ブログ

  • ユーザー通信205号 10面抜粋:ダイジェット工業 × INTERMOLD2019/東京

    『ダイジェット工業 × INTERMOLD2019/東京』

    新たにソリッドエンドミルシリーズをラインナップ

    高硬度材の高能率・高精度加工に最適!

    ダイジェット工業(本社=大阪市平野区加美東、生悦住歩社長)はINTERMOLD2019に、難削材・高硬度材加工の高能率・高精度・長寿命化に貢献する最新切削工具を出展し、ユーザーの生産性向上につながる加工方法を、加工実例を交え提案する。

    また耐摩耗用工具では、レアメタルレスの複合新材料『サーメタル』製品を展示する。

    そんななか、高硬度材の高能率・高精度加工に最適なソリッドエンドミルシリーズが新たにラインナップされた。

     

    刃長1D・スーパーショートタイプの2枚刃ソリッドボールエンドミル『ハード1(ワン)ボールSFSB形』は、ボール切れ刃のR精度は±5μm、かつボールR切れ刃と外周切れ刃のシームレス化により、良好な仕上げ面と加工時のチッピングを抑制し、焼きばめホルダやハイドロツーリングに適応可能なシャンク精度を有する。

    さらに、刃立ち性に優れる超微粒子超硬合金と、ナノ多層膜で構成された新コーティング被膜「DH1」を組み合わせた新コーティング材種「DH110」を採用し、高硬度材の長時間・高精度加工を実現する。サイズ展開は、工具経Φ1~Φ12㎜。

     

     

     

    70HRC高硬度材の加工が可能な多刃スクエアエンドミル『ワンカット70 SEHH形』は、新コーティング被膜DH1を採用しリニューアル。高硬度材加工における加工寿命2倍(他社品比)を達成し、さらなる性能向上を実現する。

    心厚剛性のある本体設計により、工具の倒れを最小限に抑え、焼入れ鋼など高硬度材の高速・高能率加工を実現し、独自の切れ刃形状の採用により、切削抵抗を低減し、中仕上げから仕上げ加工までの高精度加工が可能。

    加えて、高硬度材の切削加工で長時間・高精度加工を実現するコーティング材種のDH110を採用。新コーティング被膜のDH1はナノ多層膜で構成され、耐高温酸化性・耐衝撃性・被膜靭性および密着性に優れる。サイズ展開は、Φ2~Φ20㎜でコーナR付きタイプも揃える。

     

     

    「高硬度材攻略」ワークショップを開講

    なお、4月19日(金)・11時~12時には第4セミナー会場にて、同社技術部 技術室 切削工具開発課の早水拓也氏による「高硬度材 ヲ 攻略 セヨ!」と題したテクニカル・ワークショップを開講する。

    近年、製品の軽量化、複雑形状化および高強度化に伴い、金型材料はより高硬度材を使用する実例が増加するなか、工具の寿命低下(=工具費の増大)、加工条件の低下(=加工効率の低下)および加工精度の向上が、高硬度材の切削加工における課題であることから、高硬度材への最新切削工具を用いた加工事例を交え、高能率、高精度、高加工寿命への攻略法を紹介する。

  • ユーザー通信205号 4面抜粋:『Grinding Technology Japan 2019』の備忘録

    『Grinding Technology Japan 2019』の備忘録―

    ベタですが・・・

    「みんな笑顔」の展示会だった3日間

    日本初の本格的研削加工専門展に5千人来場

     

    日本では初となった本格的な研削加工の専門見本市『Grinding Technology Japan 2019』が3月18~20日、幕張メッセ(千葉市美浜区)のホール1で開催された。

    会場には、日本を代表する研削盤、工具研削盤、砥石、各種周辺機器の各メーカーが顔を揃え、海外からも高い人気を誇る工具研削盤、砥石、周辺機器各メーカーが多数出展するなか、3日間ともに好天に恵まれ、4988人が来場した。

