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  • ユーザー通信197号抜粋 今年も「東芝機械グループソリューションフェア」が大盛況

    今年も「東芝機械グループソリューションフェア」が大盛況

    「先進自動車への対応」を注力ドメインに7千人が来場

    東芝機械(三上高弘社長)は、5月17~19日にかけ、沼津本社・工場(静岡県沼津市大岡)と御殿場工場(同御殿場市駒門)の両会場にて、プライベートショー「東芝機械グループソリューションフェア2018」を開催した。
    来場者は3日間で6909人を数え、昨年(6623人)を上回り、最高記録をさらに更新した。
    各事業の注力ポイントは、射出成形機は自動車部品、光学(CFRP成形、ハイサイクル化、システム提供)。ダイカストマシンは自動車部品、電子機器(成形品の高品質化、構造体に適用)。押出成形機はリチウムイオン電池、光学(フルライン提供)。
    そして、精密加工機では自動車用光学、スマートフォン(さらなる先進化、生産増対応)。工作機械では自動車用金型、航空機(航空機強化、NC操作性向上)といった、総合機械メーカーとしての選択と集中にて、「先進自動車への対応」を注力ドメインとした。
    そんななか、工作機械では、自動車産業で加工品質・加工効率が求められる大型アルミダイカスト金型などに対応した横形マシニングセンタ『BM‐1000Q』(※写真)を御殿場工場内で初披露し、自動車用ダイカスト部品の加工実演を行った。
    高剛性クイル繰出主軸の搭載、ワークへの柔軟なアプローチを可能とするBM‐1000Qとは別に、ユニバーサルヘッドを搭載し、複雑形状を1段取りで5軸加工が可能な『BM‐1250U』は御殿場テクニカルセンター(以下、TC)に展示され、BMシリーズのそろい踏みとなった。
    TCでは、BM‐1250Uによるダイカスト金型仕上加工、チタン製ブリスク5軸加工のほか、航空機等で使用される耐熱難削材加工の加工コスト低減、納期短縮に寄与する大型金属3Dプリンタによるファンケース造形など、数々の実演が行われた。
    また、ナノ加工システム事業部が担当するセミナーでは、超精密立形加工機『UVMシリーズ』におけるオペレータ支援機能や最先端の超精密加工システムの紹介、解説を連日実施した。

  • ユーザー通信197号抜粋 DMG森精機「伊賀イノベーションデー」に9200人超来場

    DMG森精機「伊賀イノベーションデー」に9200人超来場

    DMG森精機は5月22~26日の5日間、伊賀事業所(三重県伊賀市御代)にて「伊賀イノベーションデー2018」を開催し、約90社のパートナー企業(DMG森精機認定周辺機器=DMQP+NAGANOものづくり諏訪圏「新技法・新工法展示商談会」参加企業)が出展するなか、来場者は9200人を超える大盛況となった。
    世界最大のショールーム「伊賀グローバルソリューションセンタ」をメイン会場に、最新鋭の工作機械約50機を展示。なかでも、コンパクトかつ自動化に対応するターニングセンタ『ALXシリーズ』を参考出展として世界初披露、横形マシニングセンタ「NHXシリーズ」の第3世代モデルとなる『NHX 4000/5000 3rd Generation』と複合加工機「NTXシリーズ」の第2世代モデルとなる
    『NTX 2000/2500/3000 2nd Generation』は日本初披露となった。
    さらに、汎用機に特殊工具を搭載することで専用機を使用しない複雑加工を多数披露し、ユーザーへ幅広いソリューションを紹介した。
    また、自動化のコーナーでは、ロボットの専門知識を必要としない画期的なロボットシステム『MATRIS』や、ロボット1台に機能を集約しスペースを最小化したロボットシステム『MATRISmini』(不二越とのオープンイノベーションで誕生)、搬送を安全でコンパクトに実現する工作機械用搬送ロボット『D‐Carry』(デンソーと共同開発)を披露した。

