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  • news-タンガロイ 刃先交換式ガンドリル 『DeepTri‐Drill』の工具径拡充

    タンガロイ(本社=福島県いわき市好間工業団地、木下聡社長)は、刃先交換式ガンドリル『DeepTri‐Drill』(ディープ・トライ・ドリル)の工具径Φ12~13・5㎜を拡充し、販売を開始した。

    従来は、設定工具径の関係からDeepTri‐Drillが適用できなかった自動車部品や金型部品の深穴加工にも適用できるようになり、より多くの深穴加工で高能率安定加工を実現でき、専用のシムを装着することで、簡単に工具径を微調整することができる。

    主な特長は次の通り。

    ▽H級インサートと独自の切れ刃形状により、高精度かつ抜群の切りくず処理性と高送り加工を実現。
    ▽容易にインサート交換ができ、セットアップ時間を大幅に削減。
    ▽ガイドパッドとドリルボディの間にシムを装着し、簡単に工具径調整が可能。
    ▽工具径範囲:Φ12~13・5㎜▽加工可能穴深さ:L/D=15、 20、25▽シム厚み:0・01、0・02、0・03、0・04、0・05㎜各1枚、2サイズを設定▽工具径調整範囲:+0・01~+0・1㎜。

    全アイテムは、ボディ12形番、インサート1形番、ガイドパット2形番、シムセット1形番(セット販売のみ、シム単体では販売せず)。

  • news-新製品 ダイジェット工業 ミラーボール用「TSインサート」を追加ラインナップ

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区加美東、生悦住歩社長)は、高精度刃先交換式ボールエンドミル『ミラーボール』に、刃先強度と切れ味を両立した高硬度材加工用の新インサート「TSインサート」を追加発売した。

    製品の高強度化、高精度化により難削材と呼ばれる材料が多用されており、高硬度材の高速加工においては、工具摩耗の促進を抑制する専用工具が必要となる。

    ミラーボール用TSインサートは、切削熱の発生を抑制する低抵抗な刃形と、強靭かつ耐熱性に優れた新材種を採用し、高硬度材加工の高精度かつ長寿命な仕上げ加工を実現する。

    主な特長は、次のとおり。

    ①高硬度材の加工において、切削熱の発生を抑制するために、従来よりも大きなねじれ角を採用し低抵抗な刃形。また、切れ刃のすくい角をマイナスとし、刃先強度を向上させ、60HRCを超える高硬度材の中仕上げから仕上げ加工まで、安定した加工が可能。

    ②ボールエンドミル中心部の切りくずポケットを大きくし、切りくず排出性向上を行うことで、中心部を多用する加工でも高精度な加工が可能。

    ③新開発コーティング材種「DH202」を採用。超硬母材は硬くて強靭な超微粒子超硬合金を用いており、優れた刃立性が得られる。PVD被膜である「DH2コート」は、耐高温酸化性、耐衝撃性、被膜靭性および密着性に優れ、高硬度材の高速加工が実現できる。

    ④S字刃形ながらR精度は±0・006㎜以下とソリッドボールエンドミル同等以上の形状精度であり、高精度を有している。

    主な用途は、高硬度焼入れ鋼、鋳鉄の三次元形状中仕上げ~仕上げ加工。
    サイズは、8R(Φ16)、10R(Φ20)、12・5R(Φ25)、15R(Φ30)の計4形番。

  • ユーザー通信208号 8面 三菱マテリアル 『DIAEDGE特約店会』開催

    三菱マテリアル
    『DIAEDGE特約店会』開催

    流通営業部のハイレベルでの実績推移(9%増)を報告

    売上高伸び率は「これからが新たな、本当のスタート」(中村カンパニープレジデント)

    三菱マテリアル(本社=東京都千代田区丸の内)の国内流通特約店会が、5月16~24日にかけ、大阪・九州・名古屋・東京の順に各地区で開催され、このうち5月17日にはANAクラウンプラザホテル福岡で「九州DIAEDGE特約店会」が開かれた。