    特長は来場者の「滞在時間の長さ」


    この展示会は当初より「課題解決型展示会」と、技能が求められ、課題を抱える研削従事者のための展示会を謳っていた。あたかも、その趣旨を窺い知るかのように、「研削コンシェルジュ」(無料の技術相談会として特設)には、連日、事前のネット予約が殺到したばかりか、当日受付分もほとんど埋まってしまうという大盛況ぶりを見せた。

    ひとりの相談者が1時間居座ることもザラであり、さらに待ち人が列を成すといった、それこそ「占いの館」状態の様相を呈していたが、来場者の「滞在時間の長さ」は研削コンシェルジュのみならず、Grinding Technology Japanそのものの特長ともなった。

    研削加工に携わる人々が、岡山や京都といった西日本各地から日帰りで、この目的だけのために来場する姿も見られたなか、出展者からは、「プロが来る展示会」「ハマる展示会」「6日間くらい続けたい展示会」といったコメントを、ベタな表現にはなるが「みんな笑顔」で語る場になろうとは、良い意味で「想定外」だった。

    研削コンシェルジュのほかにも、手作業でミクロン単位の加工精度をつくり出す「カミワザ」を示した技能五輪出場者による「精密組立」(平面研削、やすり掛けによる手仕上げ、組み立て)や、汎用工具研削盤を使用した各種加工(底刃、外周、溝)の技術指導を公開した「工具研削体験会」、また各種セミナーには、連日立見の見学者が押し寄せるなど、第1回にしてまずは、「課題解決型展示会が実現できた」といえるだろう。

    第2回は2年後、規模拡大し開催が決定

    なお第2回は、2年後の2021年3月2日(火)~4日(木)までの3日間、同じく幕張メッセで、次回はホール4・5に規模を拡大し、開催することが決定した。

  • ユーザー通信205号 5面抜粋:ヤマシタワークス:エアロラップ+ロボットに「2号機」の新展開

    ヤマシタワークス
    ロボットシステムを外付けから内部搭載へ

    エアロラップ+ロボットに「2号機」の新展開
    INTERMOLD2019/東京では動画紹介を予定

    ― 安全性・研磨剤漏れ防止
    ・ロボット稼働域の可変などメリット

    ヤマシタワークス(本社=兵庫県尼崎市西長洲町、山下健治社長)では、自社開発・製造する鏡面仕上げ装置『AERO LAP(エアロラップ)』とロボットシステムによるコラボレーションを、一昨年来深耕してきているが、今年からはもう一段、違った展開に入っている。

    昨年まではあくまで、「外付け」でのロボット仕様(ロボットハンド)により、外にあるワークを、アームでエアロラップ内に入れ、回転させ処理(磨き)し、処理後は外に出し、置く、というのが「一連の流れ」だったが、新たにつくられた2号機では、ロボットがエアロラップのなか自体に組み入れられた。

    「これにより、安全性、研磨剤(MultiCorn)の漏れ防止や、ロボットの可動域・位置の可変ができるといったメリットを得た。このスタイルでのロボット仕様を、今後はPRしていく」と浜田賢治統括部長。

    同社は自動車向け金型の製造・加工を中心に、近年では医薬品用金型の製造、拡販に注力しているが、「この受注をこなしていくための自社設備としても、やはりロボットの力は非常に便利。それは、薬剤用の金型は自動車向けとは違い、数百本単位での同一ロット数が多く量産に向いているので、ロボット化、省人化で効果が出しやすいから」と続ける。

    実際に、このエアロラップのロボットシステム仕様により、「1人分(仕事量)が0・8人分浮いた。つまり従来の1工数が0・2工数で済んでいる」との数字が示されており、「残った0・2工数の人手とは、エアロラップ内部でのパレットの移動、ワーク交換といった作業であり、これが次の課題」と現状を話す。

    なお、INTERMOLD2019/東京では、この実機こそ登場しないものの、動画による紹介を検討中。

  • ユーザー通信205号 2面:OSG × INTERMOLD2019/東京

    続々と「Aブランド」の新製品、バリエーション拡充を展開!

