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  • ユーザー通信227号 第8面:「ダイジェット ウィンターキャンペーン」3月末まで実施中!

    「ダイジェット ウィンターキャンペーン」3月末まで実施中!

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区)は次の製品を対象とした「ウィンターキャンペーン2021」を3月31日(水)まで実施している。

    【対象製品】

     

    ↑左上から時計回りに「SKS-GⅡ」「マックスマスター」「ハード1ラジアス」「ミラーボール」「ハード1ボール」

     

     

    ①難削材加工用高送りカッタ『SKG-GⅡ 09タイプ SKG-09/MSG-09形』(2020年11月発売)

    ②高能率荒加工用カッタ『マックスマスター GMX/MXG形』(インサートラインナップ拡張 21年1月新発売)

    ③高精度刃先交換式ボールエンドミル『ミラーボール BNM/MBX形』(インサート新材種DH111 20年12月発売)

    ④高硬度材加工用ソリッドエンドミル『ハード1シリーズ』

    ⑤ソリッドラジアスエンドミル『ハード1ラジアス SFSR形』(21 年1月新発売)。

     

    【セール内容】

    ●A「他社乗り換えお試しコース」=インサート20個購入+他社本体引き取りで、適用本体もしくはモジュラーヘッド1台サービス〈対象製品①②〉

    ●B「本体サービスコース」=刃数×インサート10個購入につき、適用本体もしくはモジュラーヘッド1台サービス〈対象製品①②〉

    ●C「本体サービスコース」=DH111インサート6個購入につき、適用本体1台サービス※AAAインサートとの組み合わせ可〈対象製品③〉

    ●D「新インサートサービスコース」=ミラーボール本体購入につき、適用DH111インサート2個サービス※AAAインサートは対象外〈対象製品③〉

    ●E「新製品お試しコース」=1本購入につき、購入価格以下品を1本サービス〈対象製品④⑤〉。

    販売目標は合計700セット。数量限定につき、なくなり次第終了となる。

  • ユーザー通信226号 第7面:研究助成22課題・国際交流助成4件に計5239万円を助成 大澤科学技術振興財団

    大澤科学技術振興財団
    研究助成22課題・国際交流助成4件に計5239万円を助成

    公益財団法人大澤科学技術振興財団(理事長=大澤伸朗オーエスジー取締役専務執行役員)は、令和2年度の研究助成として、22課題の研究開発助成および、4件の国際交流助成を行い、助成金の合計は5239万円と決定した。
    受賞者は、東北大、東大、名大、京大をはじめ、魅力ある研究課題に取り組んでいる全国各地の大学・研究機関から、同財団選考委員会の厳正な審査によって選ばれた。
    受賞者・テーマは、東京電機大学 工学部の松村隆教授による「切削シミュレーションとニューラルネットワークを統合した航空機部品加工における残留応力評価システムの開発」(30周年記念事業の重点研究開発助成)はじめ26名、22テーマ・4会議。
    なお、設立以来30年間の研究開発助成は416課題、国際交流助成も278件となり、 助成累計額は8億9101万8千円に達している。
    大澤科学技術振興財団は、オーエスジーの創業者である故・大澤秀雄氏が「自らの事業の支えであった工業技術の発展のために役立ちたい」という想いのもと、日本のものづくりを支える科学技術の振興に寄与することを目的に、平成3年7月に設立された。 以来、金属等の機械加工に関する生産工学および基礎となる理工学の研究開発・国際交流に携わる新進気鋭の研究者の手助けをしてきた。
    財団では毎年、受賞者の表彰・伝達式を行っているが、今年は、コロナ禍の実情を考慮して式典は取り止めとした。

  • ユーザー通信226号 第5面:牧野フライス製作所 レーザ加工機事業を本格始動

    牧野フライス製作所 レーザ加工機事業を本格始動
    水と空気の境界面での全反射を利用したレーザビーム照射
    『LIMINIZER』2機種発表
    「リーダーシップをもってこの分野に参入」(井上社長)