    一方、ガソリン車と電気自動車が並存することにより深化する部品加工の2極化と多様化に対応する同社のソリューションを提案したが、こういった「EV化の波によりもたらされる新たな自動車部品加工」については、開幕日午前に、森雅彦社長、藤嶋誠専務、酒井茂次執行役員、新海洋平執行役員の4名による「テクニカル記者会見」においても、森社長は「重要なメッセージ」として、次の旨述べた。
    ディーゼル含めガソリン車そのものは徐々に減少していくが、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車を併せ、何らかの形でエンジンが搭載され、複雑な制御が必要な自動車は現在よりも数千万台増加し、もちろん、電気自動車自体の伸びもあることから、一部で危惧されているような、「ほとんどの自動車部品がなくなってしまう」といった観点は、「明らかに間違っている」。
    確かに、40%程度の部品はなくなるが、一部のモータ部品が車載されることにより、従来より、さらに大ロット生産が必要となる。
    逆に、その他の部品は非常に少ロットになるため、現在の自動化/専用機加工から、さらに、自動化/多軸化による大量加工と、5軸/複合化の多品種少量生産に大きく移行することから、「設備に関する要求は、ますます多様化してくる」。
    加えて、リチウムイオン電池の生産工程(すべてに生産設備が必要)についても言及しつつ、「このように、どこかで次の需要と技術の要求が出てくると考えてみれば、EV化の動きは『追い風』にしかならない」と断言した。
    このほか、今期第1四半期(1~3月)では、工作機械/周辺機器合計10台以上の「大規模自動化システム案件」を32件受注(日本)し、情報系データのハンドリングも含めた「工場丸ごと請け負い」の事例(自動車産業、農業機械産業)を紹介した。このような「10~15億円の受注」となるフルターンキー案件の増加傾向などを、トピックスとして挙げた。

  • ユーザー通信197号 抜粋 三菱マテリアル MSM改め『DIAEDGE特約店会』を開催


    三菱マテリアル MSM改め『DIAEDGE特約店会』を開催

    事業方針のハイライトは「真のパートナー」としての信頼(中村伸一カンパニープレジデント)

    三菱マテリアル(本社=東京都千代田区大手町)の特約店会にあたるMSM(三菱拡販戦略会議)、改め『2018 DIAEDGE特約店会』が5月22~25日にかけ、九州・名古屋・大阪・東京の順に各地区で開催された。このうち、5月24日に帝国ホテル大阪で開かれた西日本特約店会には、特約店69名、代理店25名の計94名が臨席した。
    第1部ではまず、今年2月15日付で加工事業カンパニープレジデントに就任した中村伸一常務執行役員(※写真)より、昨年後半の同社グループによる品質に関する不適切行為の発覚を陳謝し、次のようにふれながら、理解と協力を求めた。
    「過去に起こしたことを取り消すことはできないが、再発防止策を確実に、かつ迅速に実行することにより、我々、超硬製品事業としてもお客様の信頼を取り戻すことを第一に置き、襟を正した行動、想いをお客様に伝え、一日も早い信頼回復に取り組んでいる」。
    そのうえで、超硬製品事業の経営実績と計画について、次の旨述べた。

    全社に占める加工事業の割合は、売上高ではここ2、3年で二桁台に近づきつつあり、数年前に比べて確実に割合を増している状況。加工事業カンパニーの利益では、昨年度は19%と比較的高い割合を捻出しており、「これらの数字に甘んじることなく、売上高は安定的に二桁以上に、加工事業カンパニー利益は20%台を維持できるような体質にしていきたい」。
    経営方針における事業方針(ビジョン)は、「顧客視点に立ったスピードと変革を常に求め、実現し続けることで、顧客より『真のパートナー』として信頼を得る、活力溢れたワクワクする事業体となる」を不変としながらも、冒頭にふれた品質問題を受け、「真のパートナー」を強調、ハイライトとする。
    売上高の中期計画と長期目標においては、3ヶ年新中期計画の初年度であった昨年度(2017年)の実績は、2000年代のピークである07年度を100とした場合の指数で122と非常に高いレベル、今年度(18年)は対前年比約10%の成長を見込んだ134を予算としスタートしている。
    設備投資の中期計画では、昨今の旺盛な受注環境のなかで、18年は07年指数比193とのかなり高水準な設備投資を行う計画であり、製品供給力の質を上げていく投資の継続に、ぜひ期待してほしい。
    加えて、4年前から鋭意取り組んでいる「ワクワクプロジェクト」について、「MMCマガジン」発行による惜しみない情報公開、教育ニーズ・技術伝承に応える「切削アカデミー」の開催等を例に、プロジェクト実施前後の独自調査による自社イメージや主要工具メーカーの売上高推移比較グラフを用いながら、プロジェクトの奏功について、あらためて説いた。