    最初に、三菱マテリアル 加工事業カンパニープレジデントの中村伸一常務執行役員が、あいさつを兼ね加工事業の概況説明に立ち、概ね次の旨述べた。

    三菱マテリアルのなかで加工(超硬)事業は、市場成長以上に成長が期待されている「成長促進事業」として位置づけられている。

    そんな加工事業カンパニーの経営方針にあらためて加わったのが、業務遂行における判断の優先順位としての『SCQDE』=「安全、法令遵守、品質、納期厳守、適正利益」。これを実践することが、「最終的には、DIAEDGEのブランドを、より確固たるものにしていく」。

     

    売上高は前年比8%増、今年度は5%増見込む

    2018年度の業績についてはまず、全社売上高に占める加工事業の比率は10%。「もう幾分かのベースアップに臨みたい」としながらも、対前年比では1%上昇した。

    超硬製品の売上高推移では、16年(19年中期経営計画策定時)の実績を100とした場合の指数比で18年度は123。「16年以降、確実に右肩上がりに成長」しており、全社で前年比で約4%増、超硬事業においては約8%増の力強い数字を示している。今年度(19年度)はさらに約5%(18年度比)の伸びをめざす。

    そんななか、国内流通営業部の実績が着実に伸長しており、9%増という高いレベルで推移。今年度の計画でも国内流通営業への期待は大きく、「国内流通営業の成長なくして、我々の成長はない」。

    主要工具メーカーの売上高伸び率との比較で見れば、11年時は、東日本大震災での筑波製作所の被災、そしてタイ工場(MMCツールズ・タイランド)の洪水被害より供給網が分断された時期もあったが、16年頃からは他社平均と同様の成長ができているが、冒頭ふれたように、「市場成長以上の成長」が大きなミッションとして課せられている以上、「これからが新たな、本当なスタート」だといえる。

    産業別売上高伸び率では、自動車、航空宇宙、医療、金型の主要4産業とも国内外で実績が伸長。なかでも航空宇宙は、16年を100とした指数で18年は139。対前年比では国内で23%増で、「絶対規模としては決して大きいとはいえないものの、著しい伸長率を示しており、現在掲げるこの施策は今後も強く推し進めていく」。

    その成長のため、19年度の積極的な投資計画として、およそ半分が、インサートライン増産、超硬ドリル増産、超硬エンドミル増産、合金素材増産といった生産能力アップの内訳となっている。

    「昨年度も17年比で約3割の投資額を増やし設備を増強したが、設備納期の長期化や需要が想定よりも上振れたことなどで、供給のタイムリーさに欠ける状況を招いたと認識している。それぞれの製造拠点で、設備増強の効果が今年度から発揮できる」。

    加えて、物流センター間の在庫を自動移動させ、欠品リスクを最小化するなど、物流体制の見直しによる商品の安定供給にも取り組んでいく。

    主要製品在庫サービス率は、足元では90%を下回る製品がいくつかあるが、生産設備(能力)+物流体制+品質改善により、目標である98%をめざす。

    新製品化率の目標を35%へ

    また、提案力をさらにレベルアップするための新製品化率は現状、販売全体のなかで約25%を占めるが、新製品に投入しているさまざまなコスト見合いからすれば、新製品化率を24%から35%を目標とし、競争力を高める。

    「国内で勝てないメーカーは世界でも勝てない」(金子営業本部長)

    次に、営業本部の金子善昭本部長が年間表彰店の発表に先立ち、「18年度は非常に良い年だった」と追随しながらも、「今年に入ってからの環境は、明らかに変わってきている」とあいさつ。続けて、超硬事業の販売部門が抱える喫緊の課題として、次の3つを挙げた。

    「一つめが、当社製品は世界65ヶ国以上で供給しているが、エリアによっては低成長時代となる中で、事業を持続的にどう成長、拡大していくか。そんな中での営業としての生産性向上が二つめ。そして三つめが、やはり人材が大切、財産であることから、人事戦略や人材育成」。

