振動の抑制が 鍵となる。振動を抑制するためには、機械本体の剛性は維持しつつ減衰性を高める必要があるが、その実現には、材料面や構造面といった源流から見直さなければならない。 しかし、一般的に使われている鋳鉄や鋼材、加えて、欧州メーカーのハイエンド機に使われるミネラルキャスティング材料では、剛性と減衰性はトレードオフの関係にあり、構造設計だけで解決するには限界があった。このような背景のもと、このたび、剛性に優れる鋳鉄と減衰性に優れるミネラルキャスティングの「ハイブリッド技術」、および普通鋳鉄(FC250)と比較し、約2・5倍(FC250を1とした場合/ヒノデHD実施試験結果の比較)の減衰性を持つ「高減衰鋳鉄」の2種類の技術・材料を開発した。半導体製造装置や工作機械をはじめ、CTやMRIなどの医療機器、精密測定機器、さらにはロボット加工機において、各部位に求められる要求性能に応じ、鋳鉄、ミネラルキャスティング、新技術であるハイブリッド技術、高減衰鋳鉄を最適に使い分けることで、さらなる高速化・高精度化の実現に寄与する。

    工作機械の高速化・高精度化ニーズにおいては、航空宇宙部品や医療機器部品、光学金型、電子機器でも、微細加工による高精度化が求められており、その実現のため、制御技術や作業環境保全(振動や温度・湿度管理)に加え、加工時に発生する振動を抑制する機械自体の制振性向上に取り組まれている。ヒノデHDはこれまで製品メーカーとして、また鋳物メーカーとしての製造制約などを組み込んだ設計/解析技術やノウハウを蓄積している。近年では多くの各種産業機械メーカーと協働し、顧客の鋳物構造体の形状最適化 (高剛性、軽量化、耐久性向上など)に取り組んできており、この解析ノウハウを振動にまで拡張することで、顧客に高速化・高精度化の側面で最適な形状を提案することができると考えている。ヒノデHDの産業用鋳物セグメントでの近年の活動実績では、「牧野フライス製作所・田島軽金属と共同で高剛性アルミ鋳鉄合金(ATHIUM)を発表」(2020年12月)、「ミツトヨと鋳造部品供給・鋳造技術共同研究などの事業提携契約を締結」(2021年10月)等々がある。


    ▲ポジショニング図              ▲鋳鉄×ミネラルキャスティング ハイブリッド技術の適用例
  • オーエスジーがIPFジャパン初出展/「変わりゆく切削加工」 需要高まる複合材・樹脂加工での新提案

    セミナーでは「ロボット切削専用工具、樹脂加工専用工具の開発」に言及

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)は11月28日から12月2日までの5日間、千葉・幕張メッセで開催された「IPF Japan 2023(国際プラスチックフェア)」に初出展し、幅広い加工や被削材に対応するAブランド製品をはじめ、金型加工用工具や樹脂加工用工具を展示。また、市場拡大が見込まれるCFRPなどの複合材料での最適加工を提案し、注目を集めた。IPF Japanは、プラスチック・ゴムに関する原材料や成形機および関連機器、製品、試験・検査機器、リサイクル・廃棄物処理装置、受託加工・製造など、778社・団体が出展。第10回の今回は5日間で、国内外より3万8436人が来場した。

    会期中の11月30日には、会場で行われた出展者プレゼンテーションにて、「変わりゆく切削加工~複合材・エンプラ・ロボット切削~」をテーマに、需要が急増する複合材部品加工、ロボット切削加工、樹脂加工の課題に対応するオーエスジーの取り組みをアピールした。セミナーでの講師は、オーエスジー デザインセンター開発グループ エアロペースチームの鈴木真係長と、エンドミル開発チームの野田尚太郎係長が務めた。セミナーでは、世界的な総合切削工具メーカーとしての事業展開の説明に続き、変化する切削加工現場から見たものづくりの未来を展望した。その中では、アルミ合金と比較し剛性の向上や軽量化による燃費改善が可能なCFRPなどの「複合材料」、人手不足や加工の自動化に貢献する「ロボット切削」、金属の代替材料として需要が高まっている「樹脂加工」の3分野での同社が培ってきた最適工具や加工方法を提案し、「樹脂切削には、金属と異なるノウハウが多く必要で、今後も樹脂・非金属加工での課題解決に取り組んでいく」と強調。ロボット切削専用工具、樹脂加工専用工具の開発に言及した。この後、セミナー参加者はオーエスジーブースに移動し、同社の各種切削工具や加工提案について熱心な質問が相次ぐ姿が見られた。