    次に、金子善昭営業本部長 兼 ロジスティック本部長による営業概況説明では、最初に、中期経営計画の骨子である「プロダクトアウトからマーケットインへ」「徹底した選択と集中」「大手ユーザー攻略」について、次のように説いた。
    「従来、当社の考え方は、どちらかといえば製品起点であり、我々が開発した商品を特約店様に販売してもらおう、という考え方をガラリと変え、起点を顧客(キーとなるお客様)・マーケット(産業・地域)からの視点、そのために我々はどういった製品を開発し供給するか、というように、企業文化を変えようと努力している」。
    納期については、「ほぼ100%近くに推移しており、標準インサート製品に遅れはない」としながらも、改善を要する一部の製品やコンスタントな供給を継続するため、筑波、岐阜、明石の各製作所における改善の取り組みについて、次のように言及した。
    ▽筑波製品=増員・設備投資によりインサートの生産能力を増強(18年度年初から年度末比で14%増)。18年度末までにM級・P級ともに在庫サービス率98%以上を目指す。また設備投資、海外拠点の増産対応によりP級特殊インサートの生産能力を約20%増強する。
    ▽岐阜製品=超硬ソリッドドリルの安定供給に向けて、「スーパーロングドリル」と「MVシリーズ」の在庫整備に注力し、さらに計画的な設備投資により、20年までに生産能力を18%増強する。
    ▽明石製品=超硬エンドミルの安定供給に向けて、「VC/VF」と「VQシリーズ」の在庫整備に注力し、かつ同製品の生産を海外にも展開し、受注残を16年度比で今年度末には73%にまで減少と、受注残を解消。
    新製品に関しては、今年度は第3四半期(12月末)までに約1600アイテム(インサート245・ドリル220・CBN922・エンドミル23・金物工具189)を発売予定。新製品化率(特殊品を含めた全販売金額に占める新製品の販売比率)は35%以上を目指す(17年実績は24%)。
    このほか、工具価格改定、特許公開件数、テクニカルセンターのグローバルネットワーク、IoTの取り組み、JIMTOF2018出展等々を取り上げながら、営業本部の今年度の取り組み重点テーマとして、「自動盤用工具の浸透」「ターゲット顧客のポテンシャル情報深化」「産業別ユーザーに軸足を置いた活動、新製品比率向上」「テクニカルセンターの有効活用」「人材育成・教育システムの構築」とまとめた。

    続いての年間優秀特約店表彰を挟み、営業本部 流通営業部の堀江武夫部長が、「主力販売店店内シェア№1奪取」を方針とする、流通営業部施策の説明に立った。
    そしてこのタイミングで、同会の呼称が今年度より、新ブランド浸透への想いを込め、『DIAEDGE特約店会』と改められ、JIMTOF招待、サマーセールといった拡販キャンペーン告知のほか、主に次の内容が語られた。
    代理店からの発注金額の推移(金額ベースでの全国受注推移)では、17年度実績は前年度比108%、18年度計画は同111%を設定する。
    小型旋盤での自動車向け小物部品は今後も拡大傾向であることから、ツーリングフルターンに対応したレパートリーの拡大を実施し、自動盤・小型旋盤向けのトータルツーリングを拡充する。伴っての、シチズンマシナリーとの協業取り組みでは、低周波振動切削の事例がある(中部テクニカルセンターに導入済み)。
    キャラバン活動について当初(15年~)は、震災(筑波)、洪水(タイ)後に商品供給の復活をアピールするため、キャラバンカーに自前在庫を積み込み、主に、本取り組みに理解を得られた事業所を訪問(即売)していたが、今年度からは新商品PR、拡販を重視した活動へと変更し、新規のユーザーやキャラバン未実施の特約店での取り組みに重きを置き、キャラバンカーを改造し、展示品、加工ワークを搭載する。
    なお、キャラバン活動の17年度実績は、①工数=349日②訪問件数=2280件③売上金額(定価ベース)=3億6200万円(1日あたりの売上=100万円)。18年度目標は、①350日②2300件③4億円。
    最後に、昨年6月に開設した中部テクニカルセンター(岐阜製作所内)の、今年3月までの利用者数は計338件(加工テスト53、講習会・勉強会145、見学会140)を報告し、引き続いての開発本部 独創工具開発部によるプレゼン、「切削加工ソリューションと次世代工具」、第2部の懇親会へと会は進行した。

  • ユーザー通信197号 02 端面溝入れに「特化」した『コロカットQF』(サンドビック)

    端面溝入れに「特化」した『コロカットQF』(サンドビック)