    牧野フライス製作所(本社=東京都目黒区/以下、牧野フライス)は11月9日、オンラインによるニュースリリースにて、レーザ加工機の製造販売を開始し、本格的にレーザ加工機事業に参入すると発表した。
    井上真一社長、木戸正孝EDM本部長、レーザ推進部 機械設計課の和田広之課長が発表に臨み、企画本部の草場信仁本部長が司会進行を務める中、今後、同社の有する技術ノウハウおよび販売・サービス機能を最大限活用し、国内外においてレーザ加工機の製造・販売・アフターサービスを行っていく旨説明した。
    今回発売するレーザ加工機は、『LIMINIZER』(ルミナイザー)LB300/LB500の2機種。既存の機械加工では加工が難しい炭化ケイ素、窒化ガリウム、ジルコニア、アルミナ、ダイヤモンド焼結体等の脆性材を容易に加工できる優位性を有している。
    水と空気との境界面での全反射現象を利用してレーザビームを材料に照射するユニークな加工機で、その原理である技術は、熱影響を抑えるとともに、水ジェットによる高効率な加工屑除去が可能となる。
    これは、スイス・シノヴァ社(Synova S.A)のレーザマイクロジェットⓇ(Laser MicroJetⓇ)技術を採用しているが、牧野フライスとシノヴァ社の協力関係は、すでに2009年に共通アプリケーションの開発で確立し、牧野フライスの機械技術に基づくレーザマイクロジェットⓇ(LMJ)機械の製造で12年にはOEM契約を締結している。
    特色となる「通常のレーザ加工との違い」については主に、「水ジェットが安定する範囲で加工が行われるため焦点位置の調整が不要」、「水ジェットでレーザビームをガイドしながら加工するため切断面が垂直」、「高アスペクト比(深さ/穴径)の加工が可能(※アスペクト比はノズル径によって異なる)」、「水で加工対象物を冷却しながら加工するため熱影響が少ない」、「加工対象物表面を水幕のように保護するため表面付着物が少ない」、「貫通後は水ジェットにより効率よく加工屑排出ができるため、裏面のバリが少ない」とふれた。
    加工事例では、航空機エンジンの軽量化のため採用されたCMCs(Ceramic Matrix Composites)材の切断やPCD・CBN工具の高速・高品質な切断、タービンブレードの冷却穴加工や難削材として知られるSiCへの高速・高品質な穴加工、医療用途にも用いられるステント加工(材料はニッケルチタン/形状記憶合金)を紹介。
    さらに、LB300/LB500の技術を活かす機械側の特徴として、「リニアモータ+1nmスケールフィードバックよる高精度・高応答性」、「フルガード+冷却システムによる長時間精度安定性(※オプション仕様)」、「オペレーションに合わせて自由に配置を変えられる自立式操作部」を挙げた。
    業界でも先駆的な取り組みを行い、特に高精度加工の分野では広くユーザーから好評を得てきた牧野フライスでは、今後はさらに、回転工具では実現できないサブミクロンオーダーの微細加工分野へ進出し、ユーザーにさらなる付加価値を提供していく。
    レーザ加工機では、今回の発売開始を起点に、短パルスレーザ加工機など機種ラインアップを拡充し、特に次世代の加工として期待されている微細孔加工や、機能表面加工において、同社がこれまで培ってきた機械精度とモーションコントロール技術を複合させていくという。
    井上社長は、「約10年前からシノヴァ社の優秀な光学や水ノズルを機械技術でサポートする中で、レーザ加工の分野で参入経験がなかった当社はシノヴァ社とともにユーザー開拓を行ってきた経緯があった」とした上で、質疑応答では、ニコンがDMG森精機の工作機械にレーザスキャナーを供給するなど近年の業界動向にもふれ、「競合他社の動きは全くの無関係であり、当社は10年前から着実に準備を進め、レーザ技術を学び、いよいよ独り立ちをする。牧野フライスのオリジナルブランドとして、リーダーシップをもってこの分野に参入していく」と言及した。