    このうち人材については、女性活用推進を例に、「過去2年で女性の切削工具の営業マンを採用し、活動しはじめている。女性に限らず海外人材の取り入れの必要性など、こういった人材の流動化を図ることにより、新しい事業の方向性を見出す機会にもなると期待している」とも言及した。

    さらに、「より、エリアと産業を軸に」販売活動体制を徹底的に強化するため、営業体制の見直し、機動力ある組織に変えていくとし、「日本国内で勝てないメーカーは世界に出ても勝てない」と締め括り、表彰へと移った。

    自動盤・小型旋盤ユーザーの需要に注力

    最後に、営業本部 流通営業部の堀江武夫部長により、「主力販売店店内シェア№1奪取」を掲げる今年度の流通営業部の方針を、拡販セール(サマーキャンペーン)告知等を織り交ぜ、説明した。

    13年4月を100とした指数表示による全国受注推移では、18年度実績は前年度比111%、19年度は前年度比106%を計画。キャラバンカーに新商品を積み込み事業所を訪問し拡販、PRするキャラバン活動は、展示品・加工ワークを搭載し、新規のユーザーやキャラバン未実施の特約店での取り組みを重視した活動を継続する(19年度目標は工数・330日、訪問件数・2300件、売上金額・4億6500万円)。

    自動盤ユーザーへのツール選定も含めたPMG(パーツマシニンググループ)活動では、近年、自動車部品分野での環境対策や電動化技術の向上に伴い、アクチュエータを始めとした各種制御系小物部品が増加し、自動盤および6インチ以下の小型旋盤の出荷台数は年々伸長、需要が拡大していることから、小物部品加工用工具の実績については、18年上期を100とした指数で19年上期で165、下期で196をめざす。

    中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡神戸町)の18年度活用状況は、訪問計284人(加工テスト36人、講習会・勉強会128人、見学会120人)。なお、6月7~8日には2度目となるオープンハウスを予定している。

    ほか重点テーマとして、航空宇宙部・開発本部・製造本部との連携したユーザー攻略活動、新製品拡販(VPX、WJX、DLE、GWなど)、目標を明確にした「全員参加型のセール」の推進などが語られた。

  • ユーザー通信207号 7面抜粋:「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」に 4万3千人が来場

    奇しくも複数の切削工具メーカーで見られた「欧米スタイルの展示」

    2019年「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」が4月17~20日の4日間、4月1日に開業した東京ビッグサイト青海(あおみ)展示棟を会場に開催された。
    新設の青海展示棟は来年11月までの仮設ながら、最寄3駅から徒歩2~6分圏内という、従来の東京ビッグサイトに比べはるかに交通至便な立地のなか、合計42585人が来場した。

     

    「変化を嫌わずに」(金型工業会 小出会長)

    初日の開会式ではまず、主催者の日本金型工業会 小出悟会長(小出製作所社長)が、次の旨あいさつした。
    「金型業界はリーマンショック以降、なかなか元の状態には戻らずとも、徐々に回復基調ではある中での今回の開催では、我々が直面している自動車産業を取り巻く百年に一度の変化に対して、どのような対策、手を打っていけば良いかの示唆を与える機会となることを願う。IoTを駆使するなど、とにかく『変化を嫌わず』果敢に挑戦し、啓発、努力しあわないといけない」。
    このあと、同主催者の日本金属プレス工業協会、さらに経済産業省 製造産業局、東京都 産業労働局 商工部からのあいさつ、そしてテープカット(※写真①)へと続き開幕した。
    そんななか、オーエスジーのブースでは、新たにロング刃長の『AE‐VML』を拡充した超硬防振型エンドミルのAE‐VMSシリーズや、アディティブ・マニュファクチャリング(AM)用エンドミルといった、昨年のJIMTOF(2018)でも披露した新製品が顔を揃えた。
    AM用エンドミル(AM‐EBT/AM-CRE)は、JIMTOFの時点では「標準化し、来春(今年のこと)発売」とは謳われていたが、今回の出展ではより具体的に、三菱電機の次世代モジュール型金属AM加工機で造形されたワーク提供のもと、積層インペラーの5軸MCでの切削加工等をサンプル展示した(※写真②)。
    また今回は、同社の技術者とセールスエンジニアが来場者からの個別相談に注力すべく、広報担当者が「これだけ(机と椅子が)並べられたのは初めて」と口ずさむほど、ブースの中ほどには多くの技術相談スペース(※写真③)が設けられた。