    専用工具で端面溝加工の高剛性を実現

    5月の同時期に行われた「東芝機械グループソリューションフェア」と「MEX金沢」の両展では、サンドビック コロマントカンパニーの新製品、端面溝入れ用工具『CoroCut(コロカット) QF』の展示が目についた。

    折しも、少し前に京滋地区のある機械工具ディーラー(の代表者)と会話するなかで、「サンドビックの『コロカットQF』っていう新製品、あれはええ(良い)工具やで~」としきりに絶賛していたシーンを回想しつつ、両展での説明スタッフの談も交えながら、あらためて特長を整理してみた。

    他メーカー含め、これまでは、端面溝入れ加工に「特化」した「専用」工具は存在しなかったというなか、コロカットQFはホルダの高剛性化をコンセプトに、細く深い端面溝加工で、切りくず処理が困難な加工にも抜群の安定性をもたらす。

    チップ幅は3㎜、4㎜用。QSシャンクタイプ、CoroTurn(コロターン) SL カッティングヘッドを導入。

    革新的なホルダのスリット設計により、高剛性なホルダを実現。びびりのリスクを低減しつつ、より高い動的剛性を実現し、より溝深さの深い加工も可能にしている。

    「従来ホルダで負荷の応力が集中する弱い部分の肉厚を厚くし、逆に、一見、強度が重要そうに見えるブレードフロント部は、意外に負荷を受けにくいことから、その部分の肉厚をそぎ落とすことによって軽量化を図り、びびりを抑制する。結果、従来よりも突き出し量を長くすることができるのが、最大の特長」

    チップには高剛性・高生産性を実現する新しい独自のレール形状のチップクランプを採用。また3方向にレール形状を採用し、より強固にクランプしてチップの動きを最小限に抑制する。

    「端面溝入れでは、チップ幅3、4㎜に対して、深さ30㎜以上の加工をしたいという依頼をよく受けるが、従来では標準品でも特殊品でも対応できなかったが、コロターンQFでは4㎜幅でも最大38㎜まで付き出せるようになり、テーラーメード(順標準品)では42㎜まで対応可能になった」

    さらに、ホルダ内部を通じて、逃げ面・すくい面の双方からクーラントを供給する。特に、端面溝入れ加工で問題となりやすい切りくず排出性の向上、優れた加工面品質が可能となり、切削しているエリアへのダイレクトなクーラント供給により、チップ寿命も向上する。

    端面溝入れは、条件が上げにくいなど苦労が多く、困っているユーザーも多い。だが、「専用」となれば、「それしか使えない」が最初の印象となりがちだが、逆に、Oリング溝入れ加工など「そこだけ」を手掛けているユーザーにとっては、かなりの最適工具になり得そうだ。

  • ユーザー通信197号 01 若園精機に「ハームレオーナーズクラブ」が来訪、工場見学

    『C40U』導入の現場は「ホワイトボード」による工程管理が奏功

    「切削に特化」した、各種金型向け部品、単品保証の部品製作メーカーである若園精機(岐阜県養老町、若園明人社長)はINTERMOLD名古屋に、4月の大阪開催に引き続き、金型工業会から共同出展する。
    ブースでは、モーター駆動自動車向けパワーコントロールユニットのカバーやケースを想定したアルミ削り出し試作品サンプルを数多く展示するほか、金型測定に最適な非接触三次元測定「FARO」のスキャンデモを実施する。
    そんな若園精機に6月1日、独・HERMLE製マシニングセンタの国内ユーザーで構成される「ハームレオーナーズクラブ(HOC)」(事務局は日本総代理店の愛知産業)が来訪(8社・22人)し、工場見学を実施した。当然、若園精機自身も、2009(平成21)年に『C40U』を導入(当時、岐阜県下初)しているHOCのメンバーである(ちなみに、翌年にはLANGクランピングシステム一式を導入)。
    若園拓馬専務は、工場案内への先立ちミーティングを開き、自動車部品向けアルミ鋳造用金型、試作部品製作を手掛ける自社について、「毎日、常に、違うものをつくり続けている」と表現し、ダイカスト金型のキャビコア部品やアルミの削り出し部品、金型への肉盛り溶接、ミガキ、品質保証を得意とするなど、あいさつを交え話した。
    そのなかで、「3軸の考えを全て捨て、金型製作やCAM作業の初工程であるジグ製作やクランプ方法、完成イメージまでつくり上げ、そこから順番に金型や試作部品づくりを始める」と5軸と金型部品製作についての考えを述べたほか、特に強調したのが、小会議システムと工程管理全般の司令塔ともいうべき「ホワイトボード」の存在、活用である。
    「毎朝のミーティング、週1の営業工程会議、新規と緊急依頼物件ごと、図面と3Dデータをモニターで確認し、ホワイトボードへ書き込む。ホワイトボードは、常に現場で仕事の合間に確認できる場所に、なるべく大きく設置することで、金型の動きと、機械の現在状況が、ココに集まれば全て、ひと目で把握できるようにしてある」
    さらに、人材教育と教育に関して、14年から取り組んでいる外国人雇用について、金型磨きを4人のベトナム人女性(実習生)が担当する現状にふれながら、外国人雇用がもたらした効果にも言及した。
    そのうえで、工場見学のポイントを、「まず、『ひと』(実習生含めた社員21人)を見てほしい」とし、①人②機械・工具、品質保証体制③短納期、緊急物件対応で役立つ小会議システムと工程管理(ホワイトボード)④省エネ対策と温度対策、を挙げ、一行を現場へと招いた。