    セミコンジャパンでも新しい加工常識を提案

    同社のこういった流れは翌々週の「SEMICON Japan 2023」(12月13日~15日/東京ビッグサイト)出展へ続いた。世界を代表するエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会、SEMICON Japanは、半導体産業における製造技術、装置、材料をはじめ、車やIoT機器などのSMARTアプリケーションに加え、半導体産業を支える人材育成までをカバーし、出展者数は961、ブース小間数も2265と前回から大幅に増加。特に海外からの出展は昨年の3・6倍となる187社に及んだ。

    そんな中、オーエスジーは、半導体製造装置の部品に使われるステンレス鋼やアルミニウム合金などの非鉄合金、樹脂などの非金属を高能率・高精度に加工可能な工具を加工事例(小径内歯車の樹脂加工など)とともに展示。さらに、超硬・セラミックスなど、硬脆材の加工コスト低減を削減するPCD工具ブランド『6C×OSG』を展示した。ジルコニア加工事例(形状加工、穴加工、ねじ切り加工)や超硬加工事例(形状加工、穴あけ加工)を示す中、オーエスジーブースの説明担当者は、「超硬合金やセラミックス、石英ガラス等の硬脆材は、研削加工や放電加工を行うのが一般的だが、加工時間が長く生産性が上らないのが課題」とした上で、「硬脆材加工に特化したブランドである6C×OSGで、加工品位も生産性も妥協しない新しい加工常識を提案する」と意気込みをみせた。

                 
    ▲IPF Japanでのセミナー講師を務めたOSGの鈴木氏(左)と野田氏   ▲IPF JapanでのOSGブース。セミナー後に受講者が押し寄せた

    ▲SEMICON JapanでのOSGブース。アジア系外国人の姿が目立った
  • 来春には新社名「YKアキュラシー」に/横山機工創立60周年・三陽アキュラシー設立10周年 記念祝賀会を盛大に開催

    機械・機器・工具販売商社の横山機工(本社=大阪市福島区、横山利治社長)の「創立60周年」および、関連会社の三陽アキュラシー(同)の「設立10周年」を祝う記念式典が11月24日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで盛大に開催された。式典の最後には横山社長より、来春4月21日付にて両社を合併した上で、新社名「YKアキュラシー」とするとの発表があり、新たなステージに向けてのスタートを飾る集いとなった。

    式典には、得意先、仕入先など取引関係や社員など、約170人が出席。オープニングでは京都先斗町・祇園町にて小唄・三味線の師匠として活躍する春日とよ子氏一行による演目を披露。続いて、会社創立以来の歴史やユニークな取り組みなど編集したプロモーションビデオを上映し、足跡、取り組みなどスライドで紹介。アイキャッチとして、人気ドラマ「VIVANT」をもじった「VAVANT」(ババンと)GO!」とアピールし、盛り上げた。

    記念セレモニーに続いて、式典はRIBEKA氏(藤原りべか/横山社長の姪)の司会で進行され、はじめに横山社長があいさつに立ち、「横山機工創立60周年、三陽アキュラシー設立10周年の佳節を迎え、得意先・仕入先などの取引先の皆様ならび社員への感謝と御礼も気持ちを込めて企画した。皆様との交流を深め、今後もご期待に応える会社として、精励していく」と謝辞を述べた。次いで、来賓を代表して、トクセン工業(兵庫県小野市)の長尾浩司常務取締役が、「多様な注文や要望にも的確に、迅速に、提案型営業で対応していただき、安心できる良きパートナーとして信頼している。今後も、人手不足に対応した自動化や、サステナビリティへの取り組みなど製造業の抱える課題解決に役立つ提案に期待している」と祝辞を贈った。この後、ユアサ商事上席執行役員・佐古晴彦関西ブロック長兼関西支社長によるあいさつ、乾杯発声で祝宴に移った。会場では、和やかな歓談の合間に、いずれも横山社長や横山機工社員との縁者らによる、漫才やマジック、中国の弦楽器・二胡の演奏などの充実したアトラクションが次々と披露された。