     このブース内部のようすの対極が製品展示の演出ともなった。従来よく見られるマルシェ(市場)的な「ずらり陳列」ではなく、出品は通路に面するスペース(エンド)沿いに集中させ、今回は6つの展示台で、代表的な絞ったラインナップを島形に点在させる「欧米では主流」だという展示スタイルで臨んだ。
    そしてこの光景は、奇しくも、同じく切削工具メーカーのダイジェット工業のブースでも見られ(※写真④)、刃長1D・スーパーショートタイプの2枚刃ソリッドエンドミル『ハード1ボール』、70HRC高硬度材の加工が可能な多刃スクエアエンドミル『ワンカット70』といった、今回新たにラインナップされたソリッドエンドミルシリーズが、刃先交換エンドミル『QMミル』ら主力製品とともに出品された。

     

    一方、工作機械では、DMG森精機が「金型における加工技術の融合」をテーマとして、金型加工に最適な5軸加工機『DMU 60 eVo linear』、レーザ加工機『LASERTEC 75 Shape』、レーザ金属積層造形機(AM機)『LASERTEC 30 SLM 2nd Generation』(※写真⑤)の3台を展示した。
    AM機によるツールポット金型の加工では、内部にらせん状の空洞を造形し、パウダーベッド方式にしかできない形状を紹介した。
    なお今年のINTERMOLDはこのあと、6月19日(水)~22日(土)に名古屋(会場/ポートメッセなごや)で開催される。

  • ユーザー通信207号 3面抜粋:タンガロイ特約店総会

    タンガロイ 特約店会定時総会を開催

    売上高・新製品件数・生産量
    ― 続々とレコード更新を報告

    タンガロイ(本社=福島県いわき市好間工業団地)は4月12日、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸戸市中央区)にて「西部タンガロイ特約店定時総会」を開催した。
    総会では最初に、西部タンガロイ特約店会の阪本正孝会長(阪本㈱会長)が、昨今よく話題に上がる「日本の生産性の低さ」について言及し、「日本古来の仕事のやり方や商流、信頼性の熟成などを通じて、長年にわたり、この社会ができてきた。生産性とは、上げても上げも、なおかつ『まだ上げられる』と、数字だけがひとり歩きしていないだろうか」との感想等をあいさつとし、各議案の審議、承認へと移った。

    続くタンガロイ行事では、成績優良特約店表彰のあと、タンガロイの木下聡社長に加え、新たに営業本部長として今年1月1日付で着任した松本憲幸氏によるメーカー方針が発表され、概ね次の内容が語られた。

    タンガロイではデイリーで切削工具の売り上げデータが閲覧でき、直近(今年1月~4月11日夕方当時)では、国内は対前年(2018年)比7~8%増で推移中。国内の販売状況では西部地区が東部、中部地区を上回り、ただいま絶好調。

    2018年度の連結売上高は、国内が対前年比で9%増。日本工具工業会全体の統計が6%増のため、タンガロイのシェアが伸びたことになる。海外は12%増、オールタンガロイでは11%増と2年連続での2桁成長で、レコードをさらに更新し、過去最高の売上高を達成した。

    生産状況については、2011年を100とする指数で表せば、インサートは151。コンペティターからは欠品という話も聞こえるなか、タンガロイでは「日々設備投資しながら、稼動効率を上げながら、在庫を持ちながら」によって、特に大きな欠品はなく1年間を過ごせた。

    ミリング、穴あけ工具(カッター、ドリル)はほぼ2倍の188、旋削用ホルダーは123、軸物工具(ソリッドのエンドミル、ドリル)については、タンガロイとしてはまだまだ補強、多く伸ばしていく必要がある。