  • news-【DMG森精機 『Zero Sludge Coolant Tank』を開発】

    DMG森精機
    『Zero Sludge Coolant Tank』を開発

    DMG森精機は、クーラントタンク内の微細なスラッジを高効率に回収する『Zero Sludge Coolant Tank(ゼロスラッジクーラントタンク)』を開発した。
    ゼロスラッジクーラントタンクは、ユーザーから要望が多い「効率的な切りくず処理」を実現するために、複数のノズルをクーラントタンク内に配置して最適なクーラントの流れを形成し、微細なスラッジを高精度サイクロンフィルタで高効率に回収できる同社の新技術を採用している。通常はスラッジがクーラントタンク内に堆積してしまい、ほとんどが回収できないが、この新技術を用い、複数のノズルでタンク内を攪拌することで、スラッジを効率的に回収する。
    これにより、クーラントタンク内の鋳物スラッジ回収率は99 %以上(※切削、環境条件による)を実現し、従来は定期的に必要であったクーラントタンク内の清掃作業を大幅に低減する。また、配管やクーラントノズル詰まり、ポンプ能力の低下防止のみならず、クリーンなクーラントを使用し続けることができ、クーラント寿命延長の効果もある。
    搭載機種は、立形マシニングセンタ『NVX 5000 2nd Generationシリーズ』、横形MC『NHX 4000/5000 3rd Generation』『NHX 5500/6300 2nd Generation』(2018年3月時点の搭載機種。搭載機種は順次拡大予定)。

  • news-【DMG森精機 『NHX4000/5000 3rd Generation』の販売開始】

    DMG森精機
    『NHX4000/5000 3rd Generation』の販売開始

    DMG森精機は、横形マシニングセンタ「NHXシリーズ」の第3世代モデルとなる『NHX4000/5000 3rd Generation』2機種の販売を開始し、伊賀イノベーションデー2018で国内初出展した。
    NHX4000/5000 3rd Generationは、剛性と精度が求められる自動車や航空宇宙分野などの量産部品加工に最適な横形MCであり、高速加工を実現する最高回転速度20、000min-1の「speedMASTER主軸」を標準搭載している。
    また、新たに開発した「ゼロスラッジクーラントタンク」を標準で装備し、クーラントタンク内のスラッジを高効率に回収することで、クーラントタンクのメンテナンス性が大幅に向上している。
    主な特長は、次のとおり。
    ①高性能主軸=高い信頼性を提供する3年保証付きの高速主軸「speedMASTER」を搭載/主軸ラビリンス構造を強化し、主軸内へのクーラントの侵入を防ぎ、高い耐久性を実現/皿バネの長寿命化を実現。
    ②切りくずソリューション=クーラントタンク内の微細なスラッジを高性能サイクロンフィルタで高効率に回収する新技術『ゼロスラッジクーラントタンク』を標準装備。
    ③高剛性・高精度=機械後方部分の肉厚を厚くし、X軸ガイド面に段差をつけた高剛性ベッド/主軸端面からパレット中心までの最小距離を70mmに設定/高精度な加工を実現するフルクローズドループ制御(マグネスケール製SmartSCALE)を全軸標準装備/搭載するワークの質量や形状に合わせて最適な加減速を実現する「Servo Sense for Workpiece(サーボ・センスフォーワークピース)」をZ軸とB軸に搭載。
    ④作業性・メンテナンス性=日常点検が必要な機器類を機械側面にまとめ、メンテナンス性を向上、ほか。
    ⑤自動化・ロボットシステム=「ラウンドパレットプール」「キャリアパレットプール」「リニアパレットプール」。自動化システムの生産性を向上させるコントロールシステム「パレットマネージャ」搭載、ほか。