  • ユーザー通信226号 第4面:「JIMTOF2020Online」 リピート含め11万人が来場

    「JIMTOF2020Online」
    リピート含め11万人が来場
    同時開催など出展社自社Web展示会との連携が活発に

    世界9カ国・地域から394社(国内370社、海外24社)が出展した「JIMTOF2020 Online」が終了(会期11月16日~11月27日、アーカイブ期間11月27日~12月11日)し、会期中における重複を除く来場者数は、約5万2千人(海外約3千人)となった。
    このうち、重複ありの来場者数は約11万2千人(海外約5千人)を超えており、多くのリピート来場があったことが伺える。また主催者セミナーは、オンデマンド期間を含めて延べ3千人以上が視聴した(ただし、同一人物が複数日にわたって来場しても1カウント、当日中の重複は除く)。
    そんな初のオンライン開催となったJIMTOFへの来場・見学を、トップページから入場登録したあとの画面上の流れを追えば、概ね、次のようになる。
    「展示会場はこちら」→(事前に「JIMTOF2020 Onlineの歩き方&よくある質問」への誘導もある)→【出展者エリア】では工作機械はじめ9つのカテゴリーに分類され、出展者一覧など検索ソースで目的の出展社をさがす/【新製品発表会】では新製品・新技術を展示している出展社がランダムに紹介されている/【主催者セミナー】/【来場者アンケート】/【JIMTOF2020 Online Newを超えており、多くのリピート来場があったことが伺える。また主催者セミナーは、オンデマンド期間を含めて延べ3千人以上が視聴した(ただし、同一人物が複数日にわたって来場しても1カウント、当日中の重複は除く)。
    そんな初のオンライン開催となったJIMTOFへの来場・見学を、トップページから入場登録したあとの画面上の流れを追えば、概ね、次のようになる。
    「展示会場はこちら」→(事前に「JIMTOF2020 Onlineの歩き方&よくある質問」への誘導もある)→【出展者エリア】では工作機械はじめ9つのカテゴリーに分類され、出展者一覧など検索ソースで目的の出展社をさがす/【新製品発表会】では新製品・新技術を展示している出展社がランダムに紹介されている/【主催者セミナー】/【来場者アンケート】/【JIMTOF2020 Online Newば)ためには、名刺交換者のみが閲覧可能な仕組みになっている。
    ここでは、安田工業を例に出せば、出展機種は、CNCジグボーラー『YBM Vi40 Ver.Ⅲ』、マイクロセンタ『YMC 650』、3Dリアルトランスレータ『Labonos』の3機種に加え、「きわみ編」として、工具測定機から提案する安田工業独自の高精度加工ソリューションなど、加工品質の向上とオペレーターの負担軽減につながる最新機能を紹介。さらには、「YASDA Virtual Tour」として、本社工場(岡山)への、ものづくり探検を呼びかけた。

    次回は東京ビッグサイトで22年11月開催

    なお、次回の「JIMTOF2022」(第31回日本工作機械見本市)は、2022年11月8日(火)~13日(火)までの6日間、東京ビッグサイト(全館)での開催を予定している。

  • ユーザー通信226号 第3面:匠の技とスマートファクトリーの融合 オーエスジー

    匠の技とスマートファクトリーの融合  オーエスジー
    NEO新城工場の全貌
    「超多品種少量生産にこだわる」

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市本野ケ原、石川則男社長)の新城工場をリニューアルした「NEO(ネオ)新城工場」(愛知県新城市有海字丸山)は今年10月2日をもって、外構工事も含めた全てのリニューアル工事を終了した。だが現在のところ、新型コロナウイルス感染がある程度収束し、来るべき時期までは、OSG全工場の見学は原則行われていないため、紙上再録にて、NEO新城工場についてのほぼ全貌をレポートしておきたい。
    NEO新城工場で生産するのは、超硬ドリル、超硬タップ、ハイスドリル、ハイスエンドミルで、月当たり5400種類、7700ロットの工具を生産する。
    工場に勤務する人員は約600名で、能力的には月当たり6千種類、8千ロット、70万本以上の生産能力を持っている。超硬ドリルと超硬タップは1ロット当たり20本以下が大多数で、200本もあれば、かなり多い方になる。
    この規模の工具工場で、これだけの多品種少量生産に取り組んでいるのは、世界中でもおそらくNEO新城工場だけであろうと推測される。