    焼結体工具(CBNやダイヤモンド工具)は182で、一昨年比では約40アップしておりトレンドとなっている。自動車部品の軽量化によるアルミ加工の増加などにより、いま世の中は焼結体ブームともいえる。その他切削工具以外でも、耐摩耗工具のダイコーター(薄膜塗布工具)が309を示すなど「非常にバランス良く成長できている」。

    昨年からタンガロイでは、タイムスタディ(工具、切削条件、加工時間、加工工程)、レイアウト図面、ツールパスイメージといった「Total Tooling」の提案に取り組んでおり、元々は航空宇宙産業に向けチームをつくったが、「短期間で効率良いプログラムを組む」必要性から自動車産業など99件のプロジェクトを手掛ける。

    新製品では昨年大きなリリースが行えた。新鋼旋削加工用CVDコーティング材種『T9215』を4月に、『T9225』を12月にリリースした。タンガロイで最も販売好調な材質を新たに、「世の中が高速化しているために開発した」。

    これらを含め昨年の新製品発売件数は47件で、9年連続での№1達成した(2010年~2018年)。さらに、生産量(インサート、ドリルボディ、カッターボディ)についても過去最高を達成した。

    加えて、自動倉庫、拠点ネットワークの更新(両件合わせ投資総額は約5億円)といった生産設備以外の大型設備への投資案件も継続。
    以上をふまえ、今年度(2019年)の連結売上高は前年比で国内10%増、海外11%増、他事業含めたトータルでは10%増の予算(リーマンショック前の2008年実績の6%増に相当)を立て臨んでいる。新製品(+拡充)発売件数の目標は35件。開発・製造・営業にとって「新製品こそが伸長・生き残りの道」。 これらを背景に、9つのターゲットとして、「国内シェア№1(まずはインデキサブル工具分野で)」「アジア&環太平洋でメジャー・プレーヤー」「旋削工具でマーケット・リーダーとして認知される」「輸出比率を65%まで高める」「日系工作機械メーカーとの連携を高める」「IMCの切削工具世界№1に貢献する」等をあげた。

  • ユーザー通信207号 1面抜粋:東芝機械グループソリューションフェア

    第17回 「東芝機械グループ ソリューションフェア 2019」開催

    5月23日(木)~25日(土)
    /沼津工場(本社)・御殿場工場

     

    東芝機械(本社=静岡県沼津市大岡/三上高弘社長)は、第17回目となる2019年の「東芝機械グループ ソリューションフェア」を、5月23日(木)から25日(土)までの3日間、沼津工場(本社)と御殿場工場にて開催する。
    今回は、「新たな未来への飛躍~先端技術が繋がる社会を目指して~」を全体コンセプトに、EVを中心とした先進自動車や航空機、スマートフォン、光学など先端産業への、東芝機械グループの幅広い取り組みや最新技術、さらに「総合機械メーカー」だからこそ実現できるIoTを通じた「産業の垣根を越え、繋がることによる新たな未来」を各会場(全8ホール)にて披露する。
    また例年同様に、展示に関連する同社技術セミナー(全52回・20テーマ/5面参照)に加え、先進自動車、IoT、AI、ものづくりなどに関して、各業界の第一線で活躍中の講師による特別セミナー(全7テーマ/5面参照)の開催(沼津‐御殿場間の中継も実施)も予定している。

     

    来春「芝浦機械」スタートアップに向け大事なフェア

    このほか、門形MCでは、金型の高速・高剛性加工で生産性向上に寄与する横形MC『BM‐1250Q』、C軸連続割り出しと高精度加工で航空機部品の加工時間に貢献する『MCW‐4624(5A)』、金型の低速重切削から高速切削まで広範囲の切削能力を発揮しFSW(摩擦攪拌接合技術)機能をも搭載する門形MC『MPF‐2614FS』を展示。
    さらに、高速送りおよび重切削をセミドライで加工し作業環境改善を提案できるCNC立旋盤『TUE‐100(S)』、フルパワー切削を実現する200㎜クイルタイプ主軸×最大400㎜繰り出し可能なテーブル形横中ぐりフライス盤『BTD‐110H/R16』の展示に加え、IoT活用による加工機械の見える化・遠隔監視および組立スケジュールの進捗管理のモニタリングや、工作機械に音声認識ソフトを融合させ、作業効率アップを図る近未来の機械操作等を提案する。