    アディティブ・
    マニュファクチャリング用エンドミル等を披露

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市本野ヶ原、石川則男社長)は、マスタークラスの「Aブランド」新製品やバリエーションの拡大を、次の製品を中心にINTERMOLD2019/東京の会場にて披露する。

     

    ロング刃長を拡充
    超硬防振型エンドミル シリーズ AE‐VMSシリーズ

     

    Aブランドのエンドミル AE‐VMSシリーズに、新たにロング刃長の『AE‐VML』が加わった。

    「新たなミーリングスタンダード」を謳い、ショート形の発売をスタートに、そのラジアスタイプを追加、さらにスタブ形とサイズとバリエーションを拡大してきたAE‐VMSシリーズは、多種多様な被削材・幅広い加工に対応し、高能率加工と、作業時間短縮、コストダウン、加工面の仕上がりにこだわって開発された。主な特長は次のとおり。

    ①潤滑性・耐摩耗性・高温耐酸化性に優れる新「デュアライズコーティング」を施し、複合多層構造がサーマルクラックを抑制する。
    ②切れ味の良いポジ刃形で切削抵抗を低減、高剛性と切りくず排出性を両立した新溝形状により、バリ発生を抑制する。
    ③不等リード・不等分割の採用でびびりを抑制し、安定した高能率加工を実現する。

    そして、JIMTOF2018で紹介され販売を開始したAE‐VMLロング形では、さらに進化し、大きな芯厚により高剛性を実現、高速側面切削を可能にする。

    刃先からシャンクにむけて芯厚が変化するウェブテーパにより、工具剛性を向上させ、加工面の倒れを防止。強ねじれ仕様で、切削抵抗を低減し、安定加工を可能にし、従来の不等分割・不等リードに加えて、マイクロレリーフの採用で、びびり抑制効果をさらに高め、安定した高能率加工を実現する。

    今回のインターモールドでは、ロング刃長チップブレーカ付タイプAE‐VMLを初披露目し、4月下旬発売を予定する。

    強靭な3次元ネガ形状
    アディティブ・マニュファクチャリング用エンドミル

    短納期・低コストを目的に3Dプリンタのように材料を添加する形の工法「アディティブ・マニュファクチャリング」(金属積層造形技術)が製造現場に展開され始め、これらに対応するための深切込みにも耐えうる強靭な3次元ネガ形状を採用した超硬エンドミルを開発し、ボールタイプ『AM‐EBT』とラジアスタイプ『AM‐CRE』の2種を4月下旬に発売を予定している。

    表面に超耐熱性・高じん性のデューロレイコーティングを採用し、超耐熱層と超微細ナノ周期積層構造によって、高い耐熱性と耐摩耗性を有しつつ、優れたじん性を発揮し、高硬度加工においてもチッピングを抑制し、工具の長寿命化を実現する。

    3枚刃油穴付き超硬ドリル
    トリプルレボリューション ADO‐TRSシリーズ

    JIMTOF2018でネーミングとともにお披露目され、今年2月に発売されたAブランドの新製品、3枚刃油穴付き超硬ドリル『トリプルレボリューション ADO‐TRSシリーズ』がINTERMOLDにも登場する。

    3枚刃の油穴付き超硬ドリルで、幅広い被削材で安定した高能率加工を可能にするADO‐TRSシリーズは、高い耐久性でおなじみのEgiAs(イージアス)コーティングを採用し、広いチップポケットで、切りくずをスムースに排出する。

    新開発のRギャッシュ(PAT.P.)を採用し、3枚刃ドリルでも2枚刃に匹敵する低いスラスト抵抗と抜群の切りくず分断性と切りくず形状安定性で、切りくずトラブルの低減を可能にした。