    人が中心、ツールとしてのデジタル化推進

    具体的な取り組みとしては、デジタル化の徹底で「工程の見える化」を図り、設備稼働率を上げるために、砥石、治工具、プログラムを一括管理する「外段取り」などを実施している。
    しかし、月あたり7千ロットもの生産工場ゆえに、本質的に大切なことは「人の力を生かす」ことと捉えており、人が中心であり、ツールとしてデジタル化を進めている。今年10月には生産管理システムの新バージョンを導入し、さらに、次世代型の複合研削盤と自動検査装置も開発している。
    この超多品種少量生産は、日本においても成立する生産システムと考えられており、多品種小ロット生産の場合、標準品と特殊品の混合生産であっても、世界最強の競争力を持つというのがNEO新城工場の目標であり、ユーザーに選んでもらえるよう競争力、QCDを実現することが重要と考えている。
    NEO新城工場内の新棟には、超硬タップと超硬ドリルの製造を集めた。これらは全く生い立ちの違うもので、超硬タップは特殊品が多く、ロットも小さいという傾向がある一方、超硬ドリルは近年ニーズが高まり、新城工場と大池工場(豊川市一宮町)の2ヶ所で生産していた。
    このように生い立ちが違うため、それぞれ異なる加工機で生産していたが、冷静に考え、「なぜタップとドリルの前工程でこんなに加工機が違うのだろう」という疑問に突き当ったという。
    そこで、思い切って全てを一つの工場に集めてつくり方をできるだけ統一するということを進めた。作業者にとっても多能工化を進めることができ、需要変動にも対応した人員配置が可能となり、「なるべく同じようなつくり方に寄せる」という考え方をとった。
    製造現場での取り組みでは、生産コストで大きな割合を占めるのは設備費で、止まっている機械をいかに少なくするか、切りくずをいかに多く出せるようにするかが重要となる。そのためにIoT化、見える化を徹底して進めた。新システムでは、生産管理、製造技術、製造のメンバーが生産管理画面の前に集まって、どうやれば設備稼働率を上げることができるか、知恵を出し合っている。

    「ゼロワンファクトリー」とは

    こういったNEO新城工場の構築を進めるにあたっては、「ゼロワンファクトリー」という考え方を根底に置いて進められた。今までの手法とは一旦切り離し、まずゼロから考えてみよう、そして重要なのはゼロから1を生み出せるのはITではなく人であるということ。長年培ってきた「巧の技」や「研削加工技術」と「最新のデジタル技術」とを融合し、生産性とアウトプットを最大化するための次世代の基幹工場として、NEO新城工場は建設された。

    3つの最新デジタル化

    加工機ごとの稼働率、生産スケジュール、生産状況、流動数などの情報を共有し、収集したデータを分析する「生産情報のデジタル化」は、徹底的に生産の無駄を省き、状況に応じた最適な組み入れを行うことで標準品、特殊品ともにリードタイムの短縮を目指している。
    加工された製品は「品質管理のデジタル化」により、引き当て材料、加工履歴ともに測定値を品質情報としてサーバーで一元管理し、トレーサビリティーの確保を図っている。
    各工程での高品質、高能率生産を維持するために設備の「保全情報のデジタル化」を行い、予知保全体制を整備した。

    ダイバーシティ実現を目指した施設環境

    またNEO新城工場では、オフィス(生産状況を集約してモニターで確認できるコーナーを設け生産の見える化を一元管理等)、社員食堂(ランチでは27種類のメニューから選べ、ライブブックメニューが人気等)、会議室(世界各地のOSG生産拠点の国名を会議室に使用等)といった社員の働く施設の環境にさまざまなアイデアを取り入れて、働きやすい環境づくりを進めている。

    鎖のモニュメント『地球を吊る』

    さらに、NEO新城の正門を入って、新棟の前、ちょうど工場全体の中心となる位置には、同社に携わる彫刻家としてはおなじみの、三澤憲司氏による鎖のモニュメント『地球を吊る』が設置された。
    この作品は高さ8・5m、重さ約4トンのステンレス製の鎖で、宇宙に向かって地球から伸びた鎖が、地球を吊っているイメージで、大地が割れ、マグマがあふれ出そうとしている様子を表現した。
    これは、今までの発想に囚われることなく、時には全く違う方向から物事を観る「逆転の発想」を意味し、オーエスジーの新なモノづくりにこの「逆転の発想」を取り入れ、これから、もっとあらゆる方向から自由に物事をみて、モノづくりに活かしていこうとの考え、改めて自由な発想の重要性が示されている。