    超精密加工機に新たな要素技術を開発

    一方、Hall 1~7の沼津工場(本社)のうち、Hall 3=精密加工センター(Nano‐Labo.)では、自動車用ヘッドランプ金型加工や、半導体・電気電子部品などの精密微細加工で好評を得ている超精密立形加工機『UVMシリーズ』に搭載される新要素技術を開発し、今回は「高剛性・高トルク型空気静圧軸受主軸」「微細部品金型向け寸法計測機能」の開発、「機械本体による工具誤差補正」の実現を提案する。

     

     

     

    2種類の双腕協働ロボットを参考出品

    Hall 2=第8工場では、生産性向上に貢献するロボット・自動化技術として、人作業の置換えを提案するヒト型とスカラ型の2種類の双腕協働ロボット試作開発し、ハイタクトな製造現場に適した高速・高軌跡精度スカラ型ロボット『THE』とともに参考出品する。
    ■ ■ ■
    昨年も過去最高を更新する7千名が来場

    毎回好評を得ている「東芝機械グループ ソリューションフェア」は、昨年も過去最高を更新し約7000名が来場した。
    東芝機械グループでは引き続き、「エネルギー・環境」「労働生産性の向上」「IoT/ICT」「新素材への対応」の4つを重点戦略キーワードに、自動車・エレクトロニクス・光学・ナノテクなど時代が求めている分野において、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、微細転写装置、精密機器、工作機械、電子制御装置、産業用ロボットなど主要商品群の開発・製造・販売およびそれらのレトロフィット・アフターサービスを通して「世界の『モノづくり』を支える機械メーカーの総合力」を目指している。
    そんななか同フェアでは、ユーザーの「声」を聴き、真の問題点を探り出し、そこから導き出される同社の課題解決を提案に結び付け、ユーザーとともに未来を創りあげるスタートの機会としている。
    なかでも今回は、自動車産業を大きく変えていく、いわゆる『CASE(ケース)』=Connected(コネクテッド)/Autonomous(自動運転)/Shared(シェアリング)/Electric(電動化)に向け、これら工程に携わる同社製品(機械)の、「総合力を活かした先進自動車への取り組み」を次の例のように示す。
    ▽アルミ部品を量産するダイカストマシン▽大物樹脂部品を量産する大型射出成形機▽機能性樹脂を量産する混練機▽電池用セパレータフィルムを量産する押出成形機▽工場の自動化を実現するロボットやIoT▽車載カメラ用レンズを量産する超精密加工機やガラス成形機▽ヘッドライト等の金型を量産する超精密加工機▽樹脂・金属部品の金型を加工する工作機械、など。
    ■ ■ ■
    これら説明を行った5月7日の東芝機械東京本店(千代田区内幸町)での記者発表会では冒頭、八木正幸専務執行役員があいさつに立ち、「6月の株主総会での承認後、ご周知のとおり、当社は来年(2020年)4月から『芝浦機械』として新たにスタートする。その移行へ向けた大切な1年であり、なかでもソリューションフェアは非常に大事となる」と口火を切った。
    「当社のお客様のドメインは自動車産業にあり、各産業界が一斉に『CASE』に対し舵を切っているなか、機械メーカーは何を求められているか。今までのようなQCDSに長けたマシンとはまた違い、我々はまだ、CASEに対応する技術として『これが万全』という持ち合せは出来ているとはいえない」と続けた。
    そのうえで、「そんな中で行う我々の多様な提案に対し、お客様の評価、何を求めているかといったレスポンスやニーズをいただく。このギブ&テイクのコミュニケーション、流れを、来年の新生・芝浦機械のスタートアップにつなげたい」と抱負を述べた。
    (※なお期間中の無料送迎バスは、①三島駅⇔沼津本社工場間②三島駅⇔御殿場工場間③沼津本社工場・構内④沼津本社工場⇔御殿場工場間の4パターンが運行されている)