    3Dタイプと5Dタイプの2種類を用意し、軟鋼・低炭素鋼、炭素鋼、合金鋼、鋳鉄、ダグタイル鋳鉄と幅広い材料に対応し、安定した加工を実現するほか、直径・長さ違いの特殊品や、その他アルミニウム合金用の特殊品にも要望に応じて対応する。

    相談コーナー常設、ワークショップ、セミナー内容も充実

    なお、今回のINTERMOLDでは、金型加工で困っているユーザーにさまざまな切り口で提案できるよう、技術者とセールスエンジニアがブースの相談コーナーで、個別相談に応じるほか、4月20日(土)11時~12時に第4セミナー会場(Bホール)にて、「金型革命!」をテーマにワークショップを開く。

    また、4月18日(水)14時30分~15時15分にオープンセミナー第2会場(Bホール)では、「高生産性を実現する最新エンドミルの提案」と題し、アディティブ・マニュファクチャリング用エンドミルとAE‐VMSシリーズおよび新製品のAE‐VMLチップブレーカ付きタイプについてセミナーを行う。

  • ユーザー通信205号 1面:全国の自治体や公的機関等で「第三者承継」支援が加速

    全国の自治体や公的機関等で「第三者承継」支援が加速
    ~奈良県など「あとつぎ不在」による廃業をいかに防ぐか ―

    時代の変わり目なので「奈良」の話をする。

    日本で最も古い歴史を誇る県の奈良だが、関西のなかでも格段に人口減少と企業減少の幅が大きい地域でもある。これからわずか10年の間に、県下全企業の25%が奈良県から失われ、20年間では1/3が「消滅」すると経済産業省が推定している。

    この最大の原因が「あとつぎがいない」「後継者未定」ということだ。多少大きな企業ならM&Aという方向で事業承継も可能だろうが、年商1億円以下のいわゆる「小規模事業者」では、相手を見つけることが現実的にはなかなか難しい。

    日本の全事業者の8割を占める小規模事業者のうち、現時点で78%が「あとつぎがいない」という。関西のおいては、いま、少なくとも240社が後継者となる相手を探しており、奈良県では7社が該当するといったリアルな数字に出くわす機会があった(3月28日時点)。

    昨今、この問題に対する解決策として注目を集めているのが、インターネットを介して後継ぎを公募する「第三者承継」というシステムであり、また、全国各地の金融機関や自治体が、M&A仲介業や各種士業の団体等と連携協定を締結し、「失敗しない、あとつぎ探し」「起業せず、事業を引き継ぐという選択肢」の体制整備、強化に取り組んでいる。

    昨年だけでも、高知県、川崎市および川崎市商工会議所、千葉テレビ放送が本格的に活動を始め、このたび奈良中央信用金庫が、小規模企業向けネットマッチングサービス『Batonz』(バトンズ)との業務提携締結、県内のM&A専門家らとの連携体制の構築を発表した。

    奈良県では昨年6月に「奈良県事業承継ネットワーク」を立ち上げ、行政機関、中小企業支援機関、金融機関や士業団体といったオール奈良で、事業所受け入れを支援していこうという体制ができているが、「第三者承継」となれば、同信金としても単独では提案が難しいということで、まさにこれから「本腰」を入れることになる。

    奈良中央信用金庫の高田知彦理事長は、「今回の提携もM&A業務も、我々にとっては、単に手数料収入を増強させる目的は、まったく二の次であり、地域の大事な取引先が廃業の方向に向かわないように、それに伴って地域の雇用が減少しないように、より広い助成に、ぜひ有効に活かしていきたい」と述べている。

  • ユーザー通信205号抜粋:OSG 株主総会で「強み」を強調 国内営業施策では搭載ビジネスを強化へ

    OSG 株主総会で「強み」を強調

    国内営業施策では搭載ビジネスを強化へ

    オーエスジー(本社=愛知県豊川市本野ヶ原)は2月16日、オーエスジーアカデミー グローバルテクノロジーセンターを会場に、第106回定時株主総会を開いた。


    議長を務める石川則男社長は総会に先立ち、切削工具の需要が極めて旺盛な状況だった2018年について、「創業80周年の記念すべき1年を過去最高の業績(連結売上高1,313億6,800万円、営業利益225億2千万円)で終えることができた」としながらも、「一部の製品供給が追い付かず、多くのお客様にご迷惑をかけた」等、この1年間を振りかえりながら、各議案の審議、決議へと移った。