  • news-ミラーボール用インサートに新材種「DH111」ラインナップ ダイジェット工業

    ミラーボール用インサートに新材種「DH111」ラインナップ ダイジェット工業

    ダイジェット工業は、好評を得ている高精度刃先交換式ボールエンドミル『ミラーボール』用インサートに、BNM形/BNM-AAA形新材種「DH111」をラインナップし、販売を開始した。
    幅広い被削材に対応可能な汎用性および従来材種からさらなる寿命アップと、高精度加工が実現できる新材種インサートであるDH111の主な特長は、次のとおり。
    ▽直刃・全R形状の高精度仕上げ加工用インサート。
    ▽インサートR精度は±0・006㎜以下とソリッドボールエンドミル同等の高精度を実現。超精密級(インサートR精度:±0・002㎜以下)のBNM-AAA(トリプルA)形もラインナップ。
    ▽耐欠損性と耐摩耗性に優れた専用母材に、耐酸化性・耐衝撃性・密着性に優れたPVDコーティング「DH1コート」を組み合わせ、乾式・湿式加工で従来品比2倍以上の寿命アップを実現。
    ▽一般鋼、プリハードン鋼、鋳鉄からステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金等の難削材まで幅広い被削材に対応できる。
    ▽プラ型やR部を180度以上使用するブレード加工など、高精度な加工に最適。
    主用途は、一般鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金等の三次元形状仕上げ加工。
    サイズは、3R(Φ6)~16R(Φ32)計19形番。
    なお、BNM-070形(3・5R【Φ7】)およびBNM-AAA形全形番は、2021年1月発売予定。

  • news-新製品 『液晶潤滑シリーズ』製作対応形番を追加、軸受製品にも拡充 日本トムソン

    『液晶潤滑シリーズ』製作対応形番を追加、軸受製品にも拡充 日本トムソン

    日本トムソン(本社=東京都港区、宮地茂樹社長)は、軸受用液晶潤滑剤を封入した『液晶潤滑シリーズ』として、リニアローラウェイスーパーXシリーズとクロスローラベアリングシリーズを新たに追加し、販売を開始した。
    近年、真空・クリーン・高温等の厳しい特殊環境下で使用される直動案内機器、軸受製品に対して、これらの環境下に適応する性能に加え、優れた潤滑性や安全性等多くの要求を同時に満足する性能が求められている。そのような特殊環境下における直動案内機器・軸受製品に対する顧客のニーズに応えるため、日本トムソンは産学共同で開発した高機能潤滑剤「液晶潤滑剤」(基油と増ちょう剤で構成されるグリースとは全く異なり、液晶化合物のみで構成され、その集合体同士が潤滑状態を形成する今までにない新たな潤滑剤)を封入した液晶潤滑シリーズの製作対応形番を拡充した。
    液晶潤滑剤を封入した製品は、低発塵性、低蒸発性、低アウトガス特性を有しながら、十分な潤滑性能、耐熱性、安全性を併せ持ち、厳しい特殊環境下に適応する製品として機械装置の飛躍的な性能アップと信頼性の向上に貢献する。液晶潤滑シリーズの特性は、次のとおり。
    ①優れた負荷耐久性=常温大気中でふっ素系グリースの10倍を超える長期耐久性を示す。
    ②優れた発塵特性=発塵量はリチウム石けん基グリースの1/10未満を示す。
    ③優れたアウトガス特性=高真空環境におけるアウトガスは高温域でも優れた特性を示す。
    ④極限まで潤滑剤の蒸発を抑制=100℃の条件下でも潤滑剤の重量減少はゼロ。蒸発による損失なし(試験時間45時間での結果)。
    ⑤軽くて滑らかな摺動=ふっ素系やリチウム石けん基グリースと比較して転がり抵抗は低い値を示す。
    製作対応形番は、直動案内機器=リニアウェイLシリーズ、Eシリーズ、Hシリーズ、Fシリーズ、リニアローラウェイスーパーXシリーズ(※新追加)、各シリーズのステンレス鋼製品に適用。軸受製品=クロスローラベアリングシリーズ(※新追加)。
    主な用途として、真空・クリーン・高温等環境が想定される半導体関連装置等での需要が見込まれる。