    横山機工の役員紹介に続き、最後に、同社東京営業所・高田卓部長代理による御礼の言葉の後、横山社長が登場し、「創立60周年、設立10周年の節目を契機に、来年春の4月21日付で、横山機工と三陽アキュラシーの両社を合併し、社名を『YKアキュラシー株式会社』に変更する」と発表。「アキュラシーとは、精密、正確、丁寧との意味。ものづくりを支える企業として、皆様のお役に立ち、社会に貢献し、共々に発展していきたい」と新たなステージに向けての決意を力強く披露し、記念式典を締めくくった。


    ▲横山社長あいさつ             ▲来春からの新社名を初披露
  • 国際ロボット展/フルサト工業らが「人機一体」の出展ブースへ協賛 「機械化された未来の工事現場を具現化」

    世界最大規模のロボット専門展として、11月29日から12月2日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「国際ロボット展2023(ⅰREX2023)」には国内外より14万8125人が来場し、人手不足による自動化・生産性向上ニーズに対応した様々なソリューションが提案され、活気あふれる展示会となった。

    同展は「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、654社・団体が出展し、前回規模(615社・団体) を上回る過去最大規模で開催。海外出展者数は18ヶ国・121社で、コロナ禍前の2019年開催時を越えて過去最大数となった。会場では、従来の自動車や半導体に加え、物流、食品、医薬分野での導入が拡大する産業用ロボット分野では、AIの活用による自動化や生産性向上を実現する各種協働ロボットに加え、物流システムや部品供給現場で活躍するロボットやソリューションが展示・実演されたほか、介護・福祉、農業、インフラ・災害対応、教育、食品などでの用途が広がるサービスロボットも注目を集めるなど、さまざまな業界・業種での自動化を実現する各種ロボットおよびシステムが実演された。

    フルサト工業「レーザーケレン」実演デモ

    このように、幅広い分野でのロボット活用提案が一段と拡充される一方、インフラメンテナンスや土木建築などの工事現場では未だに「生身」の作業員が重作業や危険作業に従事している実態がある。こうした課題に対応し、先端ロボット工学技術と知的財産活用サービスである人機プラットフォームを提供し、話題を集めているのが人機一体(本社=滋賀県草津市、金岡博士社長)だ。ブースでは、竹中土木、フルサト工業、タダノ、東北電力ネットワークなどのプラットフォーム参画企業と協力し、トンネル掘削エリア、橋梁メンテナンスエリア、線路メンテナンスエリアを設置し、先端ロボット工学技術で自動化・機械化された未来の工事現場を実現。人間は安全な環境下で肉体的苦痛を伴うことなく、人間機械相乗効果器『人機』を自分の身体の延長のように自由自在に操り、さらに複数の『人機』が連携して重作業を行う現場作業の機械化を実演した。会場では、高所での多様な危険作業の機械化を目的とした空間人機『零式人機』をはじめ、初披露の新規開発ロボット『人機ショベル』、『人機並進駆動ユニット』などを展示。各ロボットの個別デモとすべてのロボットが協調動作するデモを、プラットフォーム参加企業と協力してアピールした。参加企業では、竹中土木と東北電力は各事業分野での高所での危険作業の機械化を推進。フルサト工業はレーザーによるブラスト処理を行う『レーザーケレン』を活用し、高速道路の高架橋脚下を模したエリアでの耐震補強部材の取り付けデモを実演した。

    人手不足に対応した多彩なロボットが競演

    最大規模のブースとなったファナック(本社=山梨県忍野村、山口賢治社長)は、世界の工場の自動化を目指したロボット、ロボマシンなど豊富な商品ラインナップをアピール。産業用ロボットでは、自動車、電気電子、物流、食品など多彩なアプリケーションの自動化事例を紹介。協働ロボットでは、溶接、加工、組立、物流、食品など、さまざまな分野のシンプルで導入しやすい自動化事例を提案するとともに、協働ロボットを操作できる体感展示も好評を博した。