    また、総会後の株主懇談会で石川社長は「高付加価値製品の需要は続く」と題し成長戦略を説明し「強みは現地生産」と強調、また大沢伸朗専務は国内市況報告を行った。

    帰国前は欧州担当だった大沢専務は、「海外進出が続く日本の製造業」のイメージで外から眺めていたが、実際に国内を担当してみれば、縮小傾向は否めないながらも、「タップでのトップシェアを中心に、持っている強みを活かせば、まだまだ伸長できる余地は十二分にあるとの考えで、帰国後5年間取り組んできた」という。

    そのうえで、2019年度の営業施策のうち、『A-TAP』出荷本数の累計500万本超を元に「Aブランド戦略のさらなる浸透、グローバルに標準品拡大」と機械メーカー、機械商社とのコラボ深耕による「搭載ビジネスの強化」を強調した。

  • ユーザー通信205号抜粋:サンドビック「コロマント会総会」で新体制・組織を披露

    サンドビック「コロマント会総会」で新体制・組織を披露
    「デジタルマニュファクチャリング」を推進


    サンドビック コロマントカンパニー(本社=名古屋市名東区上社)は2月、主力販売店で構成するコロマント会の平成31年総会を各地で開催した。

    今年1月からの新体制のもと、新たにカンパニーバイスプレジデントに就任した山本雅広専務執行役員が登壇し、自己紹介とともに「日本市場でのさらなる成長のため、知恵の限りを尽くす」旨あいさつ。山本氏は西日本営業統括本部長も兼任し、東日本営業統括本部長代理には武井篤史氏が就いた。

    続けてメーカー報告に移り、コロマントカンパニー(日本)の2018年度の業績は、09年を100とする指標では180と前年(17年)を上回り、リーマンショック以降の最高を更新。概要については、機械搭載案件の10%以上の伸長、流通ビジネスの好調が継続、コロマントアカデミーの再開をプラス要因として挙げ、逆にマイナス要素としては、中四国地区の自然災害の影響やエネルギーおよび造船産業の需要停滞を挙げた。

    そのうえで、2019年度の取り組みでは、高付加価値製品の開発として、3Dプリンターで作成された世界初のチタン合金製ミリングカッター『軽量型CoroMill ®390』の発売(3月)や、コネクティッドソリューション・プラットフォーム『CoroPlus』、センサー内蔵防振工具『Silent Tools™ Plus』といったデジタル戦略(マニュファクチャリング)については、技術開発部の河田洋一部長の講演も交え、注力する姿勢を示した。

     

  • ユーザー通信205号抜粋:全機工連関西ブロック会議 「働き方改革」軸に取り組み、工夫を発表

    2月26日、全機工連(全日本機械工具商連合会)の関西ブロック会議が、JR大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪で開かれた。

    今回は、いよいよ4月1日から「働き方改革」関連法が順次施行されることに伴い、働き方改革そのものに加えて、組織関係、人事関連、人材育成、福利厚生に関する各社の取り組みや工夫が発表された。

    その発表に先立ち、古里龍平全機工連関西ブロック長(大機器協=大阪機械器具卸商協同組合副理事長/ジーネット社長)は、「大機器協では約2年前から、組合員それぞれが様々な知識やアイデアを出し合い、共有する会報『工夫のるつぼ』を運営している。今回の会議はその派生とも考え得るテーマとなった」としたうえで、「10月16日に開催が控えている全機工連大阪大会でも、やはり『働き方改革』がテーマのひとつとなっており、組合ではこの分野に関して組合員からの各種アンケートをとりまとめ検証し、報告する準備を進めている」とし、協力と密な情報交換を呼びかけ、あいさつとした。