  • ユーザー通信226号 第2面:決算短信3連(ダイイジェット工業~立花エレテック~ジーネット)

    決算短信3連(ダイイジェット工業~立花エレテック~ジーネット)

    ダイジェット工業

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は11月6日、2021年3月期第2四半期の決算発表(連結業績)を行った。

    売上高は33億3400万円(前年同期比28・7%減)、営業損失は3億1100万円(前年同期は営業利益2億4700万円)、経常損失は3億2千万円(同経常利益2億3700万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億9700万円(同純利益1億4900万円)。

    このうち、売上高における国内販売は前年同期比35%減、輸出は同19・6%減となり、売上高に占める輸出の割合は前年同期に比べ5・2ポイント増加し46・1%となり、また製品別で切削工具は前年同期比27・0%減となった。

    なお通期業績予想については、今年5月12日公表において、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算出することが困難であることから未定としていたが、直近までの事業環境を鑑み、第3四半期以後、期末に向けて売上高は徐々に回復するものと予測し、売上高は70億円、営業損失は3億5千円、経常損失は3億5千万円、親会社株主に帰属する当期純損失は5億5千万円と修正した。

    □ □ □

    立花エレテック

    立花エレテックは、11月9日、2021年3月期第2四半期の決算発表(連結)を行った。

    売上高は750億8百万円(前年同期比10・5%減)、営業利益は16億4500万円(同45・5%減)、経常利益は17億9千万円(同43・3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億6700万円(同25・6%減)。

    長引く米中貿易摩擦やオリンピック需要の一巡で景気が減速する中、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて減収減益も、8月7日に発表した第2四半期予想を上回る着地となった。

    セグメント別では、FAシステム事業、施設事業は減収・減益。半導体デバイス事業は増収・減益。MS事業は減収・増益。海外売上は顧客の電子部品調達の需要に機を逃さず対応できたことで前年を上回った。

    下期の概況は、新型コロナウイルス感染症終息後の経済活動の回復は見通しにくい状況であり、消費と生産の停滞による製造業の設備投資低迷の影響は続くものと思われる。こういった環境の中、自社保有技術の蓄積によるシステムソリューションビジネス強化、半導体事業を国内外一体化した組織体制でグローバル事業として強化し、継続的な収益力の施策とする。

    なお、通期予想については、新型コロナウイルス感染症の影響が不確定であるため現時点では未定とし、今後、通期業績予想の合理的な算定が可能となった段階で速やかに開示するとしている。

    □ □ □

    ジーネット

    ジーネット(本社=大阪市中央区、古里龍平社長)は11月16日、2021年3月期決算発表(連結業績)を行った。

    売上高は433億6千万円(前年同期比18・6%減)、営業利益は13億8500万円(同36・9%減)、経常利益は15億6500万円(同34・3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億3600万円(同39・9%減)。

    コロナ禍による経済減速の影響を受け大幅な減収減益となったが、計画達成率では売上高は未達(97・2%)も、売上総利益(100・7%)、営業利益(101・1%)、経常利益(101・0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益(101・8%)は達成した。

    全事業セグメントが減収となる中で、セキュリティ事業とFAシステム事業が増収を確保した。コロナ感染対策のサーマルカメラ関連と大口プロジェクト案件によりセキュリティ事業が前年同期比88・7%増、FAシステム事業は3月末受注残(同78・0%増)の売上計上により同35・0%の増収となった。

    一方で工作機械事業は需要減少により前年同期比42・7%減、自動車向け機械工具事業は自動車生産工場停止や新車販売不振の影響により同31・7%減となったが、下期への取り組みとして、工作機械、FAシステムでは国内自動車生産回復に伴う小型車向け設備投資に期待する。

    その上で、下期業績については、通期予想を据え置き、上期実績を差し引き算定、上期売上未達により下期売上は増加、利益は上期達成により下期減少をポイントとし、売上高は485億3900万円、営業利益は11億1400万円、経常利益は13億4百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億1300万円を予想する。