  • news-【新製品・三菱マテリアル 難削材転削加工用PVDコーテッド超硬材種『MP9140』を発売】

    三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、難削材転削加工用PVDコーテッド超硬材種 『MP9140』の販売を開始した。

    MP9140は、耐熱合金やチタン合金の転削加工において耐溶着性、耐熱性、耐欠損性を向上させることにより荒加工に適したインサート材種であり、このたび、高送り加工用ラジアスカッタ『AJXシリーズ』の搭載インサート(5アイテム)材種として追加し、使用領域の拡大を図った。主な特長は、次のとおり。

    表面の平滑性を高め、耐溶着性が大幅に向上

    ①インサート表面を従来品より平滑化させ、耐溶着性を大幅に向上。
    ②Al含有量を高めたAlTiN系皮膜により、耐摩耗性と耐熱性を大幅に向上。
    ③耐亀裂進展性を向上させた専用超硬合金母材により、耐欠損性を向上。

  • ユーザー通信27号8面:次世代の切削工具総合ソリューションを初公開

    「応える 魅せる 攻める」

    次世代の切削工具総合ソリューションを初公開

    三菱マテリアル
    中部テクニカルセンター 2度目のオープンハウス開催へ

    三菱マテリアル 加工事業カンパニー(本社=東京都千代田区丸の内、中村伸一カンパニープレジデント)は、6月7日(金)~8日(土)の2日間、『中部テクニカルセンター』にてオープンハウスを開催し、今後も成長が期待される自動車、航空機、医療、小物部品等、広範囲な市場に対応すべく情報を発信する。

    切削加工ユーザーへの国内二番目の技術サポート拠点(一番目はさいたま市/東日本テクニカルセンター)として、2017年6月より稼働している中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡神戸町横井1528‐1・同社岐阜製作所内/0584‐27‐4293)には、自動車・航空宇宙産業の一大集積地に、高精度マシニングセンタ(立型・横型)、複合旋盤、5軸加工機、自動盤、CNC旋盤、三次元測定機など最新の充実した切削試験設備が勢ぞろいしている。

    開業2年間で5千名超えるユーザーが利用

    これまでに5千名を越えるユーザーが利用し、開業3年目を迎えるなか、2017年12月以来2度目となるオープンハウスを開催し、IoT化技術や最新の工法、また最新のデジタルソリューション技術を駆使した加工デモンストレーション、ユーザーも参加できる技術アトラクション、新製品を活用したソリューションセミナー、著名人を招いた講演会などを通して、最新の次世代切削工具総合ソリューションを初公開する。
    両日とも開催時間は10時~16時、主なイベント内容は、次のとおり。

     

    ▽ユーザー向けトータルソリューションの紹介
    ▽技術相談コーナー
    ▽外部講師によるセミナー(大学・研究機関、工作機械メーカー、アーバーメーカー、CAMメーカー)
    ▽各種セミナー(切削アカデミー模擬講座、航空宇宙、自動車分野)
    ▽DIAEDGE新製品による切削実演
    ▽産業別展示&市場別(自動車、航空宇宙、医療)取り組み紹介
    ▽来場者参加型ワークショップ&体感コーナー

    (詳しくは同社ホームページ→http://carbide.mmc.co.jp/ 参照)。

     

  • ユーザー通信205号:NEWS 溝入れ加工用工具『タング・カット』に新材種拡充

    ユーザー通信205号:NEWS 溝入れ加工用工具『タング・カット』に新材種拡充

    タンガロイは、発売以降好評を得ている溝入れ加工用の汎用PVD材種『AH7025』を、多機能溝入れ加工用工具『TungCut』(タング・カット)へ大幅に拡充し、販売を開始した。


    TungCutは、独自のインサートクランプ方式により、インサートのクランプ剛性が高く、安定した長寿命を提供する。また、小物加工から一般加工まで幅広くカバーし、あらゆる溝入れ加工に対応する。