    併せて各地域の現況報告として、大阪については、「消耗品(工具)、工作機械ともに受注は、昨年の10、11月頃を境に、それ以降は伸びが鈍化していると体感している。明らかに環境が変わっているが、良い見極めの時期」だと述べ、全機工連の一條茂事務局長からの活動報告を挟み、各地から現況報告が、滋賀、広島、高松、はりまMS、福井の順で続き、会議のメインである各社取り組み事例発表へと移った。

    大機器協の西川正一副理事長(西川産業社長)を進行役に、発表した企業とテーマ、主な内容は次のとおり。

    ▽浜正機工(大阪)「グループウェアの導入」→顧客、仕入れ先、社内のホットな情報を独り占めしない。
    ▽カツヤマキカイ(大阪)「『KATSUYAMA‐BLOG』活用」→全従業員からのポジティブな「つぶやき」を共有。
    ▽マシン三洋(大阪)「自己申告制度&個人面談」→自己申告書を元に社長が全社員と個人面談。
    ▽エバオン(大阪)「留学生採用と支援のあゆみ」→26年前から留学生を採用。意識しないでダイバーシティ。
    ▽コノエ(大阪)「子ども向け事業の展開と社内人材の教育」→ねじを使った教育プログラムでワークショップ等実施。
    ▽Cominix(大阪)「営業支援ツールの導入」→名刺管理と営業支援ツールが連動したソフトの採用。
    ▽吉岡幸(福井)「ハタ楽@吉岡幸 業務改善シートによる新しい働き方の実現に向けて」→展示会でお客様に対しても働き方改革を提案。
    ▽松岡商事(はりま)「福利厚生とコミュニケーションと定着率」→人間関係やコミュニケーションの問題での退職を極力避ける。
    ▽合田商事(高松)「働き方改革とは休み改革」→ぐったり休む休日から、バリバリ遊ぶ休日へ(※書面発表)。

  • ユーザー通信205号抜粋:三井精機工業「MTF」の来場者総勢2,800人超発表

    大阪でホンダジェット用エンジン開発講演が実現

     

    三井精機工業(本社=埼玉県比企郡川島町、奥田哲司社長)のプライベートショー「MTF」が、2月26~27日の大阪会場=鶴見緑地 ハナミズキホール(※写真)をもって閉幕し、埼玉・大宮、名古屋と合わせ3会場の総来場者数は2,800人超となった。

    工作機械は名古屋と大阪では5軸MC『Vertex55XⅢ』とジグ研削盤『J350G』の実機を展示。

    また昨年のMTF本社工場での開催が好評だった、ホンダテクニカルカレッジ関東の森岡武氏(元・本田技術研究所)による「ホンダジェット用小型ジェットエンジン開発の軌跡」と題した特別講演が大阪会場でも実現。

    三井精機がGEと協業する「BlueArc(ブルーアーク/電食金属除去法)に期待」とふれるシーンも見られた。

  • ユーザー通信205号抜粋:OKK 中部・西日本プライベートショーに600人超来場

    デモ加工が「高速系推し」の展開に


    OKK(本社=兵庫県伊丹市北伊丹、宮島義嗣社長)は2月21~22日、本社・猪名川製造所にて「中部・西日本プライベートショー」を開催し、立形MCの新製品『VB53α』など5機種を展示するなか、2日間で600人超が来場した。

    今回のおもしろさはデモ加工にあり、5軸MC『VC-X500』では、パンチタップによるヘリカルねじ加工の新技術(M6 2d 加工時間 驚異の0.85秒)、アルミニウム合金加工用高能率カッタ(Φ100 18枚刃)での高速高能率加工の実現といった、どちらかといえば、従来の「重切削推し」から、「高速系」を推したデモ加工が見られたほか、切削熱をキーワードにしたCERAMICエンドミルによる難削材の易削化など、多彩な展開を見せた。

PAGE TOP