    安川電機(本社=北九州市、小川昌寛社長)のブースでは、品種・生産手順の異なる複数製品の組立デモンストレーションを展開。変種変量生産に対応したフレキシブルな構造と、デジタルデータ活用による継続的な生産性・品質向上を両立した取り組みを提案。また、新型自律ロボットシリーズや人協働ロボットなどを展示・実演した。

    川崎重工業(神戸本社=神戸市中央区、橋本康彦社長)は、自動車関連などの製造分野から、医療・ヘルスケアや、社会実装を見据えたソーシャル分野など、多岐にわたる同社の総合力を披露。半導体製造を支えるロボットやカーボンニュートラルに貢献する小型ワーク塗装ロボット、自動車業界の変種変量に対応した自動化提案をはじめ、国産初・最先端の手術支援ロボットや物流現場の自動化を推進するデバンニングロボット、複数ロボットの連携・遠隔指示・稼働状況を可視化するインダストリアルメタバース、自走式ロボットなどを実演した。

    三菱電機(本社=東京都千代田区、漆間啓社長)ブースでは、産業用ロボット、協働ロボット、AI技術を中心に、設計・立ち上げから運用・保守に至るスマートファクトリー構築を可能とするソリューションなどをアピール。

    「使いやすさを追求した不二越自動化ソリューション」をテーマとした不二越(本社=東京都港区、黒澤勉社長)は、さまざまな工場・工程での自動化課題に、ロボットおよびシステムで解決する最適ソリューションを提案。基板搬送やラック収納に最適な新型ロボットを用いての基板搬送デモンストレーションを行った。さらに、独自の視覚制御技術により、従来は自動化が困難であったFPCコネクターなど軟体部品の組付作業の自動化事例、協働ロボット使ったねじ締め、面取りなども展示し、豊富な実績を示した。


    ▲零式人機 ver.2.0(出典:人機一体プレスリリース)▲ファナック協働ロボット
  • イスカルジャパン「UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」4年ぶり開催 現場の加工ユーザー約80名が参加

    イスカルジャパン(大阪府豊中市新千里東町)は、11月22日に神戸テクニカルセンター(神戸市中央区港島南町)において、製造現場の加工ユーザーを対象とした「2023 UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」を開催し、全国各地から約80名が参加した。同セミナーの開催は、コロナ禍以来4年ぶりとなる。

    冒頭あいさつで岡田一成社長は、「UTSは2004年の初開催以来、延べ約1千300名以上のユーザー様にご参加いただいている。最大の目的は、国内製造業の生産性向上に寄与すること。製造現場での課題解決、収益性アップに貢献するためのアイデアやきっかけとなれば幸いである」と述べた。営業部からは、製造コスト診断サービスの『TDP(ツール・ドクター・プログラム)』および、製造現場のデジタル化に欠かせない『MATRIX』について説明。引き続きプロダクトマネージメント部より、高付加価値製品および最新工具についての紹介を行った。

    続いて、参加ユーザーの中から8社が順に登壇し、イスカル製品によって、ボトルネック工程を改善し、生産性向上とコストダウンにつながった事例の発表を行った。具体的な数値を交えた発表や、同社技術部による解説などに参加者は熱心に耳を傾ける中、「従来は10本以上の工具を使用していた加工工程が、イスカル工具1本に集約できた」という衝撃的な事例にもふれた。その後は、同施設内の工作機械を用いて、事例の発表で採用された工具を含む、独創的・優位性を誇る最新工具のデモ加工を行った。セミナー後は、同市内ホテルへ会場を移し懇親会を開催。情報交換や交流が積極的に行われた。参加者からは「ユーザーが改善事例を発表するという、イスカル独自のセミナー形式で、これまで自社に無かった発想や着眼点に気付くことができ、非常に参考になった」などの声が多く聞かれた。

    なお、UTS(ユーザーテクニカルセミナー)とは、イスカル製品による課題解決事例をユーザーの視点で発表するセミナー。今回で15回目の開催となり、イスカル工具を通じた情報交換の場として毎年定期的に実施され、今後も継続される。


    ▲岡田一成社長               ▲最新工具のデモ加工実演
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