    AH7025は、専用の超硬合金母材とコーティング膜の組み合わせにより、溝入れ加工で要求される耐チッピング性と耐塑性変形性に優れ、加工の安定性と能率の向上が可能である。また、多様な被削材においても安定した長寿命が得られることから、すでに多くの溝入れ加工で使用され、生産性の向上に寄与している。

     

    今回、多機能加工が可能なTungCutシリーズのインサート全てにAH7025を設定することで、多種多様な溝入れ加工において、さらなる高生産性な溝入れ加工が可能となった。主な特長は次のとおり。

    ①『AH7025』を多機能機能加工が可能な『TungCut』シリーズのインサート全てに設定。

    ②AH7025は、溝入れ加工で要求される耐チッピング性と耐塑性変形性に優れ、加工能率の向上が可能。

    ③また、TungCutを用いることで、多様な被削材の溝入れ加工で高生産性が可能。

  • ユーザー通信205号:NEWS タンガロイアイテム拡充

    ユーザー通信205号:NEWS タンガロイアイテム拡充

    MC用ねじ切り工具『ソリッド・スレッド』

    タンガロイ(本社=福島県いわき市好間工業団地、木下聡社長)は、マシニングセンタ用ねじ切り工具『SolidThread(ソリッド・スレッド)について、航空機産業向けねじ切り工具(MTECSシリーズ:UNJ内径ねじ、MJ内径ねじ)、低抵抗な1山仕様ねじ切り工具(MTECIシリーズ:60度普通刃、ISOメートル内径ねじ)の拡充を行い、販売を開始した。

    航空機産業向けにラインナップ拡大

    今回、特に需要が高くなっている航空機産業向けにラインナップ拡大を行い、広い範囲のピッチ(山数)の適応が可能となった。また1山仕様のねじ切り工具は、切削抵抗を軽減でき切削中のびびり振動を生じやすい加工や、M1X0・25等の小径ねじ加工時の信頼性向上を実現する。
    今回の22形番の拡充により、ソリッド・スレッド全体で合計293形番のシリーズ設定となり、ユーザーの使用目的にあった最適工具を選定できるようになった。
    なお、UNJねじおよびMJねじをマシニングセンタで加工する際のNCプログラム作成は、同社ホームページ上で無料公開しているソフトにて作成可能である。主な特長は次の通り。
    ①MTECSシリーズ(短刃長仕様)=航空機産業向けねじ切り工具の拡充により加工可能な対応ピッチ(山数)を拡大▽UNJ内径ねじ:山数32-13、MJ内径ねじ:ピッチ0・7‐2㎜。
    ②MTECIシリーズ=1山仕様MTECIシリーズの拡充により、加工環境に応じた工具選択の幅を拡大▽60°普通刃内径ねじ:ピッチ0・35-3・0㎜/山数72-8、外径ねじ:ピッチ0・35-2・5㎜/山数72-10、ISOメートル内径ねじ:ピッチ0・25-0・5㎜。

     

     

    焼入れ鋼加工用コーテッドCBN『BXA20』

    また同社は、焼入れ鋼加工で好評を得ているコーテッドCBN『BXA20』インサートを大幅に拡充し、販売を開始した。
    BXA20は、耐欠損性を大幅に改善した専用CBN母材と従来比約2倍の厚さを持つ新多層PVDコーティングの組み合わせにより、耐欠損性と耐摩耗性に優れ、連続加工から断続加工までの安定した長寿命加工が可能である。
    今回、ワイパー刃付きインサート、ウエイビージョイントインサートなど22アイテムを拡充することで、より幅広い焼入れ鋼加工に対応が可能となった。主な特長は次の通り。
    ①BXA20は低・中速領域での耐摩耗性と耐欠損性に優れたCBN材種であり、焼入れ鋼の仕上げ加工から深切込み加工(浸炭層除去加工)までの幅広い領域の連続加工および断続加工に適する。
    ②強力なろう付けを特長とするウエイビージョイントインサートを大幅に拡充することにより、深切込み・高送り加工に対応できる。

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