  • news-【三菱マテリアル 鋼旋削加工用『FPブレーカ』のアイテム追加】

     

    三菱マテリアル
    鋼旋削加工用『FPブレーカ』のアイテム追加

    三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、鋼旋削加工用ブレーカシリーズ『FPブレーカ』のアイテムを追加し、販売を開始した。
    FPブレーカは、低炭素鋼から合金鋼までの幅広い領域に対応する仕上げ切削加工用ブレーカで、低切り込み量での切りくずの分断性を向上し、高送り加工での切りくず詰まりを抑制する。
    このたび、低切り込み高送り加工用としてコーナR1.2のアイテムを追加し、シリーズの拡充を図った。
    主な特長は、次のとおり。
    ①最適化されたコーナ部の2段突起とぬすみ形状によって低切り込み量での切りくず分断性を向上し、高送り加工での切りくず詰まりを抑制。
    ②高い突起形状と大きなすくい角により、軟らかい被削材の切りくず乗り上げを抑制。
    ③20°の大きなポジティブすくい角は、剛性の低い被削材の加工において、びびり振動や変形を抑制。
    型番:「MC6015」「MC6025」「MP3025」「NX2525」各7型番。

  • news-【三菱マテリアル 『APX3000』に深切り込み用カッタボディ追加】

    三菱マテリアル
    『APX3000』に深切り込み用カッタボディ追加

    三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、多機能形ショルダカッタ『APX3000』に深切り込み用カッタボディを追加し、販売を開始した。
    APX3000は、切削シミュレーション技術を用いたインサート形状により、ランピング加工をはじめとした、3次元加工に対応することで、さまざまな加工形態を可能にした多機能工具であり、このたび、外周刃に複数のインサートを配列した深切り込み用カッタボディを発売し、使用用途の拡大を図った。
    主な特長は、次のとおり。
    ①カッタボディのバックメタル量が大きく、高い剛性を実現。
    ②大きなすくい角により、切削加工時の熱発生を低減。
    ③外周刃に複数のインサートを配列することにより、シャンクタイプは28-55mmの切り込み量を実現。
    型番:シャンクタイプΦ20-40mm 9アイテム/アーバタイプΦ40、50mm 2アイテム。

  • ユーザー通信196号抜粋 新製品、近日発売ラッシュだったOSGブース

    新製品、近日発売ラッシュだったOSGブース

    オーダーメイド工具、タップホルダ、セラミックエンドミル等々、多様に展開

    INTERMOLD2018/大阪(4月18~21日、インテックス大阪)でのオーエスジーの新製品展開は、切削工具では事前に明確にされていた、超硬防振型エンドミル『AE‐VMS』のバリエーション充実(ショート形Φ16,20,25/スタブ形Φ1,1.5,2,2.5の追加)と、ワンレボリューション スレッドミル『AT‐1』の発売(MECT2017で発表)のみならず、実際にはさらに続々と、新製品、近日発売の展示、発表が相次いだ。
    低速高送り加工、超深掘り加工の実現に有効なフェニックスエンドミルシリーズ『PHX』は、ペンシル、ロング両ネックタイプを中心に176アイテムを追加した(順次)。
    インデキサブル工具のPHOENIXシリーズに、4コーナーラフィングエンドミルシリーズ『PSFL』をラインナップ。ヘッド交換式エンドミル『PXM』にはΦ10、Φ32サイズ、オイルホール付き26アイテムを追加(6月発売予定)。
    また、高温域で高速加工が可能なセラミックエンドミル(外周刃タイプ、底刃タイプ)の案内も行った。
    さらに、完全オーダーメイド工具(超硬エンドミル・ドリル・リーマ、その他)の新ブランド『Q3』についてはOSGブランドではなく、あくまでOSGのグループ会社プロデュースによるもの。現状は、窓口である西部営業部のみの取り扱いだという。
    切削工具以外では、MECT2017で参考出品したタップホルダのデザイン、仕様が正式に決まり、『シンクロマスター』として6月発売を予定、同期送りでA‐TAPの性能をさらに引き出す。

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