  • ユーザー通信226号 第2面:立花エレテック 独自ソリューションを「ET & IoT」展で紹介

    立花エレテック 独自ソリューションを「ET & IoT」展で紹介


    電機・電子技術商社のリーディングカンパニー、立花エレテック(本社=大阪市西区、渡邊武雄社長)は、オンライン開催となった「ET & IoT Digital 2020」に出展し、同社グループの総力を挙げて最新ソリューションを展示した。

    ET & IoTは、イノベーションの社会実装を加速させ、IoTのコア技術であるエッジテクノロジーの総合展として、最先端情報を一望できるアジア最大級イベント。昨年(19年)は11月にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催され、3日間で23035人が来場しているが、初のデジタル開催となった今年の会期は11月16日~33日間ものボリュームとなった。

    出展製品・サービスを、AI/IoT、ワイヤレス、組込ソフト、組込ハード、開発環境、開発支援と分類する中、立花エレテックは「つなぐ」をコンセプトに、同社半導体技術部門で独自に開発したソリューションデモ機に搭載、その技術の全てを紹介した。

    ■非接触で機器を操作!『次世代HMIソリューション』
    ■センサ情報を解析&無線伝達!『無線通信センサネットワーク』
    ■故障検知もカンタン 制御監視もバッチリ!『産業向け有線通信センサネットワーク』
    ■誰でもデキル 遠隔操作・OTA!『簡単Cloud接続ソリューション』
    ■バッテリ交換/メンテナンス不要!『エナジーハーベストソリューション』
    ■物体検知、見守り 行動監視にサイテキ!『サーマルセンシングソリューション』。さらに、同社グループが推奨する注目の新商材として、
    ■スマートグラスで遠隔作業支援!『Microsoft Teams対応スマートグラス』
    ■産業機器を無線ルータでIoT化!『産業用途向けコンパクトIoTルータ』
    ■タッチレスで安心・安全!『Untact touch display』を紹介した。

  • ユーザー通信226号 第2面:日本アイ・ティ・エフ 菅沼直敏氏(前常務)が引退へ―

    日本アイ・ティ・エフ 菅沼直敏氏(前常務)が引退へ―

     

    日本アイ・ティ・エフ(本社=京都市南区、森口秀樹社長/以下、ITF)の菅沼直敏常任顧問(前常務)が、この12月23日を以て引退する。

    ITFは1985(昭和60)年に住友電気工業(以下、住友電工)のコーティング技術と日新電機のイオンプラズマ技術・コーティング装置技術を融合し設立された、コーティング受託加工およびコーティング装置の製造販売企業。菅沼氏が住友電工からITFにやってきたのは2001年、営業部長として、47歳の時だった。

    いわゆる工具畑であり海外畑(シンガポールと米国で計9年赴任)だった菅沼氏は、以来ITFでの19年間、住友電工時代に培った工具人脈の発揮は元より、活躍の象徴といえるのが、展示会出展やセミナー開催といった積極的な情報発信、露出を高める取り組みといった「流れ」を構築したことだろう。

    菅沼氏はITFに来た当初、「おもしろいなと思ったのは、金型あり、部品あり、という分野の広がりだった。ポテンシャルがいっぱいある」と感じた一方で、「研究所みたいだな」との印象を抱いたという。

    「確かにコーティング技術自体は、すでに素晴らしいものがあったが、お客様の製品(工具や金型、部品など)に対する愛情や取り扱いが、何かよくわかっていないと感じた。その上、コーティングはノウハウが重要なので、とにかく『見せない』。私はこういった風潮は良くないと思った」と述懐する。

    そこで、自身で少し実力が付いたと思えた05年からは、展示会に出展し、工場見学の実施など積極的な露出を心掛けてきた。これは菅沼氏の信条である「品質とは、やはり、見ていただかないと変わらない。見ていただけてこその品質だと思う」によるところが大きい。

    さらに、今年はコロナ禍により残念ながら開催に至らなかったが、毎年恒例となっている秋の「レディースセミナー」、年末の「コーティングセミナー」も年々参加者(商社や販売店、ユーザーら)も増え、今や恒例行事としてすっかり定着しており、同業他社にはない取り組みとなっている。

    最後にあらためて、「そういった意味では、お客様方に本当に感謝」とした上で、「当社の品質も、お客様の目を通して、さらに伸ばせていければ良い」と後進たちへのメッセージを添えた。

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